こんにち和!西野です。
どんなに嫌なことも辛いことも、逆に嬉しいことも楽しいことも、全てはあなたが学ぶために経験しています。
たとえ、直接的にあなたには何の責任もないように思える問題も、明らかに理不尽な出来事も、全てはあなたの魂が学び、成長し、磨かれるためなのです。
そして、良くも悪くも、大きなことを成そうとしている人ほど、人より苦労が絶えない過去を持っていたりします。
なぜなら、そうやって沢山の苦労を経験することで、より精神的に強くなって、器を大きくし、心のステージを高めるためです。
つまり、世の中に大きな影響を与えるには、心のステージが高い人でないとお役が務まらないのです。
ですが、こういう話をすると、
「じゃあ、自分から苦労や辛い道を選べばいいんですね。」
と短絡的に捉える昔のボクのような人もいるでしょう。
しかし、そうではないのです。
下座業が人生物語を大きく進める
例えば、全く問題もなく平和そのものなのに、わざわざ戦争する必要はありません。
そんなことしなくても、もっとより良い世界にしていくことはできるはずです。
同じように、ボクらも必要のない苦労を招き入れなくても、もっと魂を磨いて成長していくことが出来ます。
その一つが『下座業』(げざぎょう)であります。
下座業とは、人よりも一段と低い位置に身を置き、「やらせていただく」という修行の一つ、業です。
それこそ、這いつくばって床を雑巾掛けすることも下座ですし、サッとお茶を出すのも下座です。
あるいは、トイレ掃除なんかは下座の最たるもので、つまり
「人がやりたがらないことを、率先してやらせていただく」
というものが、下座業の特徴的な一面でもあります。
そうすることで、本来必要のない苦労もせずに、魂を磨き人間的ステージを高めることが出来るのです。
さらに、同時に潜在意識を綺麗にし、エネルギーを高め、徳を貯めることが出来るのです。
例えば、人はどうしても、何かで結果を出したり、少しでもうまく行き始めると、すぐに調子に乗ります。
天狗になるのです。
すると、どんどん傲慢になっていき、次第に上座(じょうざ)しかしなくなります。
上座とは、いわゆる人に教えてあげたり、一段高いところからアドバイスするものです。
分かりやすく言えば、セミナー講師やコンサルなどもそうですね。
そうやって、人は傲慢になっていくほど下座をしなくなり、上座過多となってバランスを崩し、必要のない苦労を招くようになります。
だからこそ、普段から「させていただきます」というへりくだった下座業は非常に大切なのです。
「させていただく」という意識を持つこと
そして、これは同じことをしているとしても、どのような心構えで取り組むかによって、上座にも下座にもなり得るのです。
例えば、誰かにアドバイスを求められた時に、傲慢になっている人は「やってあげている」という気持ちになります。すると、まさにそれは上座になります。
が、逆に同じアドバイスをするにしても「させていただきます」という心構えを持つだけで、それは下座になるのです。
つまり、心構えひとつで、どちらにも転ぶのです。
ですから、ボクもずっと神さんから、
「真(マコト)を伝え、広げるお人になってくだされよ。じゃが、それは”聞いていただく業”じゃ。取り違い禁物であるぞ」
と教わってきました。
つまり、こうやってブログやYouTubeで発信することも、ある意味で言えば上座です。
が、多くの人に「聞いていただく業」だと思って取り組めば、それは下座でもあるのです。
だからと言って、掃除やお手伝いなどの下座が必要ないと言うわけではありません。
何が言いたのかというと、同じ行為をするとしても、「させていただいている」という心構えを持つだけで、それは魂を磨き成長させ、徳を積む下座業にもなる、ということ。
やはり、どうしても人は、会社や家族の中で、すぐに「これだけしてあげているのに」と言って傲慢になっていきます。
すると、どんどん物事が上手くいかなくなり、必要のない問題までも勃発していきます。
しかし、何があっても「させていただきます」というへりくだった謙遜の心があれば、色んな物事がスムーズに流れるようになっていくのです。
同時に、行為は変わらなくても遥かに成長できるし、エネルギーも高まるし、徳も積まれるのです。
人生とは、神の御用(ゴヨウ)である
そして、その究極系が、
「神様の御用にお使い頂いている」という感覚で生きること
なのです。
これぞ究極の下座業であり、人生全てが徳積みになる生き方です。
多くの人は、自分の力で生きていて、自分が満足し、自分が幸せになるために生きていると、素晴らしい勘違いをして生きています。
しかし、そうではないのです。
どう考えても、ボクらは「生かされている」のです。
それはそうですよね。
そもそも、明日にでも住んでいる場所で大地震が起きたら生きてはいられませんし、明日、交通事故にあって命を無くすかもしれません。
そういうことも、全ては神様の手の中なのです。
ですから、あなたが今こうして生きられているのも、それは神様に命を与えていただいているのです。
なぜか。
それは、あなたにはまだ大事なお役が残っているからなのです。
人の魂は、今生でのお役を果たし切った時に、今回の肉体を卒業し、次のステージに進んでいきます。
その最後の大役が「死」でもあります。
そうやって、あなたがいつまで生き、いつ死ぬかも全ては神様のみ知ることであり、誰にも分かりません。
まさに、ボクらは神様に生かして頂いているのです。
まずは、そんな基本的なことを忘れてはいけません。
そこから、傲慢さが始まるのですから。
毎日、一日の始まりに感謝すること
つまり、毎日ボクらが目を覚ますとき、今日も命を頂いたのであり、神様が御用(ごよう)にお使いくださったのです。
だから、今日も生きられているのです。
そして、今この瞬間に生きている人で、お役がない人は存在しません。
みんな、誰一人もれなく神様が御用にお使いくださっているのです。
だからこそ、大きなことを成そうとしている人ほど、徳分も多いけれど、同時に罪やカルマも多いし、苦労も多いのです。
つまり、辛いことも嬉しいことも、悲しいことも楽しいことも、あなたが経験する全てのことは、あなたが今よりもっと成長して、もっと大事な御用を務められるようにしてくださっているのです。
どんなに理不尽に思えることも、全てはあなたがもっと成長し、大きなお役を果たすために神様がくださった恵みなのです。
だからこそ、何か一つでも愚痴や文句を言った瞬間、それは恵みにケチを付けることであり、
「あ、そっ、じゃあ君にはテキトーにこの辺の簡単な仕事を任せとくわ」
と言って、せっかく用意してくださっていた大きな役割や活躍のチャンスをみずから逃すことになるのです。
何もかもを「魂の栄養」にしていく
なぜ、あなたにその経験をさせるのかというと、神様はあなたを信頼しているからです。
あなたならもっと活躍してくれる、もっと成長してもっと大きなお役を成し遂げられる、そう信じてくれているから、課題や問題という恵みを与えてくださっているのです。
そのことを絶対に忘れないでください。
そして、決して不平不満ではなく、何があっても「ありがとうございます」と受け入れ、感謝し、全てを魂の栄養にしていくこと。
すると神様は、ますますあなたを気に入ってくれて、あなたがもっと活躍できる大事な御用(ゴヨウ)に使ってくれるようになるのです。
これは、人間社会で考えても当たり前のことですよね。
どんな仕事を与えられても、
「ありがとうございます!」
と喜んで引き受けて、一生懸命に取り組む人には、もっともっと活躍して欲しいし、大事な仕事も任せていきたいですよね。
それは神様も同じなのです。
だからこそ、たとえ最初は辛いなと思ったとしても、何があっても受け入れ、感謝し、それを栄養に変えて、今のあなたに与えられている役割を一生懸命に勤め上げてみてください。
それを3ヶ月でも続けたら、面白いように人生物語が前に進み、ちょっと前では想像すらしていなかった展開へと広がり、大きく未来が切り開かれていきますから。
ということで、最後にもう一度だけ。
ボクらは毎日、
「神様の御用にお使い頂いている」
のです。
それを絶対に忘れないようにしましょう。
それこそが、あなたが本来の才能を発揮し、次々と活躍していく究極の秘訣です。
それでは、今回の記事はここまで。
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたの人生物語が前に進み、もっと活躍し、本来の輝きを放っていただけますように。
弥栄ましませ
西野ゆきひろ
最近の公開メルマガはこちらからお読みいただけます。
↓
>>【衝撃】2日で検索順位1位になったブログのアクセスアップ法とは!?
>>【和道】甘えんなって。今日をどう生きるかで人生が決まる。
>>【和道】成功する人たちが共通してやっているシンプルなこと