【清心洞察記 .9】やまとだましひ

『清心洞察記』とは

これから、少しでも時間が出来た時に、

まるで自分のメモ書きのように、

心を清めていくための観察、問答、洞察、を

あるがまま、歯に衣着せず、自然に任せて書き記していこうと思う。

 

あくまで、自分のメモや日記のような立ち位置で、

それを他の人も読める、というようなものであるため、

敬は省略してあることを、予め記しておく。

 

つい先日

2日間にわたって

京都府綾部にある

「ゆにわ農園」で収穫祭が行われた。

 

収穫祭とは

春先に植えた稲穂を

みんなで収穫する

というもの。

 

ありがたいことに

お役目をいただいたことで

お田植え祭

⇒田の神様に五穀豊穣を祈る儀式 

抜穂祭(ぬいぼさい)

⇒収穫する前に豊穣の感謝を捧げる儀式

そして

収穫祭

と参加させていただいた。

 

近代の都市化された町に住みながら

このような体験はそうできるものではない。

 

なにより

現代のほとんどの農家さんでは

田植えや収穫はほとんど機械だ。

 

もちろん

それが悪いと言いたいのではない。

 

機械のほうが

人手もかからないし

時間も大幅に短縮できるし

ビシッと綺麗に植えられるし

何より 

ご高齢となった農家さんには

体力的にも楽になる。

 

第一、

こんにちの日本における

農業従事者の平均年齢は

なんと66.8歳だ。

 

あと10年もすれば

日本中のほとんどの農家さんは

体力的にも農業ができなくなる。

 

日本はムリしてでも

近代化・都市化を進めた結果

企業民が圧倒的に増え

農民が激減した。

 

そんな中で

必死に頑張って下さっている方々に向かって 

「機械を使うのが悪だ」なんて

どの口が言えよう。

 

そうやって

暑い日も寒い日も

雨の日も風の日も

体を張ってみんなのために

汗水流して下さっている方々がいるから

こうしてボクたちは生活できているのである。

 

しょうもない愚痴なんてこぼしやがって 

一体、何をしているのだ、と

自分に言いたい気持ちにもなる。

 

そして「ゆにわ農園」でも

全ての田んぼを手作業で

やっているわけではない。

 

人手が限られているため

一部は機械を使っている。

 

でも、やはり

機械を加えることなく

丹精を込めて育てる田んぼも大事にしたい。

 

「ゆにわ」のお米を作って下さり

稲穂の育て方についても教えてくれている

埼玉県の農家さん曰く、

 

子供も大人も

多くの人がワイワイ楽しみながら

笑顔で植えた田んぼのお米は

格段に美味しくなるという。

 

この因果関係は

現代の科学では

決して証明できるものではないが 

事実としてそうなるのだ。

 

そういったことも含めて

やはり何万年もの古えより続く

日本の農業は

残していかねばならない。

 

農業ということで

これを書いていて思い出したのだが 

ボクは6〜7年前に、

現在は神社チャンネルでも活躍する

羽賀さんの占い鑑定を受けたことがあった。

 

当然、その時は

ボクがまだ「ゆにわ」とは

一緒に活動をすることなど

考えてもいなかった時期だ。

 

東京の目黒の高級マンションに住み

ゴリゴリとビジネスをやって

自分でコミュニティや講座を主催し

数百人に対してセミナーや勉強会をしていた。

 

色んなことが上手くいっていた。 

 

ではなぜ、

ゆにわの占い鑑定を

受けようと思ったのか。

 

それは

この先の人生の生き方

について

迷っていた時期でもあったからだ。

 

コピーライティング

セールス

マーケティング

などの術を身につけ

ありがたいことに

たくさんの方との出会いを経て

多くのお金を稼ぐことができていた。

 

ノートパソコン一台を持ち歩き

自由に、好きなスケジュールを組んで

好きなところへ旅行しながらお金を稼いでいた。

 

そういえば

「バックパックライフスタイル」

なんて講座もやっていた時期があったか。

 

バックパック一つで

旅行しながらビジネスをして

自由に生きるライフスタイルを。

 

そんなコンセプトだったな。

 

それだけではなく

他にもたくさんの講座やセミナー

商品を販売してきた。 

 

そうして

お金の束縛

時間の束縛

場所の束縛

から解き放たれていた。

 

ある程度のものなら

欲しいものは 

値札を見ずとも買えた。

 

行きたいところがあれば

この瞬間に車を走らせて

旅に出ることができた。

 

それらを存分、

享受させていただきながら

ボクはこの先の生き方を見出せずにいた。

 

最初は

そんな生活も嬉しいし

憧れてもいたから

楽しませてもらった。

 

しかし、

そんなものはすぐに飽きてくるのだ。

 

実際、当時一緒にいた

成功している経営者の多くが

「なんか、楽しいことないかな」

「もう散々、経験したから飽きてしまった」

「刺激が足りない」

などと

ボヤいていた人も多かった。

 

その多くは

女性や酒などの刺激に溺れていった。

 

漏れなく

ボクもその一人だった。

 

そんな生活を繰り返していく中で

心の中でシコリのように引っかかる

考えがあった。 

 

「この先も

 このままでいいのだろうか…」

 

もっと

熱く燃えるような

心から夢中になれるような

そんな未来はないのか。

 

この延長線上にはない。

 

では、どこに・・・?

 

そんな自問自答を繰り返しながらも

現実的には上手くいっているから

刹那的な満足や快楽、刺激で誤魔化す日々。

 

しかし

とうとう自分を誤魔化すことが

できなくなっていた。 

 

ちょうど、その頃だ。

 

あまり占いとか信じていなかったし

興味もなかった。

 

しかし・・

 

「ゆにわ」と出会って

セミナーなど何回か通っている程度で

深く関わることもしていなかったが、

 

たまたま参加したセミナーで

一緒になった参加者の人に

「良かったから受けてみてはいかがですか?」

とふと言われたのをキッカケに

じゃあ、まぁ受けてみようかな、

くらいの軽い気持ちで受けてみたのだった。

 

その占い鑑定で言われたことで

じつは、今でも強く印象に残っていることがある。

 

ボクは「4才運」と言って

4が付く歳に変化が大きくなる

生年月日の持ち主だという。

 

だから

4才

14才

24才

34才

44才

・・・

4がつく歳になると

人生の中でも大きな変化があるという。

 

確かに言われてみれば

14才は道を踏み外しはじめた時期であり

24才は裏社会から綺麗に足を洗って

真っ当に生きていくと決めて

起業をしはじめた歳だ。

 

とはいえ、

起業して2年は

やることなすこと

ことごとく上手くいかず

借金が軽く1000万円を超えてしまい

軌道に乗ったのは3年目になるのだが。

 

そして

20代の半ばに

羽賀さんの鑑定を受けた際、

「34才くらいになると

 今までとはガラッと変わる

 人生になる星になっていますね。

 これはあくまで、例えば、

 の話ですけど、、

 どのくらい変わるかというと

 インターネットでビジネスをして稼ぐ

 というのが現在だとしたら

 その真逆の〝農業〟に携わるとか

 そのくらいの変化がありますね」

と言われていたのだ。

 

もちろん、当時のボクは

「それはあり得ないですよ〜。

 いや、絶対にないでしょう。

 変わりすぎじゃないですか。

 やりたいとかも思っていませんし」

みたいなことを返答していた。

 

しかし・・

 

〝Truth is strange than fiction〟

 ~真実は小説よりも奇なり~

 

マーク・トウェインの言葉は

本当に良く言ったものだな、と思う。

 

本当に、ボクの人生は

農業ともご縁の深いものになった。

 

もちろん

実際に毎日

農業をやっている仲間は別でいる。

 

ボクは

そういうイベントごとで

たまに参加させていただく形ではある。

 

しかし

実際に農業に関わらせていただいたり

何より

「雅楽」

という

言葉すら浮かんでいなかったものを

やらせていただいている、

という摩訶不思議な未来が待っていた。

 

これだから、人生は面白い。

 

そして

〝ゆにわ〟が目指しているもの

師匠〝北極老人〟が目指しているもの

それは、、

「想像を超えた未来」

である。

 

通常通り

予定通り

決まりきった未来などつまらない。

 

第一、

このままの延長線上に

日本のみならず

人類の未来はない。

 

過去に何度か

人類は絶滅して

最初からやり直していると言われる。

 

今回も同じように

絶滅の危機が待っているだろう。

 

それは一人ひとりの

個人の人生でも同じだ。

 

今まで通りの

予想できる範囲の人生など

たかが知れている。

 

もっと

想像を超えた未来を

一緒に生きたいと思わないか。

 

もっと

熱く燃える日々を

人のために生きる深い喜びを

知りたいと思わないか。

 

これを読んでいるあなたにも

間違いなく

今よりも遥かに 

充実した日々が待っている。

 

そんな生き方を

ボクが導いていただいた生き方を

広げていきたいと思っている。

 

それが死ぬまでに

あとどれくらい出来るのだろうか。

 

たまに

自分の無力さ

不甲斐なさ

至らなさ

に心が折れそうになる。

 

それでも

立ち上がって

いざ死ぬときに寸分の悔いもないく

最高の人生を生きようと思うんだ。

 

そうして

いつかあなたと

語り合える日々を夢見て。 

 

 

いにしえのすめらみくにのたまのひを
うけひろげたきやまとだましひ   

 

 

ゆきひろ