【TAO】なぜあの本が話題になったのか?

 

こんにち和。西野です。

最近、自分の周りの人たちの話を聞いていると、
多くの人が、重要な『転換点』に差し掛かっています。

人によって、その行動というのは
些細なことかもしれません。

が、本人にとっては、
とても大きな大きな決断だったりします。

みんな、物質的なものばかりに
目がいってしまいがちです。

しかし、物質的には小さな行いでも、
それは霊的(精神的)には非常に大きな行いなのです。

分かりやすいのが、

「ちょっとした罪悪感」

です。

例えば何かポイ捨てをした時というのも、
本人はヤンチャぶってやっているのでしょうが、
心の奥深くの無意識では罪悪感を感じています。

その魂の叫びを無視して、無理やり、
今までの記憶や体験、学だけで頑張ろうとするから、
そこにズレが生じて上手く流れに乗れないんですけど。

とにかく、ほんの小さな行いでも、
霊的(精神的)には非常に大きな影響を受けるのです。

だから、行動自体はなんてことなくても、
今、僕の周りの人たちは、

「人生に置ける大きな転換点」

に差し掛かっています。

しかもそれは、その後の一生に
ずーっと影響を与えるであろう決断ばかりです。

ある人はビジネスネームから
本名で活動していこう!と決断した人もいるし、

(ネット業界でも有名な人もそうでしたね。)

ある人は諦めようとしていた道を、
真剣に向き合って最後まで取り組む決断をしました。

また今年いっぱいで仕事を辞める人たち数人もいます。

揃いも揃ってみなさん「今の時期」なんですよ。

(もちろん、多少の遅い早いはありますけれど、
人類的な時の流れで見たら数ヶ月なんてミリ単位のズレです。)

とにかく僕が感じるのは、

「あぁ、なんか世の中の全体的にそういう“転換点”の時期なのかな」

ということ。

正直に言うと、頭では色々と
理由なんて出てくるのですけれど、

じゃあ、なぜ僕が突然、頭を丸めたのか、
本当のところは理解できていません。

きっと、何かの覚悟の現れだと思います。

ただ、頭を丸めたことで、今後の人生にとって
非常に大きな影響を与えたことは確かです。

霊的には非常に大きな行いでした。

とにかく今の世の中ではそういった、
それぞれの人たちの中で、

「今後の方向性を決める」

という時期なのだと思います。

もちろん、人によっては、
仕事を辞めたところでまだ自分のビジネスが
形になっていない、という人もいるでしょう。

ですが、問題はそこではなく、

「勇気を持って決断ができるか」

が今の時期にとって、
僕らにとって大切なことなのだと思います。

なので、もしこの全体的な時期に
自分がモヤモヤしている分野において
決断ができない人は流れに乗れないでしょうし。

だからこそ、今こそこの時期に、
自分のその後の人生全体としての方向性を
向き合って決断した方がいいのです。

とはいえ、

例えば今までずーっと勤めてきた
仕事を辞めるというのは、それはそれは
とても怖いことだと思います。

その気持ち、凄くわかるんですよ。

「決断する」というのは、文字通り“決めて断つ”です。

何かを手放すことで、
何かを新たに得るということ。

今までの自分を手放して、
新しい自分として生きていくということ。

それはもう怖いはずです。

僕自身、血反吐を吐きながら、
ほぼ休みなく青春時代のほぼ全てを
注ぎ込んできた風俗を辞めるときは辛かったです。

だって、今までの泥臭い努力によって
ある程度のポジションを築けたのに、それが全て水の泡になる。

自分が自分ではなくなる気がする。

今の肩書きやポジションがなくなったら、
誰にも相手にされなくなるんじゃないか。

「本当に、今までの全てを投げ捨てでも良いのか?」

非常に苦しい葛藤を抱えていました。

だから、仕事を辞める決断をした人も、
今はまだ本当にブルブル怖いかもしれません。

ですが、そういう大きな決断やターニングポイントを
何度も経験してきたから僕だからこそ言えることがあります。

それは、

「死ぬこと以外かすり傷」

です。

そう、ここ最近、世の中で話題になった
あの本のタイトルでもあります。

これって、今の世の中の人たちの
『決断』というテーマにとって、
どストライクのメッセージなのでしょう。

だからこそ、世間を騒がせた。

でも本当におっしゃる通りで、
確かにその渦中というのは視野が狭いので、
それはもう人生の最後かってくらい悩み苦しみます。

が、そういう出来事というのも、
後になって振り返ってみたらなんてことない。

きっとあなた自身も、
そういう経験を何度もしてきたでしょうね。

「あれ?思っていたほどじゃないじゃん」
「べつに何てことなかったじゃん」

とね。

そう、案外、飛び出してみたら、
べつに恐れていたことなんてほとんど起こらず、
むしろ何とかやっていけちゃうんですよね。

僕は若い頃、
凄く心に響いていた言葉があります。

今でも記憶に焼き付いているのですから、
それは強烈なインパクトだったのでしょう。

それは、

「まぁ、何とかなるっしょ」

です。

この言葉は、良い面と悪い面、
両方のエネルギーを持っています。

が、少なくとも僕は、
この言葉によって何度も何度も
救われてきたのは間違いありません。

本当に、何とかなるんですよ。

だから、変にビクビク怖がるんじゃなくて、
そういう時ほど、全てを神様に任せてみて欲しいのです。

こういう話をすると、
すぐにスピ系!とか煙たがられるんですけど。

でも、それによって人生が上向くんなら万々歳でしょう。

とにかく、そういう時ほど、
色々な不安、恐怖、心配、執着の一切を
手放してみて欲しいのです。

例えば、昨日はアドバンスクラブで
チャットをしているときに、

「今までずーっとやってきたことを
完全に手放すのは正直、怖いです」

というコメントがありました。

まさにその通り、怖いですよね。

でも、本人もお気付きの通り、
そういう執着が、恐怖が、意識が、
自分の人生の可能性を狭めてしまいます。

だからこそ、こういう時ほど、

「結果は全て神様にお任せします」

という意味を込めて、
(僕なりに言うと、)

「神のまにまに」
「惟神(かむながら)」
「惟神霊幸倍坐世(かむながらたまちはへませ)」

などのような言葉を口に出して、
「言霊」として唱えてみて欲しいんです。

そうして、自分の恐れや執着というのを
もう全て手放して神様にお任せしてみて欲しいのです。

そして、もしまた少し経って、
不安や恐怖などの執着が出てきたとしても、

「あぁ、まだ自分の中に執着があるんだなぁ〜」

とフラットに、ニュートラルに
受け入れてみて欲しいのです。

そしてまた、

「全て神様にお任せします」

と言霊を発する。

これをしているだけで、間違いなく、
あなたの人生の可能性は大きく広がっていきます。

そう、全ては自分が自分を苦しめ、
自分が自分の可能性を狭めているのです。

だからこそ、それらの執着を手放し、
結果は全て神様にお任せする。

ということをすると、
例えば全く新しい出会いに恵まれたり、
自分が本当にやりたい、進みたい、

「生涯を通してこれに打ち込みたい!」

と思えるものに出会えます。

もしくは向こうから訪れてきたりします。

もちろん、人によっては、
今までのジャンルに近いところで見つかるかもしれません。

当然、全く関係のないように見える
業界のところで見つかるかもしれません。

が、そんなことは誰にも分からないので、
あとはもう全て神様にお任せすればいいのです。

みんな、神様の認識って間違っているのですが、
神様は自分自身であり、自分の中に生きているのですよ。

外にいるんじゃないんですよ。

この宇宙一切は自分の中にこそあるんですよ。

だから、その自分の中にいる大いなる神様に、
結果を任せてしまえばいいんです。

僕の好きな言葉に、
こんなものもあります。

『人事を尽くして天命を待つ』

本当に、本質を付いている言葉だなと思います。

もう、人生で最も大切なエネルギー(要素)が、
この一文に詰まっているとさえ思えてきます。

とにかく大事なのは、

今、自分に与えられている役割、
今、自分にできること、
今、目の前にいる人たち、

それらに最善を尽くして、
後の結果は天(神)に委ねる。

これを地で行く人は、
間違いなく人生大成功でしょうね。

まぁ口で言うほど簡単ではないから、
みんな苦労するんですけれどね。

僕もまだまだですが、
少しずつ本質が掴めてきています。

ということで、
最後にまとめましょう。

まず、

・今の世の中のテーマ(流れ)の1つに『決断』がある
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ということ。

この「テーマ」というものは幾十にもなって
折り重なっているのですが、
その中の大きな1つのテーマとして『決断』があります。

だから、もしあなたの心の中で、
何かモヤモヤがするものがあったりしたら、

今までのように目を背けるのではなく、
ちゃんとその気持ちに真剣に向き合い、

『これで行く!』

という決断をしましょう。

そのためにも、

・恐怖や執着を手放す
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ことが肝心要。

どうしても怖いと思いますが、
大丈夫なんです。何とかなるんです。

普通に生きていけるんです。

むしろ、色んな思い込みを手放したら、
今までよりも遥かに人生が開運します。

そして最後、

・人事を尽くして天命を待つ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ということ。

とにかく、何をしていいのか分からない、
迷ってしまうようであれば、

今あなたが出来ること、
今あなたが与えられている役割、
今あなたの目の前にいる人たち

に最善を尽くしましょう。

そして結果は全て、

・神のまにまに
〜〜〜〜〜〜〜

です。

大丈夫です。

途中、どんなに苦しみ悩んだとしても、
必ず最後は上手くいくのですから。

この僕が、無責任に保証します。

安心してください。

それも全て、神様にお任せして。

それでは今日はこの辺で。

 

成り行きは 人の知恵では半歩先
大道知るは天のみぞ

小さき頭じゃあ小さき世界
大神の御心思えば先は晴れ
心のフジは晴れ渡る

悲しきも苦しきことも善のうち
全はお霊止(ひと)の玉磨き

いつも守られ助けられ
陰ながら その身守りしご先祖の
尊き心 知りたもう 

 

では、今日もありがとうございました。

何かあなたの人生のヒントになれば幸いです。

弥栄!

西野ゆきひろ

 

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