From:西野ゆきひろ
仕事でやる気が出ない?
どうも、胸が踊らない、張り切れない。できれば、仕事などやりたくない。気力が湧かない。
きっと、この状態はある意味苦しいでしょう。僕も昔、同じことを経験していましたから。
「ま〜た明日も仕事だ…」
「明日、仕事に行ったら休みだぁー!」
「もう仕事なんてしないで稼げたらいいのになぁ」
そんなことばっかり考えていました。
でも・・・。
今は自分で会社を立てて経営しているのですが、もう仕事に対するやる気しかありません。
お金うんぬんよりも、仕事が楽しいのです。
「そんなの、自分がやりたいことで稼げているから、そんなこと言えるんだろう」
という声が聞こえてきそうですが、そもそも、
『本当に自分に合った“仕事”というのは、楽しく気持ちが勇むもの』
なのです。
この記事だって、ある意味で言えば僕の仕事です。
でも、僕はメルマガやこういう記事を書くのが好きなのです。
好きだから、別にもうお金には困っていなくても、書くのです。書きたいのです。
あなたに伝えたいのです。
仕事でやる気が出ないたった1つの原因
仕事でやる気が出ない人には、共通することがあります。それは、、
『被害者意識を持ってしまっている』
ということ。
こういう話をするとムキっとする人もいるかもしれません。
が、避けては通れないのでお話しします。
もしあなたが、仕事に対してやる気が出ない、今の仕事にやる気を感じられないというなら、きっと「今の状況は自分で選んだのではない」という考えを持っているかもしれません。
誰もこんな仕事なんてやりたくないし、これしかないから仕方がなく仕事をしている。
そう思っているかもしれません。
ですが、果たして本当にそうでしょうか?
あなたの今の環境、状況というのは、他でもない“あなたが選択してきた結果”です。
あなたが今までその都度、選択してきた結果が、今のあなたの環境なのです。
もし、いつまでも「なんで自分はこんな目に合わなくてはいけないのか?」という『悲劇のヒロイン』を演じていたら、一生、仕事が楽しくはなりません。死ぬまで我慢して、苦しんで、死んでいきます。
いいですか、過去の自分に伝えるつもりで言いますが、
「あなたがする全ての経験は、あなたが選択してきた結果」
なのです。
その都度、瞬間瞬間、あなたが選んできたことで起こった結果なのです。
ですから、やる気の出ない仕事をやり続けるのも、あなたが選んでいるに他ならないのです。
被害者意識を持っているうちは、どんなことも思い通りにいきません。
仕事に対してやる気なんて絶対に出ません。
だから、まずは「全ては自分が選んできた結果なのだ」ということを素直に受け止めること。
これが、仕事でやる気を出し、自分の人生を切り開いていくための第一歩です
仕事でやる気がない人の特徴
かつて僕自身がそうでしたが、仕事でやる気がない人は「やらされている」「仕方なくやっている」という『被害者意識』を持っているのが特徴です。
全ての結果、全ての選択は自分で選んでいるのだ、と理解できた人は、自然と今の自分の仕事にやる気が湧いてきます。
自然と「よ〜し!やってやるぞ!」という気持ちになります。
ですが、どうも仕事にやる気が出ないというなら、それはまだ被害者意識が抜けていない証拠です。
もし、せっかく仕事にやる気が出たのに、またやる気がなくなった時には、また被害者意識がヒョッコリ顔を出してきたのです。
人は少しでも「やらされている感」を持つと、途端にやる気(エネルギー)が無くなります。
逆に、「自分から進んでやっている」時には、自然とやる気(エネルギー)が湧いてきます。
まさか、あなたが好きでやっている動画視聴、ゲーム、遊び、映画鑑賞に対して、
「わざわざやる気を出してやってるんだよ!」
なんて言わないですよね?
自分から進んでやっているから、そもそも「やる気」なんて概念も無くなりますよね。
仕事にも同じことが言えるのです。
やる気ない人にやる気を出させるには?
これは自分に対しても言えますが、やる気がない人にやる気を出させるには、
「自分から進んでやらせる」
ということが絶対条件です。
少なくとも、その人に考えさせて、自分からやらせる部分を作ることです。
人は任せられると、役割意識が芽生えて「よし、ちゃんとやりきるぞ!」という責任感が芽生えます。
が、ただやらされるだけのことには、それ以上のやる気を出そうと思いません。
こう考えれば分かりますが、例えば誰かに街でティッシュ配りをしてもらうとしますよね。
そうしたら、
「ここで、こうやって、こうして配ってね」
と一から十までそのまんま教えた通りにやらせたら、その人はそれ以上のことはしません。
それ以上のアイデアも浮かびませんし、そもそも考えようともしません。
ですが一方で、
「基本的な配り方はこうなんだけど、より効率よく配るために、方法はあなたに任せるよ。自由にやってみてくれ」
と相手に自分から考えさせ、任せる部分を作ると、途端にその人は考え、自分に与えられた以上のことを達成しようと、その仕事に対してやる気を彷彿させるのです。
今の仕事でやる気を出す方法
もし、今の仕事を辞めたいわけではなく、「この仕事でやる気を出したい」と思われるなら、良い解決方法があります。
それは、
『その仕事を通して、自分の人生そのものを向上させる“道”と捉える』
ということ。
なんでもそうですが、例えば物を単なる物だと思うから、雑に扱うのです。
ですが、例えばその物でも誰かにもらったとか、思い入れがあるとか、自分の中で「物以上の存在」になると、人はそれを大切にします。
同じように、今の仕事でもっとやる気を出すためにはたった1つ。
『今の仕事を“単なる仕事以上の存在”にする』ことです。
例えば、その仕事の中で、
・自分の能力をもっと伸ばすことはありますか?
・あなたの役割で、どんな人たちを助けられますか?
・その仕事を通して、どんなことを実現したいですか?
これらをぜひ自分に問いかけながら、仕事に向き合ってみてください。
そこで出した答えを大切にするだけで、今の仕事で同じことをしていても、そこに取り組む姿勢が変わり、やる気も湧いて出てきます。
やる気スイッチは「今ここ」にある
やる気スイッチというのはどこか外に落ちているものではなく、自分の内側「今ここ」にあるのです。
例えば、このブログ記事1つにとっても、僕は単なるブログ記事以上に捉えているので、普通の人よりもはるかに高いやる気で、熱い気持ちでこの記事を書いています。
このブログ記事も自分が書きたいから書いています。
そして書く直前には、
「仕事でやる気が出なくて悩んでいる人が、これを読んで少しでも前を向いて元気になり、人生を心の底から楽しんでもらえますように」
というお祈りをしてから書いています。
そうすることで、このブログ記事が、単なるブログ記事から熱い想いのこもったブログ記事になります。
実際に、僕のブログ記事を読んで、
「西野さんのブログ記事で、本当に今までの人生が救われました」
とか、
「死のうかと考えていた時に、西野さんのブログに出会って、新しい道が見えました。本当に感謝しています」
とか、毎日たくさんメッセージをもらっています。
多い日だと1日に100通以上のコメントやメッセージをもらいます。
そうやって、いただくメッセージを読むと、さらにやる気が湧いて出てくるのですね。
仕事というのは、目先のことだけ見たらやる気など湧いてきません。
が、今の自分の仕事を通して、その先の人たちにどんな素敵なことを提供できるのか?を考えながら取り組むだけで、同じ仕事をしていても『在り方』がガラッと変わるのです。
繰り返しますが、仕事に対するやる気スイッチというのは、自分の中にあるのです。
そして、それは今の仕事を「どう捉えるか?」で全て変わるのです。
今の仕事は、あなたにとって単なる「生活するため」の仕事ですか?
今の仕事は、あなたにとって単なる「作業」ですか?
今の仕事は、あなたの人生にとって「何を向上させてくれる」ものですか?
この答えが変わるだけで、あなたの仕事に対する意識は変わります。
そして、自然とやる気も湧いて出てくるようになりますよ。
仕事でやる気を出す3つの方法
それではここで、仕事でやる気が出ないとき簡単に解決する3つの方法をご紹介します。
仕事場のエネルギーを上げる
仕事でやる気を出す第一のオススメは、仕事場や自分のデスクの整理整頓から始めることです。
例えば、僕の仕事はセミナー開催、イベント開催以外は、基本ライティングが仕事です。そして、自宅で仕事をしています。
ですから、仕事場となる家は、毎日必ず掃除をして、整理整頓し、その場所の『空間エネルギー』を上げています。
もしかしたら、あなたも清掃の行き届いた神社などに行ったら、
「なんだか、気持ちが綺麗になる」
と感じたことはありませんか?
あれはまさに、毎日綺麗に保つことで、その空間自体のエネルギーが高くなっているからです。
高級ホテルなども同じで、常に綺麗に保たれているので、騒がしい街中でも、一歩でも高級ホテルの中に入れば、その空間は別世界となります。
ですから、もっとも仕事のやる気が出るのは「掃除」からです。
デスクの中にある、使ってもいないものは全て処分する。
デスク周りは最低限のものだけにする。
ちなみに、デスクの中で目に見えていないような場所でも、実は自分の潜在意識ではシッカリとそこに何があるかを覚えているので、それだけで意識のエネルギーが漏れていきます。
なので、物置の中や押入れの中、同じようにデスクの中も、見えないからと言ってそのままにするのではなく、ちゃんと見えない場所もしっかりと整理整頓し、綺麗に整えていきましょう。
仕事用具のエネルギーを上げる
また、仕事で使う用具を「お気に入りのもの」「こだわりのもの」を使うことで、そこから自然とやる気が出てきます。
これは僕らの世界では「物に応援される」と読んでいます。
なぜか、お気に入りの物を使っているだけで、気分が良くなることありませんか?
それこそまさに「物に応援されている」のです。
ですから、同じスーツにしても、少し奮発してお気に入りの良いスーツにしたり、ネクタイやワイシャツなどもお気に入りのもので固めることで、どんどん自分のエネルギーが上がっていきます。
そうやって、自分の身の回りの物を「こだわり」で固めるだけで、仕事に対するやる気も出るようになります。
気掛かりを無くしていく
仕事でやる気が出ない時、そのほとんどは「何か気に掛かること」を抱えています。
それはプライベートでも、職場の人間関係でも、ちょっとした問題でも、何か少しでも気に掛かる『気掛かり』があると、そこに自分のエネルギーが漏れていき、仕事に対するやる気がなくなっていきます。
ですから、これは人生全体に言えることですが、とにかく何か問題を先延ばしにしたり、気掛かりをそのまま見て見ぬフリをしないことです。
もし、何か気に掛かることが少しでも出来たら、先延ばしにすることなく、先に解決しておくこと。
少しでも気になるようなら、それをまず先に解決することが最優先です。
人は気掛かりがあると、何に対してもやる気がなくなっていき、どんどんネガティブになっていきます。
ですが、気掛かりが何もなければ、自然と気分も晴れ、やる気も湧いて出てきます。
ですから、何か少しでも気になることがあれば、すぐに解決したり、人間関係が問題なら、ズルズルさせずに、その人と気が済むまで徹底的に話し合うようにしましょう。
これは家族や夫婦関係にも言えますね。
まとめ:仕事でやる気を出す方法
仕事でやる気が出ない原因と解決法についてご紹介しました。
仕事に対してやる気が出ない理由は1つではありません。
が、根本的な原因はたった1つです。
繰り返しになりますが、それは『受け身』です。
無理矢理やらされている。
生活のために仕方なく仕事している。
こんな状況になったのは自分のせいではない。
そういった「被害者意識」から一刻も早く目を覚ますことです。
あなたが経験するあらゆることは、全てあなたが選択してきた結果です。
誰のせいでもなく、あなたが自分で選んできたのです。
そして、それはこれから先も同じです。
これから先も、あなたは自分の足で人生という道を歩き、自分の意思で選び、行動していきます。
そうして、「自分で人生を創造していく」のです。
そう目を覚ますことが出来たら、
「自分は何だって出来るんだ!」
「人生はいかようにでも変えられるんだ!」
というやる気がどんどん湧いて出てくるでしょう。
この記事を読んで、あなたの仕事、あなたの人生が今より少しでも輝きますように。
それでは、今回の記事は以上です。
ありがとうございました。
弥栄ましませ
西野ゆきひろ