ネガティブ思考は悪いこと?実はその考え「洗脳」されている!?ネガティブ思考との正しい向き合い方

こんにち和。

あなたは「ネガティブ思考」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

普通は悪いイメージ、嫌なイメージを持ちますよね。

たしかにネガティブ思考でいるより「常にポジティブ思考でいなさい」と、よく言われています。

しかしネガティブ思考を捨てろと言われても、ネガティブに考えてしまうものはどうしようもないですよね。

考えたくなくても考えてしまうのが人間の習性です。

しかし実は、そもそもネガティブ思考に対する向き合い方が間違っているとしたらどうでしょう?

今回はそんなほとんどの人が間違っている「ネガティブ思考」との正しい向き合い方をお伝えしていこうと思います。

この記事を読めば、無駄に「ネガティブ思考」に振り回されることがなくなり、常に日常を心穏やかに過ごすことができます。

「ネガティブであること」と「ネガティブ思考」の違い

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まず整理しておきたいのは、「ネガティブであること」と「ネガティブ思考」との違いです。

ネガティブ思考というのは、考え方のことです。

ある1つの出来事を見て、ネガティブと捉えることを「ネガティブ思考」と言います。

それはその人の捉え方、考え方の癖であって、別の人から見たら「ポジティブ思考」に捉える可能性もあります。

財布に1000円入っていたとして、「1000円しか入ってない」と感じるか「1000円も入っている」と感じるかはその人次第です。

ものごとはポジティブにもネガティブにも捉えることが可能だからです。

「ネガティブ思考」ということと、実際に「ネガティブな状態」であることは別問題なのです。

もしもあなたが「ネガティブ思考」であることに苦しんでいるのなら、実際の状況がネガティブなのかそうでもないのかを現実的に把握しておく必要があります。

そこを混同してしまっていると、自分で勝手に「今はネガティブなんだ」と思い込んで独り相撲になっている可能性があります。

まずは目の前の出来事を冷静に判断して本当にネガティブな状況なのか、それともただ単に「ネガティブ思考」なだけなのかを見極めてみましょう。

ネガティブ思考は悪いことなのか?

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この「ネガティブ思考」なのですが、世間一般ではなぜか「悪いもの」「持ってはいけないもの」と捉えられているかと思います。

しかしこれは先ほど申しました通り「考え方の癖」です。

ある出来事をネガティブに見るか、ポジティブに見るかの違いです。

例えば自分が応援している野球チームが0-1で負けてしまったとします。

負けたことだけ見たら悪いことかもしれませんが、実は内容的には勝っていてもおかしくなかったかもしれません。

負けはしても選手の成長が見られ、次につなが敗戦だったとしたらポジティブに捉えられることができます。

要するに視点を変えるだけでポジティブにもネガティブにも捉えられるものなのです。

実はネガティブ思考に良いも悪いもないと言えるのです。

ネガティブ思考の本質とは?

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この世の中には不必要なものは何一つありません。

ということはネガティブ思考も必要だから存在しているのです。

実はネガティブ思考があることによって世の中は発展してきました。

人間はネガティブな環境に置かれると、現状を変えたい、成長したいと感じます。

目の前の生活を良くしたいから、それを原動力として頑張れるのです。

ずっとポジティブな環境であれば、成長しよう、発展させようというモチベーションは生まれませんよね?

人間はネガティブな環境があったからこそ、文明を発展させることができたのです。

ですのでネガティブ思考というものも、人間にとって必要不可欠なものなのです。

ポジティブ思考は正しく、ネガティブ思考は間違っているという洗脳

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世間一般ではなぜか「ポジティブ思考は良いもの、ネガティブ思考は悪いもの」という認識が主流になっています。

しかしこれは実は危険な傾向です。

たしかにポジティブ思考の方が、気持ちは楽ですしストレスがありません。

だからと言って「ネガティブは嫌だ、常にポジティブでいよう」というのは、現実と向き合わない事になります。

言ってしまえば現実逃避しているだけなのです。

世の中のほとんどの人がポジティブが絶対的に正しいという「ポジティブ神話」に洗脳されてしまっていて、物事を一面しか見ていないのです。

そうなると正しい判断が出来なくなってしまい、人生がおかしなことになってしまうのです。

一つの物事をポジティブ、ネガティブ両面から見て、冷静な目で判断しなければいけないのです。

ネガティブ思考の正しい向き合い方

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ネガティブ思考は人間の成長や文明が発展するために必要なものだと説明しました。

そうなのです、ポジティブ思考だけを考えるのではなく、ネガティブ思考も含めて総合的に判断することが大切なのです。

すべての物事には裏と表があり、ポジティブとネガティブが両方同時に存在しています。

もしも目の前の出来事に対してネガティブな感情が湧いてしまったときは、ポジティブな要素がないか考えましょう。

そしてポジティブな感情が湧いたときは、同時にネガティブな要素がないか考えるようにしましょう。

ポジティブ思考だけで突っ走ってしまうと、現実を直視してない分とんでもない失敗を犯してしまう可能性があるからです。

ネガティブ思考とポジティブ思考、どちらも同時に考えることが人生を成功させる秘訣なのです。

ネガティブ思考:まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

私自身「ポジティブ神話」にハマってしまい、いろんな失敗をしてきた過去があります。

しかし「ネガティブ思考」も必要なものなのだと気が付いてから、人生が好転していきました。

「 ネガティブ思考は絶対的に悪いものだ」という世間のおかしな風潮に惑わされていては、いつまでたっても人生の本質を見抜けずに苦しいままです。

もしあなたが「ポジティブ神話」に囚われてしまって、「ネガティブ思考」を絶対悪だと決めつけているようなら、今回の記事を参考にぜひ考え方を変えてみてください。

失敗することが減って、必ず人生に明るい光が差し込むはずです。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

弥栄!