【TAO】志とは一体なにか?

 

こんにち和。西野です。

土曜日はRENOVATIONの第5回直伝セミナーでした。

そのまま次の日は、YUNIWAさん主催の
伊勢神宮の参拝に参加してきました。

今はその帰りの新幹線で、
ご神気たっぷり浴びた状態でこれを書いています。

(このメールから、伊勢の誉(ほま)れ高き空気を
少しでも感じてもらえたらと思います。)

羽賀さんをはじめ、運営してくださった皆様、
ハードスケジュールの中、本当にありがとうございました。

こうやって、色んな人たちが一緒に集まって
神社に参拝するという風習。

これは僕も、もっともっと
広がっていったらいいなぁと心から思います。

色んな人が色んな場所で集まって、
みんなで参拝している未来。

素敵や〜ん。

ということで、
つい先日のRENOVATIONセミナーでも
お話ししたのですが、

僕は昔より「志」というものを
深く考えるようになりました。

正直「志」と聞いても
ピンとこない人のほうが多いと思います。

僕も、孫さんの「志高く」だったり
吉田の松陰先生の本を読んだりしました。

が、今いち言葉の表面だけ捉えて、
それを自分で実践することは出来ていませんでした。

ですがしかし、です。

この志というものの理解が深まるほど、
驚くほどの恩恵を受けることが出来るのであります。

これまで、時代を動かしてきた偉大な人たちは、
みんなこの「志」の恩恵を受けていました。

昔の日本人は、この志教育が素晴らしくて、
だから世界を相手にしてもあれだけ強かった。

僕ら今の日本人は義務教育によって、

「日本は戦争に弱い、無条件に降伏した国だ」
「日本は出し抜いて突然、真珠湾を奇襲した」

などのような印象を持たされます。

が、そもそも日本人は非常に清く、
しかも戦争もとっても強い国でもありました。

僕が教えられてきた歴史と事実は真逆でした。

当時、こんなに小さな島国の強さに、
世界中が恐れ、多くの国々が褒め称えていました。

ではなぜ、日本はそれだけ強かったのか?

理由は沢山あります。

が、その1つとして「志」がありました。

驚くなかれ、その辺にある庶民の家の子たちまで、
龍馬のような高い「志」を持っていたのです。

小さい頃からそういう育てられ方をしてきたので、
ほとんどの家庭の子が、一国のリーダーになれるだけの
人間的な器を持っていました。

では、この「志」とは一体なんなのか?

というのが今日のテーマであります。

「志」とは何か?

この「志」というものの理解を深めるほど、
あなたの人間的ステージが上がっていきます。

そして、それぞれ集団の頭領になれるだけの
人としての器が滲み出てきます。

ビジネスをやりたい人なら、
自分でコミュニティや講座もできるようになるし、
当然、組織では重要な役職だって任されます。

つまり周りの人を引っ張っていくリーダー的存在になれます。

では、それだけのパワーがある志とは一体なんなのか?

スペースの都合上、
とっても簡潔に言うならば、

『心坐(ざ)す』

という言霊でもあります。

要するに、ひょいひょい手の平を返して、
周りの価値観に流されるようなものではなく、
誰がなんて言おうとも

「その実現に命を捧げる」

という肚が坐った状態、心が坐す、
つまり「こころざす」になります。

例えば僕だったら、今までは周りの人たちに
どう思われるかばかりを考えて生きてきました。

カッコいいと思われたい、
ダサいと思われたくない、
笑われたりバカにされたくない、
舐められたくない、下に見られたくない。

そんなことばっかり考えては、
それを基準に仕事や稼ぐ方法を選んできました。

選ぶ服も何もかも、周りからどう思われるか?

という基準で選んできました。

ということは、周りの価値観によって
コロコロ手の平を返すということです。

みんながこう言っているからこう、
これがモテるっていうから買う。

つまり、周りの価値観によって全てを選び、
ころころ手のひらを返し、顔色を伺い、みんなに良い顔する。

そして、自分の身に危険が及べば
すぐに意見をひっくり返す。

まさに“ブレブレ”の人間でした。

ですが、、、

そんな人間など、周りの人を変えられるだけの
パワーなんて持っているはずもありません。

でも、

「こういう世界を実現してみせる」
「この理想に向けて一生を費やす」

という軸が通る、肚が坐ることで、
影響力というのが丸っ切り変わっていきます。

例えば今の僕で言えば、

「全員の心が満たされた豊かな世界」

という夢のまた夢のような世界を実現したい、
本気でそう思っています。

「綺麗事にも程が有るだろw
「なんだかんだ言って稼いだやつが偉いんだよw

そんな低次元なことなど、
誰になんて言われようと、
僕はこのために生きる。

残りの人生を使う。

そう決意しました。

そのために、自分の欲のままに消費するのではなく、
学びや出会いに投資し、仕事をして、セミナーして、
空いた時間にはこういう記事を書いています。

今だって、とっても寝不足ヘトヘトだったのですが、
昨日、今日でたっぷり浴びた伊勢神宮のご神気(空気)を
新鮮な状態であなたに届けたいと思えるからこそ、
エネルギーを高めて書くことが出来ています。

これも「志」の恩恵です。

世界的に見て、今はまだまだ範囲が小さくても、
必ず今ここから変えていってみせる。

僕自身、そう肚が坐ったのであります。

だから、いくら積まれようとも、
もう人を騙すことなど絶対にしませんし、
そのような人のコピーの依頼も2度と受けません。

目先の我欲に踊らされることはもうしません。

あなたの「残りの命」は何に使いますか?

では、あなたに質問です。

あなたの残りの人生は何に使いますか?

小さな自分の欲望を満たすことに
フォーカスしていきますか。

それとも、もっともっと
『大きな自分』の欲を持って生きますか。

もし、やる気が落ち込んでいたり、
作業しなくちゃって思っているのに出来ない…。

という状態に陥ってしまった時には、
おそらくこの「志」を見失っているかもしれません。

人はエネルギーが下がって、
低次元の欲(自分だけを満たす欲)が強くなったら、
すぐにモチベーションが下がります。

特に、何か収入の柱がまだあって、
“追い込まれていない人”ほどそうなります。

最低限、生きていくことは出来るので、
ほとんどの人は

「リスクを負ってまでそれ以上もっと満たそう!」

というモチベーションが湧かないのです。

だから、そういう人はわざと
後がないよう何かで自分のケツを叩くか。

あるいは、もう1度、志を思い出して、
もっともっと大きな自己の欲を思い出す。

それだけで、エネルギーが一気に上がり、
モチベーションも底からフツフツと湧いてきますよ。

そんな話をすると、自分の欲は殺す、
とか極端に考える人もいるのですが、
そういうことではありません。

ただ、自分のやることなすこと全てが、
その「志」に繋がっていることが大切だと思います。

映画を見ることだって、
その志に向かっているなら
見方も丸っきり変わってきます。

そして、嫌なことも全部が
その志に繋がっていると考える。

すると、本当に生きる世界、
見える世界がガラッと変わりますよ。

それでは、あなたは残りの人生を
何に注いでいきますか?

ではでは、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

弥栄!

西野ゆきひろ

 

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