こんにち和!西野です。
性格を変える方法を知りたい。
ずっとボクが考えてきたことです。
ボク自身、本当に性格が一癖も二癖もあって、短気でカンシャク持ち、すぐに諦める、他人のせいにする、いい加減、何をやっても中途半端、努力できない、真剣になれない、いつも誰かの文句や悪口をブツブツ言っている・・・
ギャングになり、闇社会に属し、酒・女・ドラッグに溺れ、揉め事の毎日…。
本気で性格を変えたい、性格を変える方法を知りたいって思っていました。
性格を変えないと、このままでは絶対に人生は良くならないと確信していました。
だからこそ、ボクは自分の性格を、自分自身を変えるために、ひたすら勉強をしてきました。
その結果、今ではほとんどのキレることもなくなり、このブログもそうですが、一つのことを継続できるようにもなり、周りの人の良いところに目を向けられるようにもなり、ネガティブよりも前向きでポジティブな発言のほうが多くなりました。
だからこそ、昔のボクから考えてみても、人生がまさにポールシフトしたのです。
人生は「性格」で作られていく
一人の人生というものは、まさに「性格」によって作られていきます。
では、この性格とはなんなのか?
コトバンクでは、性格について、以下のように説明されています。
せい‐かく【性格】
1 行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。「ほがらかな性格」「夫婦の性格が合わない」
2 特定の事物にきわだってみられる傾向。「二つの問題は性格が異なる」「趣味的性格の濃い団体」日常的には生れつきの品性という意味に使われている。
characterはギリシア語の彫刻を意味する語に由来する,きわめて多義的な概念であるが,心理学では一般に人間の行動の背景にあって,個人に特徴的な行動様式や考え方などを規定している持続的な態度の系をいう。
パーソナリティや気質という言葉もほとんど同じ意味で用いられるが,パーソナリティと違って性格は知的側面を含まず,動機づけや方向づけに関連する意欲的側面をさす。
また気質と違って必ずしも体質的な関連や生得的な傾向を強調せず,文化的,社会的条件への適応とも関連して,学習によって多少とも後天的な変化があるものとされる。
まぁ、今までロクに勉強なんてしてこなかったボクが読んでも、分かったようでよく分からない。笑
ですが、要するに超分かりやすく言うならば、人に関する性格というのは『その人の”反応の性質”』だと理解してもらったら良いと思います。
例えば、分かりやすく「筋トレ」で言うなら、同じ種目の筋トレに取り組むにしても、几帳面な性格な人は、基本に忠実ですが、大雑把な性格の人は、あまり正しい方法は気にせず、それっぽく取り組みます。
つまり、目の前に同じ出来事(事象)が起こった時に、どんな反応(選択・行動パターン)をするのか?が性格というものです。
ですから、昔のボクのように短気でカンシャク持ちという性格の人は、少しでも自分にとって都合の悪いことがあれば、キレて不機嫌な態度を取ります。
一方で、大らかな性格の人は、自分に都合の悪いことがあっても「まぁ、そういうもんだよねぇ」と穏やかな態度のままです。
性格とは「反応の傾向」
このように、性格というのは、その人の反応の違いということです。
同じ体験や出来事を目の前にした時に、どう反応するのか、どう捉えるのか、というのが性格によって決まるということ。
だからこそ、人生というものは反応の連続なのですから、性格によって人生が作られていると言えるのです。
ですが、ここで注目していただきたいのです。
「性格とは反応の仕方(傾向)である」ということは、反応の仕方を変えたら、性格は自由に変えることができるということ。
そう、性格とは後からいくらでも変えることができるのです。
それがまさに、「反応の仕方を変える」ということ。
この反応というのは、ある意味、自分の今まで積み重ねてきたクセなのです。
例えば、鼻水が垂れてきたときに、袖で拭くのか、それともティッシュで拭くのか。
この時に、袖で拭くようなクセを持っている人は「不潔」とか「大雑把」な性格と言われますが、ティッシュで拭いたら「丁寧」とか「常識的」「真面目」な性格と言われます。
つまり、反応の仕方こそが性格であり、性格を変えたいなら「反応を変えること」なのです。
性格はどのように形成されるのか?
では、実際に一人の人間の性格は、どのように形成されるのでしょうか?
性格の形成は、生まれつき持っている『先天性の性格』によるものと、生まれてからの環境、経験、記憶、外的要因による『後天性の性格』によるものと、大きく2つの種類に分けられます。
また、さらに心理学的な性格の形成要因を細かくみていくと、以下のようになります。
|
つまり、
1×2×3×4×5×6×7×8=本人の性格
となります。
例えば、全く同じ人間だったとしても、生まれた時代によっては性格は大きく変わります。
それこそ、もしボクが今の状態で戦国時代に生まれていたとしたら、まるで違う性格になっていたでしょうね。
そして、この中で最も本人の性格形成に強く影響を与えているものがあります。
それが、
|
です。
「えぇ…西野さん、過去生とかホントに信じちゃってるんですか…?」
と思われるかもしれません。
もちろん、ボクも闇社会で生きていた時代には、まるで信じてはいませんでしたよ。
しかし、今ならハッキリと「魂は常に生まれ変わっている」と確信しています。
そもそも、見える世界だけが存在するなんて思っている自体、私は無知ですと叫んでいるようなものです。
見える世界と見えない世界、肉体と魂というのは、紙でいう表と裏、つまり表裏一体なのです。
そして、ボクたちの存在の本質は、まさに「魂」で、今の肉体というのは、この時代で修行(学び・成長)するための借り物なのです。
ですから、見えない世界の代表格でもある、今のあなたの性格というのは主に、今までずーっと何百年、何千年、何万年という長い年月をかけて生まれ変わり死に変わり、魂に蓄積されてきたものによって形成されているのです。
その魂こそが、あなたという存在の本質であって、そこに今の肉体を形成するDNAによる影響、そして今生であなたが生まれてから今の今まで経験してきたことや、それをどう捉えてきたかという記憶が混ざることで、あなたの性格が形成されているのです。
環境や役割によっても性格は変わる
そして重要なのは、人の性格というものは、身を置く環境や周りの人間関係、与えられている役割(ポジション)によって、いくらでも変わるということ。
以前、この「【危険】セルフイメージを高める落とし穴|潜在意識の書き換える際の注意点」という記事でも詳しくご紹介したスタンフォード監獄実験からでも分かる通り、例えば警察官という役を演じるようにと役割を与えられただけで、性格がどんどんきつくなっていきます。
あるいは、囚人役を演じるようにと役割を与えられただけで、逆にネガティブで本当に自分が罪を犯した人間なのだと思い込んでしまったり。
このように、人の性格というのは、そのときに身を置く環境や与えられている役割(役職・ポジション)によって大きく変わってくるということ。
だからこそ、もしあなたが性格を変えたいと思われるなら、
- 思い切って今いる環境を変える
- 今付き合っている人間関係を変える
というのは、性格を変える上で非常に効果的です。
今すぐ簡単に性格を変える5つの方法
先ほどご説明した通り、環境や付き合う人を変えることは、自分の性格を大きく変える上で特に効果的なものです。
しかし、性格を変える方法は、他にもいろんなアプローチや方法論があります。
今回は、性格を変える方法の中でも、特に素早く簡単に取り組める5つの方法をご紹介します。
性格を変える方法1.
発する言葉を変える
特に言葉はその人の性格に強く影響を与えていくものです。
それこそ、おとなしい人でもワザと悪い口調で話すようにしているだけで、実際にその人の性格も荒々しくなっていくことが既に実験でも判明しています。
逆に、いつも「ありがとうございます」と感謝している言葉を発していると、どんどん穏やかになっていきます。
だからこそ、普段から自分がどんな言葉遣いをしているのか?どんな言葉を発しているのか?
これは性格を変える上で非常に重要なのです。
そこで、毎朝毎晩に繰り返し唱えると良い言葉をご紹介しておきます。
ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
出会いに感謝します。出会いに感謝します。出会いに感謝します。
嬉しいです。嬉しいです。嬉しいです。
楽しいです。楽しいです。楽しいです。
全てを愛しています。全てを愛しています。全てを愛しています。
この言葉を毎日、朝晩に繰り返し唱えるだけで、1ヶ月も続けたら確実に性格も変わっていきますので、ぜひ試してみてください。
性格を変える方法2.
所作を変える
言葉と同じように、普段からの所作(仕草や行動)も、自分の性格に影響を与えているという事実があります。
それこそ、普段から「ドタン・バタン・ガシャン」などと大きな物音を立てるように生活していると、それだけで荒々しい性格になっていきます。
しかし、逆に一挙手一投足、全ての所作を意識的に、できる限り物音を立てず静かに丁寧に行うようにしていくだけで、静かで穏やかな性格になっていくのです。
これは「日常禅」と言って、他のことは考えず、只今、目の前のことだけを意識して、丁寧に気持ちを込めて行う。
そうすることで、どんどん性格も変わり、人間性も大きく向上していくようになります。
性格を変える方法3.
役割意識を持つ
先ほどもお伝えした通り、与えられている役割というものは、人の性格形成に大きな影響を与えています。
それを利用して、自分の中で「私は日本全体を良くするために生まれてきたんだ」という役割意識を持てるようになると、自然と性格も変わっていきます。
まさにボク自身が、この高い高い役割意識(自覚)を持つことによって、怠け者だった自分の性格を大きく変えることができました。
それこそ、信じられないほど勉強するようにもなりましたし、小さなことすらも気にしなくなり、もっと大きな視点で物事を捉えられるようにもなりました。
そして、この役割意識は、誰かに頼まれたり許可を取る必要もなく、自分の中で高い役割意識を持つだけでも性格を変えることができますので、本当におすすめです。
これは性格を変えるだけでなく、それこそ出会う人の種類も変わっていき、自然と社会的に高い責任を持つ人たちとの出会いが増えていくようになります。
性格を変える方法4.
カラダを緩める
実は、カラダの使い方や姿勢など、肉体的なクセというのも、その人の性格形成に多大な影響を与えています。
それこそ、普段から力んでしまうクセを持っている人は、警戒心も強く、緊張しいで、常に不安を抱えてしまいます。
どうしても、頑固になったり、他人の意見を受け入れる柔軟性を失ってしまいます。
また、思考も固まってしまい、現状を大きく打開するアイデアや閃きが降りてこなかったりします。
しかし、カラダが完全に緩みきっていて、リラックスできている状態だと、そのまま心も穏やかで柔軟性もあり、優しい性格になります。
だからこそ、普段からストレッチなどでカラダを緩めたり、毎日ちゃんと湯船に浸かり、できたら足湯をする習慣を付けることで、身体も緩みますし、血流の巡りも良くなるので、それだけでも穏やかで柔らかい性格へと変わっていくようになります。
性格を変える方法5.
理想の人物を演じ切る
性格を変える方法の中で、最もオススメなのが「理想の人物を演じきる」ということ。
これを「Fake it」と呼びます。
つまり、自分が憧れている人や尊敬している人、「こんな人みたいに成りたいな…」思う人物像を思い描き、すでに自分はその人物なのだと成りきることで性格が変わるのです。演技するのです。入り込むのです。
それこそ、普段からすでにそんな自分に成りきって過ごすことはもちろん、何かの決断をする時や誰かと話をする時にも、
「あの人だったら、この場合どうするだろう?」
と考え、その人に成り代わったつもりで行動することで、実際に自分自身の性格も人格も、人間性も本当にその人へと近づいていきます。
これが性格を変える方法の中で、最も強力かつオススメの方法です。
常に理想の人物になったつもりで、というか演技をして入り込んで過ごすことで、性格が変わることはもちろん、未来もどんどん変わっていき、それこそ収入だって増やすことも可能ですし、出会う人、周りの環境も仕事も変わっていくのです。
まとめ|実は性格を変えるのは簡単
いかがでしたか?
実は、人の性格というのは、環境やそのときの役割(ポジション)によって、簡単に変わってしまうという特性があります。
同時に、ここでご紹介した5つの方法を実践することで、それこそボク自身が劇的に変化したように、自分の悪い癖や直したい部分を乗り越え、性格自体も変えていくことが出来ます。
最初にもお話しした通り、人生は「性格」によっていかようにでも作られていきます。
まさに性格とは反応(行動パターン)なので、反応の仕方を変えれば、性格も、人生を変わっていきますので、ぜひ今回の内容を参考にしていただけたらなと思います。
それだけで、間違いなくあなたの未来、人生が劇的に変わり、理想のライフスタイルを実現していくことが可能になるでしょう。
それでは、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
弥栄!
西野ゆきひろ
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