【TAO】完璧主義の末路…

 

【写真】
昨日うちから見えた風景:夕日を浴びる厳かな富士山

こんにち和。西野です。

多くの人は何事にも

『完璧』

を求めようとします。

例えば仕事でもなんでも、
完璧でないとダメだと思う。

これ、ほとんどの人に当てはまると思います。

もう僕もかれこれ3〜4年、
色んな講座をしてきました。

色んな教材を販売し、
たくさんセミナーもしてきました。

そして、全部で言ったら千人以上の人に
講座を通してお話ししてきました。

そうした中で、99%の人は、
何事も完璧にやろうとしては、
それが出来ずに落ち込みます。

つまり、『完璧』という理想と
『未熟』という現実のギャップに苦しむのです。

確かに、何事も『完璧』を理想に掲げて
取り組むことは非常に大切なことです。

しかし、その『完璧』と言うのは、
おそらく一生掛かっても到達しません。

というのも、日本の八百万の神さんたちでさえ、
完璧ではないのですから、ぼくら人間が
完璧になるなんて以ての外です。

そもそも、人間というものは未熟なのです。

未熟だからこそ良くなろうと思い、
もっと上を目指し成長していくわけです。

そして、この宇宙一切のものは、
完璧ではないからこそ、それぞれが存在し、
お互いが補い合うことで『完璧』な宇宙の姿を作っているのです。

そう、全ての人、全ての物というのは、
その本質は『未熟』とも言えるのです。

ですから、

「完璧になってからやろう」

というのは、その時は一生訪れることはないのです。

それはつまり、

「一生取り掛かることはない」

とも言えるのです。

「アウトプットしてください」
「情報発信をしてください」
「活動をスタートしてください」

そう伝えても、ほとんどの人は
取り組むことが出来ず物語が進みません。

『完璧』にこだわるからです。

いいですか、

完璧になってからと言っていたら、
それは一生訪れることはないのですよ。

未熟でも取り組んでいくことで、
少しずつ『完全体』へ進んでいくのです。

例えば僕が、

「セミナーは1回でもやった方がいいですよ」

というお話をしても、大概、

「人が集まらなかったらどうしよう…」
「緊張して上手く話せないんじゃないか」

と言ってビビって行動しません。

このフライドチキンがっ!!!笑
(あ、あがり症と揚げを掛けてます..)

だから、何も進まないのです。

でも、確かなことは、

「今、完璧に見えるような人でも、最初は同じように未熟だった」

ということ。

今でこそ、僕は人前に立って、
セミナーをするということが普通になりました。

毎月、必ずセミナーだったり、
今度の『文化の会』のようなイベントをしています。

ですが、初めて人前に立って
セミナーする時というのは、
本当にゲボ吐くんじゃないかってくらいでした。

これまでも、小玉さんからご縁を頂いたりして、
数百人に対してセミナーをしてきたことがあります。

ですが、僕の人生初のリアルセミナーは、
「13人」でした。

そう、その13人に対して
セミナーするということでさえ、
ゲボが吐きそうなくらい緊張しました。

今まで悪さをしてきて、
出来るだけ目立たないよう、
裏路地を見つけては歩いてきた人間です。

だから、とにかく恐ろしくって、
もうみんなが集まっているにも関わらず、

開始時間になってもセミナーをスタート
することが出来ませんでした。

正直、その場から逃げ出したかったです。

ですが、もうみんなはお金を払って、
しかも福岡から東京までとか、
みんな時間も労力も掛けて集まってきてくれています。

だから、僕には逃げ道がなくなり、
強制的に足を「ガクブル」させながら、
声を震わせながら初セミナーを走り出しました。

その結果、今の僕があります。

もし僕が、

「完璧になってから、セミナーをしてみよう」

などと言っていたら、おそらく
一生セミナーはしていません。

そして、今の僕は存在していません。

物語が進まず、まだこの瞬間にも、
当時の現実のままだったと思います。

今でもそうです。

今でも僕は講座にしても、セミナーにしても、
こういうアウトプットや文章にしても、まだまだ未熟そのものです。

その結果、みんなに迷惑を掛けたり、
ということは未だにあります。

が、完璧ではなくても、そのことに
無我夢中に、一生懸命に取り組んでいたら、
周りの人は多めに見てくれるのです。

サポートしてくれるのです。

支えてくれるのです。

だから、もしあなたが完璧主義で、
何かしら挑戦したいことがあるにも関わらず、

「でも、まだそのレベルではないし…」

と言って行動できていないのだとしたら、
とにかく未熟でもいいから、小さい小さい
一歩でもいいから、踏み出してみてください。

そのレベルってどのレベルって話ですし、
そのレベルは走り出さないといつまでも訪れません。

「変化がないなぁ」

と思うのなら、それは失敗を恐れて
何にも挑戦をしていないからです。

恐れず挑戦してください。

いっぱい、痛い思いをしてください。

そうして、人は成長し、
物事は動き出していくのです。

いっぱい痛い思いした人が、
世の中の人を元気付けることが出来るのです。

未熟万歳!

ということで、今日は時間が来てしまったので
この辺で終わりにしたいと思います。

(誤字脱字お許しを!)

ありがとうございました。

あなたの弥栄を願って。

西野ゆきひろ

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