さて、今回は「ブログ記事のキーワード」について。
ブログは、自分でビジネスをしていく人にとって、「ビジネスの中心」と言っても過言ではない存在です。
SEO(検索エンジン最適化)を意識して記事を書いていくことで、より効率的にアクセス(集客)を集めることが出来ます。
しかも広告と違うところは、お金を使わずに継続的に集客をし続けてくれるという所にあります。
これほど魅力的なものはありません。
サーバー代やドメイン代に比べたら、んなもん安いもんですよ。
ただやみくもに自分が書きたいことを寝言のように書いても、アクセスは一向に集まってきません。
もしSEOも何も気にせずブログを更新し続けても、3年後くらいにアクセスが集まり始めるかもしれません(ちょっと、大げさですが、効率が悪すぎるということです)。
なので、ビジネスで自分のブログを立ち上げ、記事を書いていくのであれば、3ヶ月や半年以内には、アクセスを集め始めたいですよね。
ブログを書き始めてすぐに1日100人とか200人とか集まり始めたら、それこそ書くモチベーションも上がって、より多くのアクセスを集められるようになります。
むやみやたらに記事を書き続けるんじゃなくて、ちゃんとピンポイントで「キーワード」を狙って、記事を書いていきます。
そうすることで、
・2〜3ヶ月でアクセスを集め始めていく
・継続的にリスト集客をしていく
・アフィリエイトに繋げていく
などのことが可能になります。
今回の記事では、無料のものを使って、
「出来るだけ早くアクセスを集めやすいキーワードの見つけ方」
をシェアしていきたいと思います。
1. どんなキーワードに検索需要があるのか?
まず始めに、ブログにアクセスを集めるために、需要のあるキーワードを調べる必要があります。
全く検索されないキーワードでブログを書くくらいなら、家で誰にも見られずにオナニーしてたほうがマシです。
もちろん、キーワードを気にせずに書くことも大切ですが、それはあとからで大丈夫です。
というよりも、
「需要のあるキーワードを自分のフィルターで書く」
ということです。
自分の“フィルター”とは要するに、「あなたなりの目線・口調・視点」という意味です。
そのためには、どんなキーワードが検索されているかを知る必要があります。なのでまずは、キーワードプランナーを使って、どんなキーワードに需要があるのかを調べていきます。
※キーワードプランナーとは、Googleアカウトを作成している人が使える無料ツールです。新しくキーワードプランナーを開設する方法は、以下の記事で画面を共有して詳しく解説していますので、そちらを参考にしてください。
↓
【使用変更後】GoogleAdworsキーワードプランナーを初めて開設する!
1 – 1. キーワードプランナーで語彙(ごい)を増やす
自分が取り組んでいるビジネスの見込み客が、どんなキーワードで検索しているのかを調べていきます。
今回の例で言えば、分かりやすく「料理」としておきます。
では、あなたが「料理」のジャンルでブログを書くとして、プランナーを使って調べていきましょう。
まずは、Googleアドワーズの「キーワードプランナー」を開きます。
そうしたら、
・フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索
という箇所をクリックします。
クリックすると、キーワードを打ち込む窓が出てきます。そこに、自分が調べたいジャンルのキーワードを入力します。今回は「料理」です。
そうしたら、
・候補を取得
をクリックします。
すると、次のような画面が出てきます。
①そのキーワード全体の(だいたいの)月間検索数
②「料理」の月間検索数
③「料理」に関連する他キーワードと月間検索数
これらを見て、検索需要のあるキーワードをピックアップしていきます。
(右下のほうにある「→」マークをクリックすれば、さらに関連キーワードが表示されます。)
このときに、もし出来るだけ早くアクセスを上げたいのであれば、
・100〜1,000
・1,000〜1万
くらいのキーワードから攻めていくと良いでしょう。
なぜなら、「1万〜10万」「10万〜100万」という検索需要数だと、その分、ライバルがごっちゃごちゃに集まっているケースがほとんどだからです。
なので、「10〜100」くらいのキーワードのほうが、早くアクセスを集めやすいのですが、さすがにそこをずっと狙って行ってしまうと、頑張ってもほんのチョットずつしかアクセスが集まらない…という事態に陥ってしまいます。
ですから、ほど良いポイントである、「100〜1,000」「1,000〜1万」くらいのキーワードを狙っていくことで、スピードとボリュームのスウィートスポットを狙ってアクセスを集めていくことが可能になります。
ということで、それくらいの検索需要のあるキーワードをピックアップして、メモ帳かEvernoteに、検索数と共に貼り付けておいてください。
(※Evernoteはこちらの「ビジネスでインターネットを使う人の超7つ道具でご紹介しています。)
とはいえ、必ずしも月間検索数と上位表示の難易度が比例しているわけではありません。
そうではなく、上位表示しやすいかどうかというのは、そのキーワードに「強いライバルが多いか少ないか」で変わってきます。
その「SEO難易度」を調べる方法については、次の2章に譲るとして、さらにこのまま、ブログ記事のキーワードを洗い出していきます。
1 – 2. グッドキーワードで複合キーワードを見つける
先ほどのプランナーでキーワードの候補をピックアップしていったら、今度は「グッドキーワード」を利用して、2語、3語などの複合キーワードを調べていきます。
グッドキーワードを開いたら、先ほどピックアップしたキーワードの中から、調べたいキーワードを入力します。
すると、「料理 レシピ」というキーワードに関して、どんな言葉で3語目が調べられているかがズラっと出てきます。
例えば、
・料理 レシピ 簡単
・料理 レシピ 鶏肉
・料理 レシピ 白
・料理 レシピ 簡単 早い
などなど色んな複合キーワードが出てきます。
それらを見ると、「料理 レシピ」について、ユーザーがどんな気持ちで検索しているか、というのが何となく分かってきますよね。
先ほどの2語よりも、ユーザーが知りたいことを具体的に知ることができます。
そうしたら、調べたページはそのままにして、次に「SEO(上位表示)難易度」を調べていきます。
つまり、「より上位表示させやすいキーワード」を探していく、というわけですね。
2. 上位表示の難易度を調べる方法
どんなキーワードからブログ記事を書いていけば、より早く上位表示させ、アクセスを集め始めることができるのか。
これを調べることで、効率的にブログを育てていけるようになります。
2 – 1. キーワード難易度チェックツール
あくまでもこれは正確なデータではありませんが、参考にしていくことはできます。
それではまずは、「キーワード難易度チェックツール」を開いてください。
そうしたら、検索窓に調べたいキーワードを入力して、「難易度をチェックする」をクリックしてください。
すると以下のように参考となるデータが手に入ります。
SEOの専門的な記事が多いバズ部さんの情報によると、「SEO難易度」は、次のように紹介されています。
1)難易度30:3カ月で10位以内
2)難易度50:6ヶ月〜1年で10位以内
3)難易度99:1年以上かけて10位以内※新しいドメインでブログスタートして毎日、良質なコンテンツを更新するのが前提
もちろん、あくまでもデータは参考なので、確実とは言えません。が、これらのキーワードからブログ記事を書いていくことで、出来るだけ効率的にブログ集客をしていけるようになっていきます。
どのキーワードでヒットし始めるか分かりませんが、その検索ユーザーが満足するような良質なコンテンツを書いていけば、必ずアクセスを集め始めることができます。
今回の場合で言えば、「料理 レシピ 大根」で調べましたが、より早く上位表示させやすいキーワードは「大根 漬物」だと言うことが分かりました。
また同時に、「料理 レシピ 大根」の難易度が82と高いことも分かりました。ということは、このキーワードは、後から攻めていくほうが利口と言えます。
2 – 2. 戦略シートを作る
そうしたら、今まで調べてきたキーワードをまとめて、どんな順番で記事を書いていくかの「戦略シート」を作ります。
そして、キーワードとそれぞれのデータの数値をメモしていき、月間検索数もそれなりにあって、かつ、SEO難易度の低いキーワードからブログ記事を書いていくと、出来るだけ早く新しいブログでアクセスを集めやすくなっていきます。
難易度が高いものは、ブログが育ってから攻めていけばいいので、まずは難易度が低いキーワードから攻めていきます。
そして「料理 レシピ」みたいなビッグキーワードは、アクセスが来ている記事から、内部リンクで動線を作って、その記事にアクセスを流していくと、上位表示させやすくなります。
なのでまず最初は、攻めやすいキーワードからブログ記事を書いていきましょう。
3. ライバルより良質なブログ記事を書く
あとは、先ほど洗い出したキーワードから、順番にブログ記事を書いていきます。
記事を書くときの条件は、以下の2つです。
・検索ユーザーが求めている情報である
・ライバルより良質なコンテンツである
この2つです。
いくらお宝キーワードを発見したからと言っても、それが何の参考にもならない記事だったら、上位に表示されることはありません。
Googleは、「ユーザーに最も適したコンテンツを提供する」という目標があるので、それにふさわしい記事になるよう、心を込めて書いていきます。
そのときに、じゃあ「検索ユーザーはどんな情報を求めているのか?」ということと、「上位表示されているライバルはどんな記事なのか?」を調べていきます。
3 – 1. Yahoo!知恵袋でのリサーチ
まず「検索ユーザーが求めているものは何か?」ということを調べていきます。
これはYahoo!知恵袋で、調べたいキーワードに関する言葉を検索すると、色々な「実際の人間の悩み」を調べることができます。
また、どんな内容がベストアンサーになっているかも分かるので、ブログ記事作成において、おおいに参考になります。
色んな質問があるので、そのキーワードに関する悩みは、どんなものがあるのかを理解し、それぞれを解決できる内容で記事構成を考えると良いでしょう。
3 – 2. ライバルサイトのチェック
Yahoo!知恵袋にて、どんな状況のどんな人たちが、どんなことを知りたいのかを調べてブログ記事の内容を考えていきます。
そうしたら、それぞれのキーワードにおいて、他の上位表示されているライバル記事はどんな内容・情報を伝えているのかをリサーチします。
これは単純に、実際に書きたいキーワードを検索エンジンで調べて、上位表示されているライバルサイトの記事を読んでいきます。
そうすると、どんな内容の記事が、Googleに評価されているのかがある程度わかります。
この、
・検索ユーザーの悩みや問題点
・評価されているサイトの特徴
などをちゃんと把握してから、それらライバル記事を超えるような、良質なブログ記事を書けば、ただ何も考えずに記事を書いていくよりも、断然早くブログにアクセスを集め始めることができます。
まとめ(効率的にブログにアクセスを集める)
今回の記事では、新しくブログを立ち上げて、出来るだけ早く、効率的にアクセスをブログに集め始めるための「キーワード選定」の方法をご紹介しました。
やはり、この記事の中でも少し触れましたが、とにかく「良質な記事を書く」という意識を持っていることが大前提です。
まだまだ、誰もGoogleのSEOに関するアルゴリズムの正解は、完璧に理解できていません。
が、1つ明確になっているのは、「ユーザーが真に求めているコンテンツを上位表示する」ということです。
そう考えると、検索順位を上げていくうえで非常に有用になってくるのが、
・サイト(記事)の滞在時間
・サイト(記事)の直帰率
・ユーザーの回遊率(見るページ数)
などなどです。
これらの数値が良くなればなるほど、「これは良質なコンテンツだ」と判断されて、上位に上げてくれやすくなります。
当然ですが、アクセスして20秒でページを閉じてしまうような記事よりも、7分や10分でもそのページを読み続けてくれるほうが「これは良い記事なのだ」と思いますよね。
当然ですが、そのページだけでブログ(サイト)から離れてしまうより、ブログ内の別ページ(記事)に動くほうが、良い記事だと思いますよね。
当然ですが、1ページだけで帰ってしまうサイトより、2ページ、3ページとたくさんサイト内を回遊してもらったほうが、良いブログだと思いますよね。
それらを実現するためには、やはり「ユーザーが真に求めているコンテンツ(記事)を書く」ということに行き着くわけですね。
そういうのを調べるのが面倒で、今すぐに記事を書いていきたい気持ちは分かります。
ですが、ちゃんと下調べして戦略的に書いていったほうが、はるかに効率的かつ素早くアクセスを集める、つまり集客ができるようになります。
あなたの努力が無駄にならないように。
ちなみに、ブログ記事を書く際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
・タイトルにキーワードを含める
・見出しにもキーワードを散りばめる
・本文の中でキーワードを散りばめる
・関連する記事の内部リンクを貼る
などです。
またその際に、特に重要になってくるのが「キャッチコピー」です。キャッチコピーはブログ記事で言えば「記事タイトル」に当たりますね。
これが魅力的で、思わずクリックしてしまうタイトルじゃないと、一生懸命に書いた記事でも、そもそも読んでもらうことはできません。
キャッチコピー(タイトル)を考えるときのポイントは、こちらの記事を参考にしてください。
⇒ 初心者でも最高のキャッチコピーを作るためのチェックリスト
あなたのブログが成功しますように。
西野ゆきひろ
追伸:
最低限これだけは必ず勉強しておいたほうがいいと思います。
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西野ゆきひろ
この変わった男を知らない人はこちらのプロフィールを参考にしてください。
↓
◆ 変態プロフィール
◆ 被害者の声