こんばん和。西野です。
なぜ人は、
やりたいことやチャレンジしてみたいことはあるのに、
その肝心の一歩を踏み出せないのか?
不安だから。
自分には無理だと分かっているから。
上手くいかなくて恥をかくかもしれないから。
色々あると思います。
でもそれはある意味、
進撃の巨人でいう巨大な壁とでも言いましょうか。
壁の向こうに何があるか分からない。
どんな世界が広がっているのかも分からない。
その漠然とした不安によって、
その壁の向こうに出ることなく、
壁の中で安全に生きていこうとします。
これは前にもお話ししたことですが、
心が求めているものを魂が求めているものは違います。
魂というのは、根っからの冒険タイプなので、
色んな痛みや喜び、経験をして綺麗になりたい(磨かれたい)という欲動があります。
一方、僕らの心というものは安定タイプなので、
なるべくなら、緊張やストレスを受けないようにという欲動があります。
ここにズレが生じて葛藤が生まれます。
だから、もしあなたが何かやっていきたいこと、
やってみたいことがあるにも関わらず、そこに本腰を入れられない。
としたら、それはある意味、
魂と心にズレが生じているのです。
魂はもっとたくさん経験したいのに、
心がそれを抑えようとする。
これは男女のカップルにも同じことが言えます。
例えば、完全に冷めきってしまって、
もう一緒にいない方がいいと分かっているのに、
情でどうしても離れられない。
というのなんて、まさに魂と心の葛藤です。
お互いの魂は、もう卒業して、
次の新しいステージへと進みたい。
でも心は、なるべくなら
このまま冒険せずに安心したい。
変わるのが怖い。
そう思っています。
人はこの葛藤に苦労します。
そしてズレが大きくなればなるほど、
あるとき、バチンッと強制的に
ズレを解消する出来事が起こります。
もっと早くズレを直していたら、
問題ももっと小さく済んだのに。
でも、今の安心を選択している以上、
問題はどんどん大きくなっていきます。
例えば今、それが現象化していなくても、
潜在的にはどんどん問題が大きくなっていきます。
病気なんか分かりやすいですね。
問題が大きくなる前に早期発見したら
簡単に治癒しやすい。
だからある意味で言えば、
やりたいことがあるけれど、
でも不安だから挑戦せずに安定した生活を続ける。
というのも、それが長くなるほど、
魂と心のズレが大きくなっていき、
あるときバッコーンと大きな問題が起こったりします。
ある人はリストラかもしれないし、
ある人は家族に離れられるかもしれません。
あるいは、詐欺で騙されるかもしれません。
とにかく、冒険して次の新たな経験をするために、
魂は強制的にそっちに行こうとするのですね。
とにかく、ズレが大きくなるほどに、
現象化した時に影響が大きくなります。
だから、僕が言いたいのは、
どんどん挑戦していって、失敗して、
恥かいて、悔しむ経験っていうのは、
たくさんしたらいいじゃんって思うんですよ。
何ビビってるですか。
とにかく、小さくても1つずつ、
やってみたらいいんですよ。
それが上手くいくかどうかは別としても。
例えば、誰にも相談できないことを抱えている人は、
相談できる人を見つけて少し話してみる、
とかもしたらいいんですよ。
あるいは、上手くいくか分からないけれど、
やってみたいことがある。
という人も、やってみたらいいんですよ。
たとえ失敗してもいいんです。
魂はそうして、どんどん上達して、
次のステージへと進んでいくことを求めているんですから。
そうやって、たくさん失敗するほど、
魂は喜ぶので、強制的な大きな問題が起こりづらくなり、
どんどんズレを解消していけます。
だから、進んで失敗したらいいんです。
何かにつけて言い訳をして
挑戦をしない方が、僕はあとが怖いですよ。
だったら、どんどんやってみて、
上手くいかなかったり、恥ずかしい思いをしていくべきです。
もし、怖さがあって挑戦できないとしたら、
そういう時ほど、
「あとの結果は天に委ねる」
といいです。
自分ができることはやって、
それで失敗しても上手くいくも、全て天にお任せする。
自分は、その結果をありのまま受け入れる。
これが大切になります。
何かにチャレンジすることに不安や恐怖、
恥を避ける自分がいたら、
「まぁやるだけやって、あとは全て天に委ねよう」
という感覚を持ってください。
そうやって、あなたを狭い世界に閉じ込める
巨大な壁を乗り越えていってください。
必ず、光が通ります。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
弥栄ましませ
西野ゆきひろ
合わせて読むとオススメ: