【TAO】あなたが『燃える』使命の見つけ方

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この記事を書いている人
Webセールスライター
西野ゆきひろ

この変わった男を知らない人はこちらのプロフィールを参考にしてください。

変態プロフィール 
被害者の声

こんにち和。西野です。

準備は良いですか?

これから、「ゾッ」とする思いをするかもしれません。

もしかしたらあなたも1度は、
ゾンビ系などの映画の中で、

「腐敗した街」

というのを、
見たことがあるかもしれません。

そう。

誰も住まなくなった家、
無人化して草が生えまくるガソリンスタンド、
ロープだけ巻かれて汚れた看板の旧店舗。

ですが、これらは映画の中だけではなく、
日本の色んな地方でも、実際にその現実が起こっています。

少し田舎の温泉に行ったら、
すでにそれらを目撃するようになっています。

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しかもそれは、
加速的に日本全国を侵食しています。

都心部への一極化です。

そして残り30年もすれば、
人口が2割を切る市町村もあります。

少子化、高齢化、人口消滅。

現在の日本においては、農業をやる人の80%以上が
65歳以上になっています。

さらに東京には人が密集化し、
いよいよ、争いや犯罪、悲しい事件が収まらなくなる。

すでに、東京の満員電車は異常です。

無理に集中しすぎて、どうかしています。

東京全体の未来の縮図です。

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特に、もう日本人だけで圧倒的な人口なのに、
東京オリンピックが開催され、70億人を有する
世界中の人たちが東京一箇所に殺到したとしたら…。

コップから水が溢れ出すように、
膨張し過ぎて風船が破裂するようになるでしょう。

ましてや、あの渋谷の大々的工事も、
東京オリンピックまで間に合わない
可能性が高いというではありませんか。

(参照:ベテラン個人タクシー運転手)

このまま東京は、地方は、日本は、
どこに向かっていくのでしょうか。

ぼくも含め、世の中の99%の人は、
自分がいかに嫌な思いをしないか、苦労しないか、儲けるか、
人から良く思われるか、ということばかり考えています。

誰かのために身を削るよりも、
家でYouTubeやゲームを楽しんでいたい。

とにかく、「ラク」をしたい。

それがぼくら日本人の現状です。

(もちろん、これに該当しないごく少数もいらっしゃいます。)

これが日本の現状です。

ぼくは、少しおかしい人が街を歩いていると、
それを見ては

「うわ、なんだアイツ、おかしいキモっ」

などという声が聞こえるたびに、

「あぁ、自分はまだまだ無力だな」
「そんな人たちを変えられていない自分の力不足だな」

と言って、少し落ち込みます。マジです。

そうやって、少しずつですが、
その気持ちを乗り越えて成長しているわけです。

それで、ここ3日間、宮崎県の視察・研修ツアーに参加して、
これまで以上に、衝撃を受けて人生で初めて
『知恵熱』というものを経験しました。

少し頭の熱が上がって、
ボーっとしている状態でした。

実際に風邪のような症状になる人もいたほどです。

遠くまで足を運んで、実際にその場で体験したことで、
もの凄い衝撃というか、価値観や常識が
ブチ壊されるエネルギーをもらいました。

とにかく、みんなエネルギッシュに
活動していました。素晴らしかったです。

今日はそのエネルギーの一部を、ぼくのメルマガを
読んでくれている皆さんにもぜひ受け取って欲しいなと思います。

何か、あなたの人生の中で、
光となるものが差し込みますように。

それで、

今回は九州・宮崎県の
宮崎市、日南市、串間市に行きました。

日南市と言えば「地方創生」の好事例として
良くテレビなどで特集されていて、
活躍する市長や商工会の方たちも
ぼくたちのためにお話をしてくださいました。

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九州で1番若い宮崎県日南市の崎田市長

 

みんな本当にたくさん汗をかいて、
消滅しかけている地域を復活させようと
必死に働かれていました。

そして特に印象的だったのが、
高速道路すら通っていない、長い山を超えた
ど田舎である「串間市」で農協を営む

『アオイファーム』

の代表である池田誠さんのお話です。

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アオイファーム代表の池田 誠さん

皆さん、現在の取り組みなどを、プレゼン資料を使って
公演してくれたのですが、ぼくらのネット業界で言えば
いわゆる「セミナー」です。

どんなことをしたら、どんな効果があったか?
どんな動きをすることで、こんな展開になった。
成功させる秘訣とこれからの展望。

などなど、とにかく活動と実証データを
惜しみなく解説してくれました。

本当に山の奥の方にある地方の一農家から、
今では数百億円を稼ぐホールディングス会社へと
急成長を遂げた方法です。

その池田さんがまた、
ものすごい衝撃的な人だったんですよ。

もう熱量が凄いというか、
魂がメラメラと燃え上がっているというか。

とにかくエネルギッシュで、
久々に「バチーン!」と顔面を引っ叩かれました。

アオイファームさんの公式ページでは、
池田さんの講演も動画で見られます。

このメールの最後に貼っておきますので、
良かったらまたあとで見てみてください。

あなたもきっと、家やその場にいながらでも、
池田さんの情熱エネルギーをもらえるはずです。

何より、ビジネスやっている人なら、
アオイファームさんの会社とサイトを知っておくだけでも、
めちゃくちゃ役に立つと思いますよ。

すでに農業での成功事例ですから。

それで、もともと代表の池田さんは、
父がガンで亡くなったことで、実家に戻り、
全く何も知らない状態で父の農業を引き継いだそうです。

そして継いでみると現状は、

・儲からない
・休みが年間で約60日以下
・肉体労働
・天候に左右される
・価格も市場に左右される
・機材が高額

などなど、とにかく悲惨な有様で、
池田さんは嫌々、やりたくもない農業を18年間も続けたそうです。

その間に、友達や先輩など、
一緒に農家を頑張ってきた3人が、
なんと「自殺」をして、仲間を失ったそうです。

そうして、いよいよ池田さんは、
「農家クレーマー」になりました。

農家がこんなに悲惨なのは農協のせいだ!
今の腐った仕組み・現状は市のせいだ!
腐った国が俺ら農家を殺すんだ!

・・・

とにかく、自分は悪くない、全て誰かのせい、
そうやって自分を被害者だと捉えることで、
自分からはな〜んにもしてこなかったそうです。

あるとき、池田さんはそのことに気付き、

「絶対に自分でなんとかしてやる!」

と決意し、自らスーパーに売り込み、
母と一緒に作った野菜を置かせてもらうようになりました。

そうやって、今までJAに頼っていた物を、
自分から動いて販路を拡大していくようにしたのですね。

その勢いで海外に輸出をスタートすると、これが大ヒット。

年間1億円ペースで売れる売れる。

という状態になったそのとき!

農業界における巨大な団体から圧力を受け、
その販路を全て潰されてしまったのです。

ビジネスを潰された池田さんは、

「絶対に許さねぇ」
「俺が日本の農業界を変えてやる」

そう決意したと言います。

それからは団体からの圧力を受けながらも、
色んな人に直談判し、その熱意に心を打たれて、
1人、また1人と巻き込み続け、事業を拡大し、
今では、個人農家では日本一の農家になっています。

たくさんの若い従業員を雇用し、
いくつもの関連会社をまとめるホールディングス会社へ。

そんな池田さんの話を聞いて、
やはり強く感じたのは、情熱は時として、

「世の中のこういうところを変えたい!」

という欲求からくるということ。

つまり、フラストレーションという
感情エネルギーを、上手に自分のビジネス、
活動に活かしているということ。

「こんなところを変えていきたい!」
「こんな世の中を実現したい!」

そういう熱意に人は胸が打たれ、
多くの人を巻き込んで大きくしていくのだということ。

ただし、これは諸刃の剣(つるぎ)で、
間違ったベクトルを向いてしまうと、
誰かを傷付けることに使ってしまいます。

これが言わゆる『ダークサイド』と言われるものですね。

光と影は常に紙一重で、
光が強くなるほど同じだけ影も深くなります。

つまり、そのエネルギーを含むということ。

だからこそ、向けるベクトルを間違えると、
多くの人々を傷付けることに使ってしまいます。

しかし、アオイファーム の池田さんというと、
それを正しい方向に向けることで、
たくさんの農家を救い、雇用を生み出し、
地方の再生に尽力されています。

ここであなたに、

「これこそが自分の使命だ!」

という物を見つけるヒントを見つけるための
3つの質問をさせてください。

質問1:
===================
現在、あなたが関わる業界やビジネス、
世の中において“納得いかない”
フラストレーションポイントはどこですか?
===================

まずは、些細なものから大きなものまで、
思い当たるだけノートに書き出してみてください。

ここでは、自分に出来るかどうかは置いておいて、
とにかく納得いかないこと、改善して欲しいこと、
「こうなったらもっと良くなるよ!」と思えることを書き出してみてください。

それから、次の質問を自分に投げかけます。

質問2:
===================
今までしてきた経験や得意なこと、
仕事のスキルを活かせそうなものはなんですか?
または、あなたの周りにそのスキルを持ってい人はいますか?
===================

ここも、

「これはまだ未熟だし、自分よりもっと凄い人はたくさんいるし…」

とかいうものも無視して、
たくさん書き出すようにしてください。

そうしたら最後の質問。

質問3:
===================
じゃあ、それらを実現するために、
今すぐあなたが出来る“小さなこと”はなんですか?
===================

これを1つずつ書き出してみてください。

そうして、1つ1つ動いていく中で、
少しずつ人脈が広がり、徐々にあなたが
本気で取り組みたいと思えることが見つかるはずです。

それと1つだけ補足をすると、

『どうすればこれをビジネスに出来るか?』

というのを常に考えておくこと。

どれだけ良い活動をしていたって、
利益が上がらなければただのボランティアで、
自分や家族も不幸のままです。

自分が不幸になってまで取り組むのは
あくまで「使命」ではありません。

誰かが損をするものも「使命」ではありません。

自分も幸せになり、相手も幸せになり、
みんなにとって良くなるものこそが
「使命」なのではないでしょうか。

ぼくは、まずは自分の手が届く範囲から、
間違った常識や価値観によって自らを
狭い世界に閉じ込め、苦しむ人たちの
「精神性」を生まれ変わらせること。

これが、“今の”ぼくに与えられた
貴重な『使命』だと思っています。

ギャング、刺青、逮捕、風俗、社会の闇、、

そうしていろ〜んな経験をしてきたぼくだからこそ、
語るべき、色んな人に伝えるべきことがあると思っています。

例えば最近、100人の方が参加してくれている
RENOVATIONのみんなから、

「身の回りを『整える』という単純なことで、
ここまで衝撃を与えてもらえたのは西野さんのだけです」

と良く言われるのですが、
これはぼくが色んなことを経験してきたからこそ、
みんなにその衝撃を与えられるのだと思います。

ぼくだからこそ、語れること、
伝えるべきことがあると思っています。

だからこそ、いきなり大きなことをやる、
とかそういう話ではなくって、なんども言うように、

「まずは小さくテスト」

です。

まずは、自分の手が届く範囲から
徐々に広げていくと上手くいきます。

ぼくはこれから、世の中にそういうことを
もっと広げていく活動をするために、
まずは少人数から挑戦しています。

自分のキャパオーバーはやりません。

そこはしっかり、自分が実現したいこととか、
必要な時間とか、しっかり両立させています。

ぼくは「自分が稼げればいい」なんてことは
一切、考えていません。

そんな思いでビジネスをしているわけではありません。

ぼくはあくまで、

「みんなと一緒に挑戦する」

ことに意味があると思っています。

ぼくも、たくさんのことに挑戦しています。

そして、みんなにももっと積極的に、
いろんな挑戦をしてもらいたいとも思ってます。

もちろん、あなたにも。

ということで最後の質問です。

『あなただからこそできる活動はなんですか?』

ぜひ今日のメルマガを参考に、
考えてみてもらったら良いかなと思います。

それではまた。

ありがとうございました。

西野ゆきひろ

追伸:

先ほどお話しした宮崎県串間市の
農家さんの公式サイトです。

アオイファーム