【TAO】不思議な共同生活の始まり…

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こんにち和、西野です。

いやぁ、昨日は驚きました。

というのも、最近は取り組んでいるものも色々とあって、
かつ予定も埋まっていたのですが、
昨日は久しぶりに一日、何も予定がないという日でした。

なので、目覚まし時計をかけずに寝たところ、
午後の14時に目を覚ましてしまいました。

久しぶりに、こんな時間まで寝てしまった…。

(以前はそれがデフォルトでした。。)

時計を見た瞬間、

「あぁ、やってしまったよ・・・」

と思いました。

ですが、そう思ったのもつかの間、

「よし!なら今日は徹底掃除や!」

ということで、すぐさま起き上がって、
普段は手の届かない場所まで手を伸ばし、
床も全部、汗だくになりながら雑巾がけしました。

そういえば、少し前から、
バルコニーから部屋の中へ

「小さなクモのような赤い虫」

が入り込んでくるようになりました。

最初は、

「なに!?気持ちわるっ!!」

と思ってビックリしたのですが、
どうやら”赤ダニ”と言うそうで、
この時期になるとコンクリートに増えるのだとか。

確かに、今の部屋のバルコニーは広くて、
いわゆる「学校の屋上」のようなコンクリになっています。

そこから赤ダニが、
どんどん入ってきていたのです!

といっても、赤ダニ(通称”赤チャン”)が
入ってくるのは、バルコニーの窓際だけで、
あまり部屋の深くには入ってきません。

「う〜む、これはどうしたものか…」

と少し調べてみると、
人間への害はないらしく、肌に触れていても
人の肌に対しての毒性はないとのこと。

また、梅雨の時期になると、
勝手に消息を断つのだとか。

「そうか!だったら、殺さなくてもいい!」

と嬉しくなって、その日から、
ぼくと赤チャンの共同生活が始まりました。

今のぼくは虫一匹の命も、
自分都合で殺したくありません。

大のために小を殺すことは仕方がない。

その価値観こそが、
これまでを争いの世にしてきたと思います。

だからこそ、ぼくは自分の都合で
なるべく虫一匹の命も殺さないように気をつけています。

あくまで、虫も神様に許されし存在だからこそ、
そこにそうして存在するのであって、

どんな理由であれ、命を自分の都合で殺す、
なんてあってはならない。

(ぼくは昔、宿った命を殺めてしまいました。)

だからこそ、この赤チャンを
殺さないようにしていました。

だって、いくらぼくが家賃を払って
そこを自分の家として住まわせてもらったところで、
この地球上は全て神様の御体。

そこに「人間のもの」なんて存在しない。

ですから、赤チャンにだって
そこで生きる権利がある!

なんて、意味の分からない信念で、
掃除をするときも、殺さないようにしてきました。

「お〜い、殺したくないから、出て行っておくれ〜」

なんて話しかけながら。

ですが、昨日また掃除をしていると、
2日前よりも圧倒的に数が減っていました。

あれ、もうじき梅雨の時期なのかな?

なんて思いながらも、
徹底的に部屋の掃除をしていました。

布団も干して、洗濯もして。

そうして数時間、
やっと全部の掃除が終わった頃には
もう夕日が赤くなり始めたところでした。

ありがたいことに、バルコニーからは
朝日も夕日も遮るものなく綺麗に見えます(そこで即決しました)。

日が沈んでいくのを
永遠と眺めていることができます。

そんな、雲の落書きを背景に
赤く燃える夕日を眺めながら、
ご褒美に氷でキンキンに冷やした変若水をグビッと一口。

「あぁ、汗かいて掃除した後の水ほど
美味しいものはないなぁ」

と、たった一杯のお水に感動しました。

あぁ、ありがたい、ありがたい。

昨日、昼過ぎに起きてしまったときには、

「あぁ、やってしまった」

という非常に強い罪の意識がありました。

ですが、そんなノイズも何処へやら、
とっても清々しい気持ちで満たされました。

そうして、うちからバスで10分ほどのところにある、
無農薬・無添加の料理屋さんに行こうと
バス停に行ってみると、

・おばあちゃん(らしき人)
・パパ(らしき人)
・孫の小学5年生(らしき女の子)

が先に並んでいました。

そうして少しすると、
airpodsで音楽を聞いているはずなのに、
おばあちゃんの声が耳に飛び込んできました。

「**チャン、いやぁ本当に一家に一台だねぇ。
頼りになるし、気が利くし。ありがとうねぇ。」

ニッコニコしながら話す
おばあちゃんの声が突然飛び込んできたのです。

「あぁ、なんて素晴らしいおばあちゃんなんだ…」

と思ったと同時に、

「え、でも”一家に一台”って、ドユコト!?
他に良い言葉なかった!?」

なんて内心ツッコミながらも、
孫の女の子に目を向けました。

すると、女の子もニコニコ嬉しそうに
目を輝かせて、ジェットコースターのセーフティのように
パパの両腕を掴みながら、ウネウネしていました。笑

か・・可愛ユス…。

その瞬間、なんだかいきなり
泣きそうになってしまいました。

いやなぜか、勘違いと言えばそこまでですが、
ぼくが神様から言っていただいたように思えたからです。

すると、脳内ではまたリピート。

「頼りになるし、気が利くし。ありがとうねぇ。」

なんだか、嬉しくなって
泣きそうになってしまったのです。

今までぼくは散々、
メグリ(カルマ)を積んできてしまったので、

やはり「罪の意識」が、
人よりも強いのかもしれません。

ちゃんと謝罪せずに来たから、
きっと無意識にそれが溜まっています。

だからこそ、

「こんな自分が幸せになってはいけない」

などと幸せ恐怖症になってしまったり、
心地よい気持ちになっていると
すぐに謎の焦りや不安が湧いてきたり。

「本当に、大丈夫か?」と。

とは言え、最近は本当に、
そういった罪の意識も癒えてきました。

なので、ここ最近は特に、
今までの人生で一番、心が穏やかになりました。

前なんて、常に警察の尾行に警戒して、
四六時中、ビクビクして生きてきたので。。

罪を犯して逃げてしまった時も、
それこそ気が狂ったようにビクビクしていました。

いつ警察が逮捕しに来るか・・・。

ですが、やっとそんな生き方を卒業して、
今では本気でみんなの喜びのために
活動することが出来ています。

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そういう罪の意識も、皆様のお陰様で、
心から癒えて穏やかになりました。

本当に、ありがとうございます。

今では、沢山の人たちが、
ぼくを応援してくださっている。

頼りにしてくださっている。

これからは、さらなる喜びへと向かって、
みんなの光の種になれるよう努めて参ります。

何卒、これからもよろしくお願いします。

いつも最後までお読みいただき
ありがとうございます。

西野ゆきひろ

曇りなき 小鳥なく声 神の唄なり

 

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