こんにち和!
あなたはイライラする時ってありますか?
人間普通に生活していたら、みんなイライラする時ってありますよね。
むしろイライラしない人ってほとんどいないですよね。
そして普段からイライラしている人も、好きでしてるわけではないと思います。
できることならイライラしない心持ちでいたいですよね?
でも、そもそもどうしてイライラしてしまうのでしょう?
イライラする感情はいらないものなのでしょうか?
今回はそんなイライラする感情について、深く考えてみたいと思います。
イライラする時の3つの弊害
まずはイライラする感情の代表的なデメリットを3つ挙げてみます。
1.健康を害する
イライラや怒りで発生したときのストレスは、人間の寿命を縮める「ノルアドレナリン」という毒素を排出していると言われています。
あるアメリカの研究では人間が怒った時に吐いた息を集めて水滴にして、それをねずみに投与したところ数10分で死んでしまったそうです。
別の研究結果においては、人が1時間怒り続けると体内では80人の致死量に匹敵するノルアドレナリンを作り出していることがわかったそうです。
イライラする時はそれくらいの量の毒素を出していますので、体に良いことは1つもありません。
2.人間関係を壊す
イライラしていると、自分のことで精一杯になってしまいます。
すると周囲に気を配ることができなくなってしまいます。
自分のことしか考えられない状態となり、ほんの少しのことでも他人と衝突してしてしまいます。
もしも他人が友好的な態度で近寄ってきてくれても、その好意を素直に受け取る余裕もないので、相手に不快感を与えてしまいます。
一度壊れた人間関係を修復するのは、相当な労力を必要とします。
3.エネルギーを浪費する
イライラする時や怒っている時というのは、ものすごい量のエネルギーを使っています。
イライラや怒りの感情が湧いている時は、それ以外の事はほとんど考えられなくなりますよね?
そしてイライラや怒りの感情が去った後、どっと疲れが出てしまいます。
それが、エネルギーをかなり必要とする証拠です。
イライラする時や怒っている時は、他に作業ができなくなるほどエネルギーを浪費してしまうのです。
イライラする時の賢くない対処法
あなたはイライラする時にその感情をどのように対処しているでしょうか?
多くの人は無理やり押さえ込むか、ストレスを発散させるかのどちらかだと思います。
しかし実は、それはあまり賢くない方法だったりします。
爆発させる
イライラする感情を我慢せずに周りに爆発させて発散する方法です。
これは一番やってはいけないことです。
特に肉体的や精神的に攻撃を加えてイライラを他人に押し付ける行為は、相手を傷つけることになります。
そして最終的には「因果応報」の法則によって、自分に何十倍にもなって返ってくることになります。
無理やり抑え込む
これはイライラの感情を爆発させる代わりに自分自身に向けてしまうというやり方です。
イライラを自分の内側に向けるので、ストレスを貯めることになります。
そうすると肉体的にも精神的にも悪影響を及ぼしてしまいます。
ひどい時には自傷行為に走ったり、うつになる可能性もあります。
ストレスを発散させる
こちらは自分にも周りにも迷惑をかけることはないので、抑え込んだり爆発させるよりも良い方法ではあります。
しかし原因を根本から解消していないとまた同じことが起きたらイライラしてしまうため、いつまでたってもイライラが消えることはありません。
一時的な対処療法に過ぎないのです。
イライラする時の心理状態とは?
そもそもイライラする感情はどうして湧いてくるのか?ということを考えてみましょう。
イライラするとは自分の思い通りにならない時に湧いてくる感情です。
思い通りの範囲というのは、その人の器の大きさを表しています。
その人その人で違う大きさの器を持っています。
10人いたら10通りの器、100人いたら100通りの器の大きさがあります。
その器の許容範囲を越えてきたらイライラしますし、越えなかったらイライラすることはありません。
イライラする範囲は人それぞれ違うということです。
器が大きい人はあまりイライラしませんし、器が小さい人は些細なことでイライラしてしまいます。
イライラする感情というのは、自分の器の大きさをお知らせしてくれているものなのです。
イライラする感情を受け止める器
このイライラを受け止めている器というものは、実はあなたの人間の大きさをそのまま表しています。
器が大きいということは、それだけ多種多様な価値観を受け入れられるということですし、器が小さいということは、小さな範囲しか認めることができないということになります。
そしてこの器というものは、あなたの人生の幸福度とイコールになってきます。
なぜなら器が大きいということは手に入るものも多いため、収入や人脈など得られるものの大きさと比例してくるのです。
器が小さいということは、受け取れるものも小さいということになってきます。
小さなことでイライラするという人は、収入が少なかったり、友達が少なかったりするはずです。
「金持ち喧嘩せず」ということわざがありますが、これは器が大きい人は相手を許せる範囲も広い、したがって収入も多いし人脈もあるということなのです。
イライラする感情を受け止めて、器を広げる
この人間の器は、一生そのままの大きさということはありません。
人間的な成長にしたがって大きくなったり小さくなったりもします。
そして自分を鍛えることで大きくしていくこともできます。
イライラする感情というものは、自分の器を大きくしてくれる最高の装置なのです。
イライラする感情を受け止めることができた分だけ器が大きくなっていきます。
すると収入が増えたり人脈が広がっていくことになります。
もしもあなたにイライラする感情が湧いてきた時は、周囲にぶつけて発散したり自分の中で無理やり抑え込むのではなく、一旦受け止めて「これで器が大きくなったぞ」と捉えるようにしてみてはいかがでしょう?
イライラする感情を、成長の原動力に昇華してしまうのです。
イライラする時:まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
世の中にはいらない物は何一つありません。
全ての物が必要だから存在しているのです。
そう考えたら、イライラする感情もこの世に必要だから存在しているということになります。
そうです、イライラする感情は身霊磨きに必要なツールでもあるのです。
これからの時代はイライラなどのネガティブな感情を毛嫌いするのではなく、上手く活用することが大切になってきます。
もしあなたがイライラする感情が湧いてきた時は、今回の記事を参考にして自分の成長につなげることを意識してみてはいかがでしょうか。
ぜひ自分を高めて成長していき周りや神様からも愛される、幸せな人生をつかんでいってほしいなと思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
弥栄!