こんにち和。西野です。
「簡単に手に入れたものは、簡単に失う」
これは、神さんの言葉です。
おっしゃる通り、簡単に手に入れたものは、簡単に失います。それはそうです。
例えばお金を簡単に手に入れたら、そのお金は簡単に失います。使い方がザツになります。
また、簡単に繋がった人とは、簡単にご縁が離れていきます。
あるいはお金を最優先順位で繋がったご縁は、またお金でご縁を失っていきます。
しかし、ずーっと長年を掛けて、苦労して、血も涙も流して得たご縁は、一生に残るご縁になります。
そういう、人生を掛けて出会ったご縁を『邂逅(かいこう)』と呼びます。
それは、人かもしれません、本かもしれません。
物かもしれません。場所かもしれません。
それが何であれ、苦労して手に入れたものほど、実は「ラクして手に入れたものぞ」と神さんは言います。
なぜなら、苦労して手に入れたものほど、簡単には失わないからです。
苦労のタマモノとは
ですから、ある意味のノウハウコレクターも、自己啓発本にどハマりしている人でも、そうして苦労して手数を掛けて、それから手に入れたものほど、そこにあなたの「タマ」が入っているのです。
ですから、そう簡単には失いません。
そしてそれこそが、あなたの人生の可能性を閉ざす、「岩戸」を開くカギなのです。
なのである意味、今まであなたがやってきたことは、何1つ無駄ではないのです。
あなたがこれから出会っていく、全ての人、全てのもの、全ての場所というのは、これまでのあなたの人生が詰まっているのですから。
僕自身、ネットビジネスで目が出なかった一年半があったのですが、それらの経験というのは、僕にとって全く無駄ではありませんでした。
それら全ての経験があったからこそ、今の僕がいるのです。
僕が今まで血も汗も涙も掛けてきたものを、この文章にぶつけているのです。
ですから、僕にとってこの文章には僕の「タマ」が入っています。
なので、そう簡単には、僕の文章スキルは失いません。
むしろ、今後の一生、僕の人生を支えてくれるスキルになります。
だから、例えば今ブログとかやっていて、まだ結果が出ていない‥としても、ホントにそれは1ミリも無駄ではないんですよ。
何かに挑戦してみて、失敗して、挫折して、なんていう全ての経験というのは、今後あなたの人生を支えていく上で、必ず役に立つものになります。
全ての不愉快の原因
例えば、こないだ注文したものが非常に遅く、かつ全く間違えられていたときに、僕は少し「はいっ?」となってしまっていました。
ですが、、
これは他でもない、僕自身にメグリがあるからです。
自分が何か天地(アメツチ)のコトワリに沿わないことをしてしまったからこそ、それを“情けの苦”でお知らせしてくれたわけですよね。
自分にとって嫌なこと、不愉快になるようなことがあっても、それは自分が天地の本来のコトワリに戻って、人生に調和を取れ戻せるようになるためのもの。
あなたを成長させ、あなたのタマを磨き、あなたが本当にマコト綺麗に輝く光となるために、欠かすことのできない体験です。
ですが、今のほとんどの人は、自分に何か嫌なことがあったら、原因を自分ではなく「外(誰か)」に押し付けます。
そうして、
「自分は悪くない、あの人が悪いんだ」
と言って、我が身かわいく守ることに必死です。
ですが、僕らが体験するあらゆることは、それがどんなに小さな体験だとしても、自分の「タマを磨く」ために必要なこと。
どれも、無駄なことなど1つもありません。
あなたが、ゴミ箱に何気なくポイッと捨てる体験でさえ、あなたの魂に刻まれていくのです。
あなたの全ての体験が、あなたのタマを磨く体験なのです。
ですから僕は、いつも何気なくゴミをポイっと捨ててしまったときには、すぐに「ごめんなさい!」と言って謝るようにしています。
ハッと気付いたときに、すぐ謝罪して、外した天地の真釣りを戻すようにする。
仮に、相手がなんの気にしもしていなかったとしても、自分がハッと気付いた時には、すぐに謝る。
『真釣(まつ)り合わす』ように行動する。
外したまんまにしないように。
もしも、
「良くないとは思うけど・・・」
と思いながらやっていることがあれば、それはメグリとなり、自分に“苦”となって返ってきます。
しかし、本当に良い、正しいと思ってやったことは、まるで花を咲かすような嬉し嬉しの現実として返ってきます。
ですが、大切なのは、
「全て自分にとって最善のこと」
と受け止めることです。
そうして、仮にそれが嫌なことだったとしても、引きずらずに気持ちを切り替えていくことです。
嫌なことがあったら反省して、謝って、そこで自分の過ちに気づけるように教えてくれたことに感謝をする。
そしたら、気持ちを丸っきり切り替えていく。
それがすごく大事です。
僕なんて、ほんといつもやらかしてしまうものですから、これが人生にとってどれだけ大切なことかを知っています。
やらかしてしまったときは、ちゃんと反省をして、それをズルズル引きずらない。
反省して、懺悔(ざんげ)して、涙して、感謝して、気持ちを切り替えて、どんどんタマを磨かせて頂く。
そして、神さん曰く、
「その人民にメグリなくしてもメグリ負うことあるぞ。
人類のメグリは人類の誰かが負わねばならん。
果たさねばならん。
善人が苦しむ一つの原因であるぞ。
神の大きな恵みであり試練であるぞ、分かったか。
愛するものほど、その度が濃い程
魂が入っているのじゃぞ」
だそうです。
苦労する人ほど、実は神さんから見込まれ、重大なお役を与えられている魂です。
それはそうで、なんの苦労もない、過保護に育った金持ちボンボンでは大事なお役は任せられません。
会社なら即潰れてしまいます。
今までたくさん苦労して、汗水垂らして、血も涙もかけて魂を磨いてきた人こそ、実は神さんからの深い愛を受けているのですよ。
そこに気づけるかどうかです。
もし、その深い愛に気付いたとき、あなたの第二の人生がスタートすることでしょう。
それでは、今日はお時間になりましたのでこの辺で。
今日もありがとうございました。
弥栄ましませ
西野ゆきひろ
よい御用(ごよう)いたす身霊(みたま)ほど
苦労さしてあるのぢゃ。
他から見ては、わからんなれど、苦労に苦労さして、
生き変り、死に変り、鍛へに鍛へてあるのぢゃぞ。
肉体の苦労も霊の苦労も、どちらの苦労にも、
まけん人民臣民でないと、眼先のことで、
グレングレンと引繰りかへりて、あわてふためく様なことでは、
どんな事あっても、びくともせん、ミタマでないと、御用六ヶ敷(むつかし)いぞ。
こんどの苦(く)の花は真理(ふじ)に咲くのみざぞ。
不二に九(こ)の花咲くや媛(ひめ)まつれと申してあるが、
九(こ)の花、おのもおのもの心の富士にも咲くのざぞ。
九(こ)の花咲けば、此の世に出来んことないぞ。