未熟なボクの旅路・・・

 

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こんにち和、西野です。

最近は、仲間たちと一緒に開催している期間限定企画、

「Tenfold」

という無料講座で忙しくさせて頂きながらも、
出来るだけ、YouTubeでは自分の発信させて頂いてます。

(あと一歩で、登録者1万人に到達しそうです!)

 

で、Tenfoldをみんなで運営するというのも、
じつは、一筋縄ではいかないものなんですよね。

特にボクは、それはもう、いつも、毎日、ずっと、
自分の未熟さを痛感させられるのであります。

 

もちろん、ある程度のところで満足するのであれば、
特に問題もなく、平穏な毎日を過ごせます。

誰に意見されることもなく、
注意を受けることも、ほとんどありません。

 

「これが俺のやり方なんだから、いいだろ!」

と言えば、そこまでの話です。

 

例えば、今の自分のスキルや境地であっても、
収入で言えば、数億円は稼げるし、
言うたら「お山の大将」でいられます。

実際、ネットビジネスで成功した人だとか、
会社を経営している、多くの社長さんたちも、
この「お山の大将」でいられると思います。

当然、自分がトップなわけですから、
自分の自由に、物事をコントロールできますよね。

自分のやり方に、従わせればいい話ですから。

もちろん、それが悪いというわけではなく、
そこで満足するかどうか、だと思うんですよ。

 

でも、もっと高い境地を目指すってなると、
今までの自分のやり方では通用しなくなる、
手放す必要が出てくるんですよね。

しかも、たくさんの人たちと一緒に何かをやるとなると、
自分一人で、好き勝手するわけにはいきません。

ですから、どんどん、自分が目を背けたくなる部分、
悪い癖、乗り越えるべきテーマ(課題)がたくさん出てくる。

 

高い境地を目指せば目指すほど、
より高いものが求められ、高いテーマ(課題)が突きつけられる。

そこで、

「やっぱり、こんな思うようにいかないなら、
今までの自分の世界に戻ろう〜」

って言って、戻ることもできます。

 

しかし、ある意味それは、
弱い自分から逃げて、居心地の良い世界へと
「後退する」ことを意味します。

 

そんなことは、絶対にしたくないなと思うわけです。

 

もしも、特に問題も起こらず、
平々凡々な生活を送りたいのであれば、
起業とか、絶対にしないほうがいいです。

あまり多くを求めず、
あまり高いところを目指さないほうがいい。

 

でも、より大きなお役目を担い、
もっと大きなスケールで、この世界に貢献していきたい、
となると、それはもう、上手くいかないことが、山ほど出てくるわけです。

より高い山を目指すわけですから、
それだけ、困難も大きくなるわけです。

 

しかし、ボクは思うのですよ。

 

自分の弱い部分、直すべき悪い癖、
乗り越えるべきテーマ(課題)に向き合い、

「くっそ!なんで、こうも上手くいかないんだ!」

って悔しくて、自分の未熟さに絶望しても、
それでも、乗り越えようとすることが、
人生において、何よりも大事なことなんじゃないかなと。

 

例えばですよ、

ボクたちTenfold運営メンバーであれば、

「世の中のみんなと一緒にTenfold(桁上げ)しよう!」

という企画を運営しているわけですが、

そうするとですね、

面白いように、自分たちにも、今いるステージより、
もっとTenfold(桁上げ)するための課題が、
どんどん突きつけられるのであります。

 

人によっては、どこか他人事になってしまって、
一線を引いて、思ったことも意見しなくなり、
どんどん心の熱量が冷めてしまっていた人がいたり。 

あるいは、これはボクがそうなんですが、
なんとか自分「が」盛り上げようとしすぎて、
だんだん、自力に偏っていってしまったり。

 

もちろん、これらは、全員が共通して経験することで、
みんなも同じテーマを持っているわけですが、

それが、より高い境地を目指すほど、
さらに高いレベルで求められるようになるのです。

 

だからもう、ボク自身も本当に、
最近でも毎日、

「あぁ、なんて俺は未熟なんだ…」

と絶望しているのですよ。

 

でも、ボクは、この「絶望」は、
悪いものではなく、むしろ素晴らしいものだなって思うわけです。

だって、絶望するからこそ、

「よし、ここから、絶対に這い上がってやる!!」

って思えるのですから。

 

正直、その繰り返しだなって思うのです。

 

そうやって、絶望と這い上がりを繰り返していると、
気がついたら、いつしか、以前いたところよりも、
遥かに高い境地に到達できているわけですから。

で、また「ここまで来たか…」と思って上を見たら、
まだまだ高い境地が、そこにはあって…。

その繰り返しです。

 

つまり、空には「ここまで」という天井がないように、
人生の成長や、魂の悟りの境地というものも、
無限に広がる青天井なのです。

「もう、クリアです」

なんてところはないのです。

 

そうやって、葛藤し、乗り越えていく、
そのプロセス、

『ストーリー(物語)』

こそが、あなたの魅力となり、才能を開かせ、
より多くの人を感化する影響力へと変わるのですよね。

 

ましてや、ボクのように、気づいたときのスタートが、
どん底で、マイナスからであれば、尚更でしょう。
(そう、言い聞かせてみます。笑)

 

でも、本当にそう思うのです。

 

みんな、完璧な人間なんていないし、
誰しも、未熟なところがあって、
まだまだ乗り越えていくべきものがある。

それが、場面・環境・ステージの違いがあるだけで、
みんな、一生懸命、高みを目指しているのですよね。

それこそ、例えが適切ではないかもしれないけれど、
天皇陛下にだって、今のボクには到底わかり得ない葛藤はあるだろうし、
もっともっと成長しよう、と思われていらっしゃるかもしれません。

そうやって、みんな、
弱い自分、未熟な自分と戦っているんですよね。

 

だから、これを読んでくださっているあなたも、
元気出して欲しいなと思うんですよ。

だって、自分の不甲斐なさ、未熟さに落ち込んだり、
悔しい思いをしているのは、あなただけではないのだから。

当然、ボクだって、そうなのです。

 

ただ、そこで大切なのは、

「どれだけ早く、立ち直れるか」

だと思うのです。

 

ショックな出来事があったとしても、
いつまでも、引きずっていないで、

心の中にいる神様に懺悔して、
気づかせていただいたことに感謝して、

できるだけ早く心を清らかにして、
また前を向いてチャレンジしていく。

この違いこそが、
人々の分かれ道だと思います。

 

多くの「不運になっていく人たち」は、

“落ち込んでしまった悲劇のヒロイン”

に浸って、エネルギーを無駄にしていく。

しかし、そボクが尊敬している先生方もそうですし、
高い境地にいる人ほど、この切り替えが本当に早い。

それはもう、まるで雷がピカッと光ったかのように、
すぐに、何事もなかったかのように、また笑顔になって、
前を向いて元気よくチャレンジしていく。

その姿が、なんとも潔いのであります。

そんな素敵な人を目指して、
今日も、未熟なボクの旅路は続いていく・・・。

弥栄ましませ

西野ゆきひろ