こんにち和!
あなたは今、誰かに対して恨みの感情を持っていますか?
人間生きていたら理不尽なこともあって、誰かや何かを恨みたくなるときはありますよね。
でも恨みというものは、感情の中でもかなり強烈なものです。
相当のエネルギーを浪費してしまいます。
他人を恨んでいるエネルギーがあったら、他に有意義なものに使った方がはるかに良いですよね。
そして人に対して恨みの感情を持たないという人は、誰からも慕われて幸せな人生を送れます。
できれば恨みの感情など持ちたくはないですよね。
今回はそんな、「恨み」という感情について考えてみたいと思います。
恨みの感情とは?恨みが起きるメカニズムとは?
そもそも恨みの感情とはどういった意味なのでしょう?
恨み
1: 他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。怨恨(えんこん)。
2: (憾み)他と比べて不満に思われる点。もの足りなく感じること。
3 :残念に思う気持ち。心残り。未練。
4 :悲しみ。嘆き。
出典:デジタル大辞泉
とあります。
恨みという感情は、自分が期待していた通りのことが起きなかったときに湧いてくる感情です。
例えば、恋人に裏切られて恨みを抱くようになったというのは、相手は裏切らないと期待していたのに思い通りにいかなかったからというのが根本の原因です。
詐欺にあってしまい恨んでいるというのであれば、自分が得とするという期待を裏切られたから起きたものです。
会社にリストラされて会社を恨んでいるというのであれば、会社は自分を大事にしてくれるという期待をしていたのにそうではなかったから、というのが根本の原因になります。
相手が自分の思い通りにならなかったときに、人は恨みの感情を持つことになるのです。
恨みの感情はエネルギーの無駄
恨みの感情は相手が自分の思い通りにならないから生まれるものだと説明しました。
感情というものはエネルギー、動くための原動力です。
英語で感情は「Emotion」と言います。
これは、「エネルギー・モーション」(動くためのエネルギー)ということなのです。
恨みや怒りという感情も動くためのエネルギーなので、こういったネガティブな感情を持ったままですと、他に有効な場面で使えなくなってしまいます。
恨みや怒りの感情が湧いてきたときって、なんだか疲れますよね?
これはかなりエネルギーを消費している証拠なのです。
恨みという感情をずっと抱いていると、本当にエネルギーが必要なときに必要な量を残せなくなってしまいます。
ですのでいつまでも他人を恨み続けることはあなたの人生にとって無駄なことなのです。
恨みの感情は発散して解決できる?
恨みの感情を解消するにはどうしたら良いでしょう?
恨みを晴らすだとか復讐するのは絶対にやめてください。
いくら理不尽なことをされたとしても、そのエネルギーを恨みで返してしまっては大きくなってあなたに返ってきます。
恨みのエネルギーが返ってくることほど恐ろしいものはありませんので注意してください。
相手に復讐せずに解消する方法としては、多くの人はスポーツをしたり遊びや買い物をしてストレスを発散するかもしれません。
グチを聞いてもらうとか人に危害を与えずに物に当たる人もいるかもしれません。
しかしそれは一時的に感情を発散してごまかしているだけです。
根本の原因にアプローチしていないため、また同じことの繰り返しですぐに恨みの感情が湧いてきます。
恨みの感情を解消するためには、感情が湧いてしまう大元を断ち切らなければ永遠に解決しないのです。
人への恨みが消えないときの解消法とは?
ではどのようにして恨みの感情を根本から解決すれば良いかと言いますと、それは「期待を手放す」ことです。
期待というのは「未来はこうなっているはず」という予想です。
予想はあくまで予想であって、現実に起きるかは時間が経ってみないとわかりません。
そしてエネルギーは「今」にしかつぎ込むことはできません。
過去と未来にエネルギーを向けるのは、エネルギーの浪費になってしまいます。
過去に起きたことをいくら引きずっていても過去は変えられません。
未来を想像するのは自由ですが、考えているだけでは何も未来は変わりません。
未来は今何をしているかで変わってきます。
それならばあれこれ未来のことを考えるよりも、今できることにエネルギーを集中した方が絶対に良い結果を得られますよね。
未来に対する期待を手放すには、今に集中するようにしてみてください。
そうすれば恨みの感情を持たなくなってきます。
恨みについて:まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
恨みの感情は持っていて良いものではありません。
かなり感情エネルギーを使用してしまうので、あなたの人生に悪影響を及ぼします。
理不尽なことをされて恨んだり怒ったりしたくなることもあるかもしれませんが、そこはあなたが大人になって今できることをするべきなのです。
もしもあなたが幸せな人生を送りたいなら、今回の記事をぜひ参考にして恨みの感情を手放してください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
弥栄!