こんにち和!
今回は自分と向き合うということについてお話しようと思います。
よく「自分の本質を知りたければ自分と向き合え」なんて言われますが、あなたは自分と向き合ったことはありますか?
自分と向き合うとは無意識の自分を知るということなのですが、一体どうやったら向き合えるの?と思いませんか。
だって意識がない状態を意識しろって言われても、どう考えても無理な話ですよね。
そこで今回は自分で実践できる、自分の無意識と向き合う方法をお伝えします。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
自分と向き合う前の予備知識
まずどうして自分と向き合うことが大切なのかの前に、人間がどのような思考で行動しているのかを簡単にご説明します。
普段何気なく生活していると、人は自分の意識だけで行動しているように錯覚しがちですがそれは全く違います。
人間の行動の9割は無意識によって支配されています。
例えばあなたが歩こうと思った時に、いちいち頭で考えながら足を動かしていますか?
何も考えずにスタスタと歩いていますよね?
これが無意識で行動しているということです。
人間は日常生活の大半を無意識で行動していて、頭で考えて動くことなんてほとんどありません。
なぜかというと、そんなことをしていたら頭がパンクしてしまうからです。
考えなくても良いことを無意識に任せられるから、人間は自分の意志で考える「思考」を持てるようになったのです。
自分と向き合う重要性
人間のほとんどの行動が無意識から来るものであることは分かりました。
ということは単純計算すると、9割の行動が無意識によるものなので頭で考えているのはわずか1割です。
1割の思考と9割の無意識では圧倒的に無意識の方が強いので、頭でいくら「ああしたい、こうしたい」と考えていてもほとんど無意味だということになります。
例えば思考でいくら「痩せたい痩せたい」と考えていたとしても、無意識が「食べたい」と思っていたら食べてしまうので、いつまで経っても痩せられません。
実は行動を変えるためには無意識をなんとか対処しなければいけません。
自分と向き合うというのは、まずこの無意識を把握するということなのです。
自分の無意識はどういうことを考えているのかを知ることが、自分と向き合う、自分の本質を知るということなのです。
無意識の自分と向き合う方法
自分と向き合うためには無意識を知らなければいけないことは分かりましたが、それはどうすればいいのでしょう?
無意識の自分を知る方法は、大きく分けて2つあります。
それは「他人に聞く」か「自分を振り返る」です。
自分と向き合う方法:他人に聞く
他人に聞く場合は、自分では気付けていない行動を客観的に指摘してもらえます。
ただし注意が必要で、相手の主観が入る場合があるということです。
特に、近しい人に聞く場合はその人のバイアス(考え方)が入ってしまい、結局客観的な意見がもらえないという可能性があります。
カウンセラー等の専門家であればそういう心配はいらないのですが、いきなり初対面のカウンセラーに本心を見せられるかどうかは微妙なところです。
何度か通って徐々に心を開いてからでないと自分の無意識を把握することができない場合があるので、その分コストがかかってしまいます。
自分と向き合う方法:自分を振り返る
自力で自分と向き合う方法としては、瞑想したり考えていることを紙に書き出してみるとかがあります。
瞑想であれば自分の思考を手放して何も考えない時間を作り、自然に沸いてくる想いを見つめ直すというものです。
紙に書き出すというのも、とにかく思い浮かんだことを書き出して、自分が何を考えているのかを徹底的に洗い出します。
こちらはコストの問題はありませんが、時間がかかってしまいます。
そして自分自身への期待などの考えが入ると、本質を見誤ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
自分と向き合うには○○を観察しよう
それでは自力でできるオススメの自分と向き合う方法をお伝えします。
それは「自分の行動を徹底的に振り返る」です。
人間の行動の9割は無意識が起こしているということは、今までの行動の9割はあなたの無意識が起こしたかった行動だと言えます。
もしもあなたが気付いたらテレビ番組を見ていたとしたら、それはあなたが無意識でテレビ番組を見たかったのです。
もしもダイエットしたいと頭では思っていても、なんとなくお菓子を食べていたら無意識はお菓子を食べたがっているのです。
そんな気がなくても行動したことは、すべて100%自分の無意識が望んだから起こした行動だと捉えて自分を振りかえってください。
本気で自分と向き合うには、自分の弱さを認めよう
正直言いますと、これは口では簡単に言えますが実際やるのは大変な作業です。
なぜなら自分の弱さと向き合わなければいけないからです。
頭では「そんなことない、自分はこんなこと考えているはずがない!」と思うようなことも出てくると思います。
「月収100万円稼ぎたい!」と思ってあがいている人がいたとしても、現実には20万円しか稼げなかったとします。
するとその人は無意識では「20万円がいい」と思っているということなのです。
否定したくなる気持ちも分かりますが、それを受け止めることが現実を変える第一歩なのです。
目の前の現実を受け止める、目の前で起きたことはすべて自分の無意識が望んだことだと捉えることが、自分と向き合うことになるのです。
自分と向き合う:まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
自分と向き合うことは、時には辛い場面もあります。
「自分は強いと思っていたけど、実はこんなに弱い人間だったのか・・・」と愕然とすることもあるかもしれません。
しかしそれを認めて乗り越えてこそ、身霊が磨かれて成長できるのです。
自分と向き合うことを恐れていては、いつまでたっても状況は打開できません。
あなたがもしもこれから成長していきたい、幸せな人生を掴みたいというのであれば、ぜひ今回の記事を参考にして、自分とじっくり向き合ってみてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
弥栄!