あなたは「Webライティング」って、知っていますか?
「そんなの当然だぜ、あれだろ!ほら、、あれ!」
という方もいるかもしれません。
が、簡単に言うと、「ネット上で文章を書く」という意味です。
1. 古代の“Webセールスライティング”
ちょっとここであなたにお訪ねしたいのは、
あなたは今まで、ネットで文章を書いたことがありますか?
ブログでもいいし、Facebookのコメントでも、Twitterでも、検索キーワードでも、なにかネットで文章を書いたことがありますか?
もし、あなたがネット上で文章を書いたことがあるなら、それが「Webライティング」です。
例えば、私はあまり詳しくないですが、昔の文章というのは、こういう感じでした。
「色即是空」
これ、なんて読むかご存知ですか?
そうです、あの般若心経(はんにゃしんぎょう)です。これは、仏教の「巻きもの」に書かれているお経です。
で、おぼおさんたちは、このお経の意味を理解しています。
だからさっきの色即是空(しきそくぜくう)の四文字だけを読んだとしても、そこから深い意味を理解するのです。つまり、これは「文」です。
ちなみに、この色即是空を分かりやすく言うと、「目に見えるもの(色のあるもの)は、これすなわち、目に見えないもの(空)で出来ている。だから、全ては目に見えないものが本質だよ」という意味です。
というように、このたった4文字の中にも、かなり莫大な意味・情報を含めることが出来てしまうのです。
なのであなたも、例えばネット検索で、
「新宿駅 ラブホテル」「新宿 韓国エステ」
というような感じで検索したことありませんか?
あ、すみません、それは私でした…。
ですが、こうやってたった4文字の中にも、熱い男の「情熱とロマンと葛藤」が、膨大に含まれているのです。
これも、れっきとした『文章』です。
ネットでなにか調べるときも、どんな単語がヒットするかな、と考えてから調べますよね。
ここで下手な検索キーワードだと、欲しい情報が手に入らなかったりします。
例えば、さっきの「新宿で、ムード最高のラブホテルを見つけたい」というもの。これを例えば、「新宿 ベッドルーム」なんて調べてしまったら、急にイケヤとか出てきてしまうかもしれません。
ベッドルームって…笑
なんて思いますが、こういう短い文章だからこそ、そこに含める意味を、より真剣に考えなくてはいけません。
ということで、最近ではもうLINEやFacebook、インスタとか、文章を書かないときってないと思うんですけど。
どうでしょう、私だけでしょうか?
で、こういうネットやメールで誰かに対して書く文章を「Webライティング」と言います。
そしてこのWebライティングというのは、一つの「技術」になります。
例えば、ライン1つにしても、相手に開いてもらうために、「画像を送信」とか表示させたりして、どうにかこうにかして、その人の注目を得ようとしませんか。
今の時代、もう誰もがブログやメール、そしてLINEなどで「誰かに何かを伝える」ということをします。
ここには、読んでもらうためのギミック(仕掛け)があり、それは「ルール」になっています。
つまり、「こうするとこうなる」という方程式のようなものだと思ってください。
私はコピーライターとして、クライアントのランディングページや販売ページの文章を書いていますが、そこには多くの「人間心理」が隠されています。
例えば、次の2つのうち、どちらの記事を読んでみたいと思うでしょうか。
1:上原なつみ 水着モデルに抜擢
2:世界レベルの美女 上原なつみ 大胆な水着モデルに抜擢
この2つの記事だったら、男性は明らかに2つ目のほうをクリックせずにはいられないですよね。
「世界レベルの美女」ってだけで「どのくらい美女なんだ?」と唆(そそ)られますし、「大胆な」とかそういう単語1つにしても、「ウッ」と心を引きつけられると思います。
こういう知識をLINEとかに使えたとしたら…
とか思いますよね。
このブログ記事のタイトルとかも、
あなたはWebライティング13の法則を答えられますか?
みたいに質問系にしてみたり。
こういうのって、実は誰でも使えるようにテンプレート化(型)されています。
「こういうルールにのっとって文章を書くことで、読んでもらえるようになるよ」というルールですね。
例えば、「1と1を足すと2!」みたいな感じです。
そして、こういうルールはたくさんあるのですが、それぞれのルールには『神様』がいます。
つまり、ぞれぞれの「神様の力」を使うことで、より相手を惹きつける文章を書くことができるのです。
そして、その神々の力を十分に活用したライティングを「コピーライティング」と言います。
今回は、科学的な人間心理に基づいた『13の神様』をご紹介します。
2. 神様はわたしの欲求を解放した。
私は、このコピーライティングの神様たちの力を学ぶことで、インターネットから収入を生み出せるようになりました。
無職、無収入、借金まみれ、就職経歴ゼロ..
この言葉を見れば、一発で「あ、この人とは友達になりたくないな」と思いますよね。
そんな状態から、気兼ねなく寝て、気兼ねなく美味しいご飯食べて、気兼ねなく旅行して、、
生活全ての時間を「自分のもの」にしてくれました。
誰かに決められて行動するわけではありません。全てを自分で選択することができます。何時に寝ようと、いつどこで働こうと、いつ映画やお酒を飲もうと、自分の自由に決められるようになりました。
両腕の刺青でろくに働けるところもなくて、お金もない、遊びに行けない、愛犬と夜の割引き弁当を片道20分かけて買いに行く…
そんな苦しい絶望的な状態から、コピーライティングに出会ったことで、心からの「自由」を与えてもらいました。
ネットで商品を売るための文章を書いて生活する。どこでも仕事ができる。
こんなに素晴らしい体験をしたので、ぜひあなたにもコピーライティングのことや、文章の書き方というのを知って欲しいと思っています。
あなたも「Webライティングの神様」を知って文章が書けるようになると、生きている世界が「バリーンッ」と崩れ落ち、ワクワクと心が踊り、新しい刺激的な世界を手に入れることができるでしょう。
今日は、その1つとして、「最低限この神様たちを知っていれば大丈夫!」という、ネットで文章を書くときに最高の力を授けてくれる13の神様たちをご紹介します。
3. Webスライティング13の神様
最初にお伝えしておきますが、たくさんある中での13個なので、他のものを削った分、本当に重要だと思うものです。
少しでも勉強したことがある人なら知っているものもあると思いますが、それでも出来ていない人があまりにも多すぎる、という現実があります。
また違った角度からこれらを見てみると、新しい発見や気づきが得られはずです。
Webライティングの神様1:「魅力の神様」
おっと、いきなりトップバッターで出てきたということは、それだけ何を優先するよりも大切だという意味かもしれませんよ、、、
その通りですね。笑
この「魅力の神様」とはつまり、「魅力で引きつけられるようになる」という意味です。
まず何よりも最初に「興味を持ってもらう」ことが先決です。これが全ての始まりです。
せっかく書いた文章を読んでもらえなかったら、なんにも始まりません。
しかも、それはほとんどの場合「最初」で決まります。つまりオープニングです。
そもそも「オープニング」って言うのは、始まりの瞬間です。オープニングがあるからストーリーが始まるのであり、オープニングがなかったら物語もエンディングもありません。
だから、「魅力の神様」を味方に付ける必要があるのです。
ここで相手に興味を持ってもらえなければ、私がここまで一生懸命に書いた文章も、何もなかったかのように全てが水の泡となってしまいます。
なので、Webライティングでは「いかに最初で引きつけられるか」というのが生命線になります。
このオープニングには2つの箇所があります。
それは、“キャッチコピー”と“本文の冒頭部分”です。つまり、タイトルと文章の始まりの部分です。
ここはとにかく「クリックしてしまう興味深いタイトルには出来ないか?」と考えることです。
つまり、興味生の高い言葉や文章にできないか、を考えます。
例えば、
・ハゲで悩んでいる人の髪を3ヶ月で生やした中国南部の漢方薬
・育毛タブレット飲用した男性が突然死
この2つの記事だったら、どちらのほうをクリックしたくなると思いますか?
もちろん、どちらもクリックしたい気持ちはありますが、もし私が薄毛で悩んでいたら、確かに漢方薬も超気になりますけど、まずは下の突然死のほうを最初に確認したいですね。
あなたはどうでしょう。
ここで私が言いたいのは、この2つの文章には「興味が唆(そそ)られる仕掛けがされている」ということです。
まず、最初の文章ですが、「3ヶ月」や「中国南部」とか、「漢方薬」などというものが、その仕掛けです。
例えばこれらがなかったらどうでしょう。
・ハゲで悩んでいる人の髪を生やした薬
あきらかに、最初の「3ヶ月」とか入っていた文章のほうが興味そそられませんか?
2つ目の文章では、「タブレット」とか「突然死」というのが、その部分です。
「タブレット」と聞くと、どんなものか気になりますし、「突然死」という単語も、こう「グッ」と感情を揺さぶられませんか。
このように、オープニングでは『とにかく興味が湧くものにする』という意識を忘れずにいたら、まず間違いないです。
これを「魅力の神様」と覚えれば、非常に分かりやすいかと。
Webライティングの神様2:「ご縁の神様」
次の神さまは「ご縁の神様」です。
これは要するに、文章を書くときに「相手を思う」ことです。
私たちが何か文章を書くときというのは、そのほとんどが「誰かがいる」から書くと思います。
もちろん、自分のメモに使うこともありますが、何かを伝えるというのは、必ず誰か相手がいることです。
そしてライティングは「特定の人物を想って書く」ことが重要です。
なんとなぁく書いたりするんじゃなくて、ちゃんと自分のパソコンの目の前に、特定の人物が読んでいる、と想って書くのです。
例えば、もしあなたに好きな人がいたとして、LINEだけ交換できたという状態だとしますよね。
そこでデートに誘いたいわけですが、「どうやったらデートに誘えるか」というのを、頭の中で超真剣に考えて、なんども文章を書き直しては、「いや…この表現は誤解される..」とか言って削除して、またフリ出しから書き始めて…
みたいに、発泡スチロールで石橋を叩くかのように、慎重にメッセージを届けると思います。
これくらい誰かのことを想って書いた文章は、そこにあなたの魂(たましい)が込められます。
そこでもし、どうも想っていないその辺の他人に対しての気持ちで文章を書いたとしたら、、
そこには魂が乗らず、薄っぺらいペラペラの文章になってしまうでしょう。
だから、何か伝えたいメッセージを書くときに大切なのは「具体的に相手をイメージして書く」ということです。
ここは、良く理解している人でさえミスを犯す部分なので要注意です。
どうしても、たくさんの人に反応してほしいと想ってしまい、誰にでも書けそうな、曖昧で臨場感のない文章になります。
賑やかなパーティーの中で「すみませ〜ん」と言うより、「そこの赤いドレスのお姉さん!」と言った方が、間違いなく相手は「ビクンッ」と反応しますよね。
だから、誰かに自分の思いを伝えたいとき、そういう文章を書くときには、その他大勢の人に向けて書くんじゃなくて、ほんとに特定の人物を想像して書くと良いです。
そして、特定の人物を想像して書くと、当の本人にとってはより具体的で、エグられて、読まずにはいられない文章になります。
そして、同じ悩みや葛藤、夢や希望を持っている人たちが、さらに反応しやすくなります。
実際に私も、いまこの記事を書いてますが、
・コピーライティングに対してどのくらいの知識を持っている人なのか
・どういうことに興味があるのか
・どんな夢を持っているのか
などなどについて決めて、自分の知り合いで条件が当てはまる人を考え出し、その人に読んでもらうために色んな仕掛けを施(ほどこ)しています。
そうすることによって、その条件に合う人たちは、自然に引きつけられて、「読まずには居られない」はずです。
あなたもここまで長い文章を読んでいるということは、その条件にどこかが合致しているのかもしれませんね。
とにかく、そういう「特定の人物を想って書く」というのを『ご縁の神様』と覚えてもらえたらと思います。
誰かを強く想うことで始めて、それが素敵なご縁になります。
Webライティングの神様3:「結びの神様」
Webライティングで最も重要なものの1つに、『共感』というものが挙げられます。
例えば、読んでくれる人に共感する、共感されることによって、その人の注目を引ける、その人に注目してもらえるようになります。
共感するから、その人が読みたくなる文章が書けるし、共感されるから読んでくれるわけであり、とにかく文章を書くときには「共感」は絶対条件です。
そしてまさに、この「共感」こそが、あなたと相手を1つに結ぶ唯一の方法です。
だから「結びの神様」なのです。
そこで意識して欲しいのが、「あなたに語りかける」ということです。
私もこの文章で非常に多くの「あなた」という言葉を使っているかもしれません。これはもうクセになっているのですが、、
とにかく、文章を読んでくれる人は、ほとんどの場合「読むときは1人」です。
みんなでパソコン画面を覗いたり、みんなでスマホ画面を共有して読む、なんてことはしません。
同じページ、同じ文章を読むときには、今の時代なら、それぞれ自分のスマホやタブレットで読むはずです。
つまり、そこでは『1対1』だということです。
文章は1 対 多数だと思われがちですが(もちろん、そうとも言えますが)、実は文章を読むときはみんな「自分の頭の中」で読み上げます。
つまり、1人ということですね。
そうなると、書き手と読み手は1対1となります。
だから、先ほどと少し重なりますが、あなたと読み手が「1つに繋がっている」という感覚が大切です。
お互いがお互いのことを共感する。
このように、まさに1つになった状態を与えてくれるのが「ご縁の神様」になります。
Webライティングの神様4:「芸の神様」
今の時代、誰しもがネットで文章を書くようになりました。メールやLINEは当たり前です。
なのでネット上には、星の数以上に存在する膨大な文章が氾濫(はんらん)しています。
そうなると、もうほとんどの文章が「ありきたりな」文章になってしまうわけですよ。
つまり、文章に味がないということです。
相手を動かす文章には、必ず“独自の個性”というものが必要です。少しだけチャラけてみたり、口ぐせを入れてみたり、、
そうやって、文章の中に「あなたの個性・キャラ」を出していくのです。
そうすれば、ただ読んでいるだけでも面白いので、楽しくてどんどん次へ次へと読み進めてしまいます。
これは『芸の神様』と言って、多くの人を惹きつける「芸達者」のような力を与えてくれます。
コピーライティングの世界では、ある1つの定説が挙げられます。それは、、
“世の中には「長い文章」などは存在しない。あるのは「退屈な文章」だ”
というものです。
要するに、退屈な文章こそが「長く」感じるわけであり、面白い文章なら、どれだけ長文でも読み続けてしまう。だから長い文章があるんじゃなくて退屈な文章があるのだ、という意味ですね。
これは非常に的を得ていて、あなたも自分が面白いと想った文章なら、どれだけ長くても、時間を掛けても読むはずです。
じゃなければ、小説が100万部!とかなんて有り得ないわけですからね。
だからLINEとかでもそうだと思いますが、文章では「いかに自分の個性を出すか」も大切ですよね。
その辺の男や女と一緒に思われたくないですよね。
「この人なんか惹きつけられるな…」そう想ってもらいたいでしょう。
だから芸の神様に力を与えてもらうことで、あなたのキャラ(個性)を出していきます。
そして、キャラや個性を出すために必要なのは「批判を恐れない」ということです。
「こんなこと言ったら嫌われるかな…」
「誤解を招くかな…」
などという、批判を恐れないことです。
そうしないと、あなたの本当の味(アジ)を文章で表現することなど不可能です。
なので、批判を恐れずに、
「ええい!イってまえ!」
という踏ん切りが、あなたの本当のアジが滲み出てきますよ。
Webライティングの神様5:「親しみの神様」
ただ、いくらキャラを出していく、批判を恐れないと言っても、親しみやすさは特に重要です。
例えば、次のような文章はどうでしょう。
「我々の理念は、地域社会と密接な関係を構築し、興を活性化することにあります」
みたいな、よくある「おカタイ」文章ですね。
これ、誰が書いたんでしょうね。頭の中ですら、書いた人の顔をイメージできないですよ。笑
全く親しみがないんですね。
でも、「マジで」とか「すんごく」とか、「でしょ」などという話し言葉があるだけで、一気に親しみやすい文章になると思いませんか。
思うでしょ、ねぇ、思うでしょ。
確かに私も、少し難しい言葉を使ってしまうフシも見受けられますが、実は読み手の人に合わせて書いています。
少しでも色んなことを知って成長したいと思っている人にはタマらない文章を書く、というイメージです。
それでも、ポイントポイントで、私ならではの話し言葉や口グセを意識的に入れています。
マジで大事です、ぶっちゃけ、めっちゃ、わけですよ、、
みたいなものですね。
こういう「話し言葉」を使っていくことで、その文章に人の暖かいエネルギーが凝縮されるので、それを読むとどうしても親しみが湧くんですね。
だから、「論文の書き方」とか、「論証法」とかなんとか、そういう堅苦しいことはナシです。
文章を書くときは、あなたが自然に話すように、流れるように書くことです。
たまにネットとかで、
「その言葉遣いは正しくない」
などと、難くせを付けたくて仕方がない人たちがいるのですが、そんなもの気にせずガン無視でOKです。
だって、そういう人はそもそも相手じゃないし、「読まなくてヨロシい」わけですよ。
だから、そういう「形式ばった構成で文章を書く」とかマジで気にしないでいいですよ。むしろ、気にしないでください。
今書いた文章だって、形式ばった文章にすることもできますが、敢えてせずに話すように書いています。
どうでしょう、人間味を感じるのではないでしょうか。
だからあなたも、『親しみの神様』からご利益をいただき、読んでくれる人が
「この人ってなんか親しみやすいなぁ」
と思ってもらえる文章を書いていきましょう。
Webライティングの神様6:「詩の神様」
ここまで、あなたらしいキャラを出すための「芸の神様」、そして親しみやすさを出すための「親しみの神様」をご紹介しました。
そして、その2つの神様と同系で、『詩の神様』という神様がいます。「うたの」神様です。
この『詩の神様』には、文章のリズムやテンポを良くしてくれるというご利益があります。
文章というのは句読点や改行を使いながら、その文章に「リズム」を出していきます。
詩は音の響きを凄く大切にするもので、昔から“五七五”でたくさんの詩を作られたりしています。
この“音”や“響き”というのは、日本人だけでなく世界中のあらゆる民族で重視されています。使う言語が違かったとしても、音楽や詩はあります。
それくらい、はるか大昔から私たち人間は、この音や響きと一緒に進化してきたのです。
なので、文章というのも音や響き、リズムというものが大切です。
人は、文字を読むときには無意識に、頭の中で「音読」しています。
おそらく今、あなたがこの文章を読んでいるときにも、頭の中で私の言葉を音に出して読み上げているのではないでしょうか?
そう、人は何かを読むときには必ず音に変換して認識します。
もちろん、速読など文章を読み上げない方法もありますが、基本的には言語は「音」に出して脳にインプットします。
だからこそ、句読点や改行などを使い、自分の文章にリズムを出していくのです。
私はよく、メルマガ読者さんからメールの返信を頂くのですが、文章慣れしていない人ほど、読みづらい文章になっています。
例えば、、
今この文章を書くことに抵抗があってとても緊張しながら書いています。きっと私の文章はリズムがないと言われるかもしれませんが、それでも新しいことに挑戦して少しずつネットビジネスに慣れていって、必ずいつかは今の会社を退職して家族や子供と自然の多い場所に引っ越して、いつでも好きなときに旅行にいけるようになりたいと思っています。
という文章はいかがでしょう。
確かに句読点を使っているのでまだ読みやすいですが、後半はもう、途中からなんの話をしてるんだか、分からなくなっていたと思います。
「人が暗記できるのは7桁まで」
という話を聞いたことあるかもしれませんが、人は連続したものを覚えるのが苦手です。
例えば、
9384017902
これを7秒で暗記しろと言われたらどうでしょう。ちょっと自信ないですね。
では今度は、
938 4017 902
となったらどうでしょう。
同じ10桁の数字が並んでいますが、下のように「三四三」というリズムで覚えると、最初の羅列よりはるかに覚えやすくなることに気付きましたでしょうか?
つまり、文章がズラッと続いていたり、抑揚(よくよう)やリズムがないと、人は一気に認識能力が低下します。
だから、なるべく連続した文章にならないように、適度に「。」を付けたり、改行で分けてリズムを出すことで、頭に入る情報量が変わるのです。
なので、『詩の神様』の力を借ることで、ちょっと韻(いん)を踏んだり、語尾の音を合わせたりして、文章に躍動感を出すと、テンポよく読めるようになります。
Webライティングの神様7:「道の神様」
実は、私がコピーライティングを勉強していく中で、鮮烈に記憶に刻み極まれるほど衝撃を受けたものがあります。
それは、「接続語」です。接続語というのは、文章と文章を繋ぐ言葉のことです。
接続語の例に、以下のようなものがあります。
・ですから、
・しかし、
・それから、
・ただし、
・ですが、
・もっとも
などなどです。
他にもたくさんあるのですが、これら接続語というのは、実は読み手を文章に引きつけておくうえで、えらく重要だったのです。
というのも、私がコピーライティングを勉強し始めたときには、そこまで接続語を重視していませんでした。
ですが、とある海外の有名なコピーライターが、教材の中で口酸っぱくこのことに触れていたのです。
私は繰り返しそのことを聞いているうちに段々と、上手なコピーライターの文章には多くの接続語が使われているという事実に気付けたのです。
この接続語というのは、読み手を次の文章へと導いていくための鎖(くさり)もような役割を持っています。
それはまるで、“一本に続く道”のように、読者を最初から最後まで導いていくかのように。
そのご利益を授けてくれるのが、『道の神様』です。
おそらく、私のこの記事を読み返していただくと分かると思いますが、かなりの頻度で、接続語を使っていることが分かると思います。
逆に、ブツブツと文章を切ってしまうと、常に流れがストップするので、その都度、集中力が途切れる確率が上がります。
そうすると、内容から離脱する回数が増えるので、最後まで読んでくれる可能性が低くなるわけですね。
なので、『道の神様』の力で文章と文章をつなぎ、読者の手を取って一本道を歩いていくような、そんなイメージで文章を書いていってください。
Webライティングの神様8:「箱の神様」
先ほども言った通り、人は文章を「頭の中で音読する」と言いました。
そして、そこから連想されるイメージ・情景を思い浮かべます。
「苦しい」と言ったら、苦しそうにしている場面をイメージする感じです。
ですが、文章が何から構成されているか?というと、これは「単語」になります。単語を組み合わせることによって、相手にメッセージを伝えます。
なので、カタコトの英語でも、分かる単語を発音よく伝えるだけで、相手は汲み取ってくれます。
例えば、外国人がカタコトの日本語で、
「ワタシ、イキタイ、キョウトォ」
とか言われたら、文法はメチャクチャでも意味は通じますよね。
「あ、この人、京都に行きたいんだな」というのが分かります。
つまり単語によって文章が成り立つ、ということです。
なので、どんな単語・言葉を使うかによって、大きく印象が変わります。
例えば、次の2つの文章を読み比べてみてください。
・高収入のアルバイト
・1日3万円のアルバイト
だったら、どっちのほうがイメージしやすいでしょうか。
おそらく、「1日3万円」のほうだと思います。
そして、実際に私はFacebook広告で2つの単語をテストしたことがありますが、やはり1日3万円のほうが圧倒的にクリック率が高い結果が出ました。
つまり、ほんの短い文章でさえ、どんな単語を使うかによって、相手に与える衝撃、インパクトが変わります。
そこで力を授けてくれるのが『箱の神様』です。
私たちコピーライターにとっては、「単語」というのは、“仕事道具”です。
Webライティングでご飯を食べる人の仕事道具はまさに、単語と言えます。
だから、コピーライターは単語帳というものを作ったりして、色々な興味生の強い単語を収集しています。
それはまるで芸人のネタ帳みたいなものですね。
それくらい、単語には重量があって、その1つ1つの単語に意識を向けていく必要があります。
なので、その単語のレパートリーがたくさん詰まった『箱の神様』の力で、色んな興味の引く単語や表現を使っていきましょう。
Webライティングの神様9:「話の神様」
ある日、私は読み慣れない漫画を読んでいました。普段、ほとんど漫画ではなく活字ばっかりで、漫画を読むスピードが人より遅いです。
そこで、なんとか早く読もうと意識して読んでいたときに、ある重要なことを発見しました。それは、「セリフによって物語に色が生まれる」と…。
例えば、よく漫画では情景の説明とかってあるじゃないですか。「ときは200X年…」みたいな。
あれは「神(かみ)視点」と言って、高い視点から見下ろすように物語が進んでいくイメージです。
が、そこに登場人物たちのセリフが加わっていくことで、より人間味があり、ナマ臭く、物語に色や立体感が生まれていきます。
例えば、前に飲み屋さんで外人に話しかけられて、
「そのタトゥー、ナイスです!イイデスネ!」
と刺青を褒めてもらったことがあったのですが、今のように「セリフ」を入れることで、頭の中で外人がそのセリフを言っている状況をイメージしますよね。なぜか、少しカタコトな感じで読み上げたりします。
つまり、頭の中で文章に立体感が生まれるんですね。臨場感と言ったりますが、小説なども臨場感があるから人は物語の世界に「生身の人間として」入り込むことができます。
小説には必ずセリフがありますしね。
そこで、ネッ上で少し長めの文章を書くときには、『話の神様』の力を授かり、人の「声」や「セリフ」を入れていきましょう。
セリフを入れることによって、読み手は物語や文章の中に引き込まれやすくなります。
例えば私の母が、まだ私が小学生の頃に、
「あんた、ちゃんとやることやったの?」
と聞いてきたことがあるのですが、これを話すことで、人は無意識の領域で自分の幼少期と重ねて考えます。
この“自分と重ねる”ということが重要で、自分と重ねることが出来るから共感ができるのです。
まさに『結びの神様』の功徳(くどく)を得るために、『話の神様』にも協力していただくわけです。
たった今話した「セリフを入れる」などは、みんなほとんど意識したこと無いんじゃないかなぁと思うのですが、どうでしょう。意識的に使ったことありますか?
確かに必要そうだと分かりますが、セリフがとことん重要だったなんて、改まって考えたことないんじゃないですかね。
もうあなたは、会話調で書いたり、要所要所にセリフを加えることがどれだけ重要なのか、というのが理解できているはずです。
あなたは、普通の人が知らないテクニックで、人々を文章に惹きつけることができてしまうわけですね。
Webライティングの神様10:「動の神様」
コピーライティングの世界では、「人に何かを伝えるときに最も重要なこと」と言われるものがあります。
もちろん、他のすべてのものも重要なのは間違いありません。
一般的には、脳や心臓が最も重要だと思われているけど、同じように腕や足、“アソコ”も重要ですよね。
なんですけど、コピーライティングの世界ではダントツ的に「相手の感情を動かすこと」が最重要だと言われます。
これは本当にその通りで、人は感情によって行動します。
みんな、
「私は論理的だ!」
みたいに思ってますけど、全くそんなことなくて、多くの場合、逆に効率の悪い行動を取ったりします。
分かりやすい例を出すなら投資の世界。
人は自分が持っている株価が赤字になって、さらにどんどん下がっていったとしても、ほとんどの人は簡単に損切りすることができません。
「またどこかで復活するはずだ!(そう信じたい!)」
みたいな感じで、よくよく考えると「なんでこんな行動したんだろ」みたいなこと、普段から経験しています。
あとあと考えると「もう絶対にそんなことしない!」って行動も、また「ベロンベロン」に酔っ払ってしまうと、同じ行動を取ってしまったりします。
ほとんどの場合、人は感情で行動を決定していて、それを後から論理で正当化する、というパターンを持っています。
もちろん、例えば朝起きてからの午前中とかは、エネルギーも回復していることが多いので、より論理的に行動がしやすくなります。
むしろ、心が冷静なほど、慎重に物事を考えられるようになります。
ですが例えば、時間がなくなって「急がなきゃっ!」ってときほど、論理的に考えられなくなって、時としてとんでもない行動を起こす場合があります。
でもこれは脳の構造によるもので、私たちの脳の中心は爬虫類系で、主に本能とか生理的な役割を持っています。
食べる、セックス、寝る。。
で、その中心から一つ外側が大脳辺縁系と言って、主に感情的な情報を扱う脳です。
「危ない!」「怖い!」「気持ちい!」
みたいな感情ですね。
そして、その大脳辺縁系に覆いかぶさるように、後から出来たのが大脳新皮質です。
まぁ難しい名前はどうでもいいですが、とにかく
大脳辺縁系 ⇒ 動物脳
大脳新皮質 ⇒ 人間脳
と覚えてもらえたら大丈夫です。
つまり、私たちの脳は、より中心にあって強力なパワーを持っているのが「動物脳」だと思ってもらえたらと。
なので例えば、じっくり寝れた朝みたいに、エネルギーが充満しているときには、人間脳が働いていますが、いざエネルギーが下がると、急に機能を低下し、古い脳に判断をゆだね始めます。
夜中とか「なんか小腹が空いた、アイスでも食べようかな」
なんて思い始めたときは、エネルギーが低下していて、人間脳が働かなくなっている状態だと思ってください。
要するに、人は論理的に考えるより感情的のほうが強い、ということです。
そして、誰かを動かしたいときは
『相手の感情に訴えること』
です。
かつての有名なスピーチも、すべて、聴く人の感情に訴えかけたから成功したのです。
なので、人に何かを伝えたり、その人を動かしたいときには「相手の感情に訴えかける」ことです。
人は感情的にインパクト(衝撃)を受けたことは、ずっとずっと顕在意識でも覚えています。。よね?
あなたも小さい頃とか、仕事中でもいいのですが、何か論理を超えた閃きとか体験をしたときの記憶って、かなり今でも覚えていたりしませんか?
私たちは感情的な影響を受けると、論理以上のインパクトを受けます。
だから、マーケティングでは「人の感情を動かす」ことに重きを置いているのです。
OK、人の心を動かすためには「感情を動かすこと」ということは分かった。じゃあ実際に、どうすれば相手の感情に訴えかけることができるのか?
あなたの答えはなんでしょう。
ちょっと、自分なりに考えてみてから、続きを読み進めてみてください。
・・・・・・・
どうでしょう。あなたなりの答えは出ましたか?
「言い回しを分かりやすくすること?」
「殺人とか、怖い単語を使うこと?」
もちろん、どれも正解です。
が、相手の感情を最も動かしやすいのは、、
「あなたが感情的になること」
です。
どうでしたか、当たっていましたか?
ちょっとこの答えに対して、少し誤解を招きそうなので補足しておきます。
確かに、相手を感情的にさせるのには、あなたが感情的になるのが一番手っ取り早いです。
これは男女の恋愛で考えたら分かりやすいと思います。
例えば、何か些細なことで喧嘩があるとしますよね。それで、どっちかが感情的になると、相手もさらに感情的になって、もう原子爆弾が落ちたかのような喧嘩に発展します。
この例から分かる通り、感情は感情を動かすんですね。
今のは悪い例ですが、良い例で言えば過去の偉大なスピーチです。
歴史的に有名なキング牧師のスピーチもそうですし、“悪名”で有名なナチスドイツのヒトラー演説。
これまで、様々な歴史的な演説がありますが、どれもが「自分の話に感情を込める」ことをしています。
そう、感情を込めるのです!!!!
ちょっと今のはフザけましたが、でも、やっぱり感情が伝わったかと思います。
こうやって、文章にも感情を込めることが出来るんですね。
そして、もっと簡単なのは、「感情を表現すること」です。
例えば、
この時は本当に苦しかった…。周りの人たちが「お前ならすぐ復活するよ」と励ましてくれました。でも、でも、、自分だけは納得できませんでした。
必死に努力して、必死に歯を食いしばって、ここまで何もかもを捨てて頑張ってきたのに、最後の最後に「クビ」だなんて…。
もう…全てのものが、どうでもよくなって。生きていく意味すら分からない。
みたいな文章はどうでしょうか。
少しはあなたの感情に影響がありましたでしょうか。
先ほどの文章を書いているとき、私は本当にその経験をしたかのようなイメージをして、悔しい気持ちになって、その感情の状態で書きました。
こうやって、自分の情熱や感情を持った状態で文章を書くと、それが言葉の節々(ふしぶし)に込もります。
だから、LINEでもメールでもWebライティングでもそうですが、文章を書くときには、まず自分がその感情を持って、それから文章に込める。
ということをすれば、その文章には感情、もっと言うと『魂』が宿ります。
その力を授けてくれるのが、『動の神様』です。
Webライティングの神様11:「色の神様」
少し想像してみてください…。
ここは、カンカンに照りつける太陽が降り注ぐ、真夏の海岸。
空は雲一つない、澄み渡るような青空。
あなたはビーチで、好きな人と2人で、昼間からゆっくりと本を読んだり、お酒を飲んだりしてリラックスしている。
そこに、突然「ブーン、ブブブーン、ブブブーン、ブン」という激しいバイクの音が近づいてきた。
あなたは、「暴走族か」と音のなるほうに顔を向けた瞬間…!!!
・・・・・・・
どうでしょう。
今の文章を読んで、その情景をイメージ出来ましたでしょうか?
とくにブログやメルマガ、セールスコピーを書くときには、相手にその情景をイメージしてもらうことが大切です。
だからこそ、「話の神様」や「動の神様」の力を借りて、セリフや感情を使っていくのですね。
私たちは、イメージしただけでも、実際に体験したように、脳が情報を入力します。
だから例えば、高いところが苦手な人とかは(私がそう)、いま自分が55階のビルの屋上にいて、柵を乗り越えて、地面のフチに立っているところを想像するだけでも、股間あたりが「ゾワゾワッ」とします。
これは、実際に体験したわけではなく、ただ頭の中でその場をイメージしただけですよね。
それでも、ゾワゾワしたり、手に汗を握ったりするわけです。
映画とかもそうで、あくまでも映画はフィクションでありファンタジーなのですが、見ていると心臓がドキドキしてきたり、悲しくなって涙が出てきます。
つまり、私たちは頭の中で想像したことだとしても、それを実際に体験しているかのように脳は記憶します。
だから、文章で相手の頭の中にイメージを作ることができると、読み手は実際に体験したかのように感じ、さらにあなたの文章に臨場感が出ます。
それはつまり、文章を読むことに夢中になる、とも言えます。
しかも、ネット上で何かを販売するときには、その商品を買うことで、
・どんなメリットがあるのか?
・どんな経験ができるのか?
・問題解決後はどんな生活なのか?
というのを、具体的にイメージ(想像)してもらえないと、その商品を買ってはくれません。
見込み客に、
「これは私の求めているものだ!」
「これはずっと悩まされてきた問題を解決してくれる!」
そう信じてもらえなければ、お金を出してその商品を買おうとは思ってもらえないですからね。
でもこれは、商品を販売するときだけじゃなくて、文章を書くどんなときでも、読み手に想像してもらうことは大切です。
そうすることで、さらにあなたの文章に引き込むことができます。
だからこそ、私たちライティングをする人は『色の神様』の功徳を受け取る必要があるのです。
『色の神様』の“色”というのは、この場合は『想像すること』という意味です。
『色の神様』の功徳で、相手に出来るだけイメージさせる文章を書きましょう。
ちなみに、文章だけで相手の頭の中でイメージさせるコツは、、
・セリフを入れる
・「赤い」など色を入れる
・「ドクドク」など音を入れる
・「ヌメッと」など触感を入れる
・「鼻にツーンとくる臭い」など嗅覚を入れる
・「若いレモンのように酸っぱい」など味覚を入れる
というものが挙げられます。
こうやって、「五感」を表現することで、読み手はまるで自分が体感しているかのように頭の中でイメージします。
だから私は、先ほどの例文で、「青い」とか「ブーン」などの色や音を使って、あなたの五感が働くように書きました。
これが『色の神様』の功徳です。
Webライティングの神様12:「和の神様」
あなたは「和」という言葉を聞いて、どんなイメージをするでしょうか。
和やか?
優しい?
まとまる?
確かに、どれも正しいですね。
この「和」という字は、私たち日本人にとって非常に繋がりが深い言葉です。
私は、歴史や日本の昔からの文化の知識を深めていけばいくほど、
日本 = 和
という考えが確信的になってきました。
日本は昔から「大和(やまとの)国」と言われてきました。
そして、かの聖徳太子も憲法17条で、他の何よりも先に、一番最初に
「和を以って貴しとなす」
という言葉を残しています。
意味は、「みんなお互いに仲良く、調和を保っていくことが大事だよ」という意味です。
この「和」というのは、聖徳太子よりもずっと前から、日本では大切にされてきた考え方です。
だから日本人は、色んなものを合わせたり、混ぜたり、良いところだけを盗んでさらに良くする、ということが得意でした。
これは宗教なども例外ではありません。
例えば日本はよく無宗教と言われたりしますが、実はそうではありません。
日本には「初詣」や「お葬式」、「クリスマス」などがあって、古神道や仏教、キリスト教などの考え方が混ざっていますね。
こういう「宗教の迎合」というのは、世界的に見て唯一、日本だけです。
日本人は昔から、色んなものを取り込み、合わせ、さらに良いものにしてきました。それが私たち「日本人」です。
だから、日本人は他の国に比べて、自己主張が控えめで、和を強調します。
もちろん、この精神が良いか悪いか、それはどちらも言えます。
ですが、これは良い悪いではなく、そもそもそれが大昔から先祖代々、続いてきた「日本人」なのです。
なので、特に日本人相手にビジネスをするときには、「みんなを巻き込んで調和を取る」ということが効果的になってきます。
他人事に思わせるのではなく、当の本人もキャンペーンやビジネスに巻き込んでしまうわけですね。
そして、それは文章にも同じことが言えます。
文章でも、読み手を巻き込むことって簡単にできるんですね。つまり、「文章に巻き込む」ということです。
その最も簡単な方法が「質問を入れる」ということです。これが『和の神様』の強い力です。
文章の中に、頻繁に質問を入れていくことで、読み手をあなたの話、あなたの世界に巻き込んでいくことができます。
実際、私がこの記事の中でも頻繁に質問を入れてきたことはお気づきでしたか?
こうやって質問をしていくことで、人は無意識に質問の答えを考えます。
「考える」ということはつまり、文章の中に入り込むことになるので、読み手を巻き込むことができるわけです。
その「読み手を巻き込む」という功徳を授けてくれるのが『和の神様』です。
Webライティングの神様13:「光の神様」
そして、最後の神様です。
ここであなたに質問したいのですが、あなたは人を“説得”するときに効果抜群の方法を知っていますか?
もちろん、イメージをさせること、感情に訴えかけることも効果的です。が、もっと効果覿面(てきめん)の方法があります。
これは正直、私の中で“最強”だとも思っています。それは、、
「メタファーを入れる」
です。
メタファーとは「隠喩」と説明されますが、分かりやすく言えば「例え」です。たとえ話です。
このメタファーを使うことが、人を説得する上で最も効果的だと言っても過言ではありません。
私もこの記事で、たくさんの「たとえ話」を入れていたのは気づきましたか?
私の場合、「例えば、、」とすぐに例え話をすると思います。
これは、何かを相手に理解して欲しい時に強烈な影響を与えます。
なにか自分の主張だったり、理解して欲しいことを伝える時に、 “相手が分かる例で”たとえ話をすると、
「そういうことか!」
「確かにその通りだ!」
「うわー分かる!」
となります。
これは何をしているかというと、相手の頭の中に『閃き』を与えてるんですね。
人は、自分の中で「そうか!」とか閃くと、それがあたかも“自分が考え出したかのように”感じるのです。
だから、相手を説得したいときには「こうです!」とだけ言うのではなく、
「例えば、こういう状況のときにはこう言えるよね」
と、相手に分かるように例を出して説明すると、相手は「確かにそうだわ!」と閃きます。つまり、頭の中で電球が「ピカッ」と光るようなイメージです。
そうすると、仮にあなたが相手に教えたことだったとしても、相手は「自分がそう考えた」と錯覚を起こします。そして、その概念・考え方が、相手の信念・価値観に変わるのです。
その功徳を授けてくれるのが『光の神様』なのです。
『光の神様』の力を使って、相手の頭の中で「ピカッ」と光ると、そのメッセージが相手の信念や価値観として絶対的な地位を確立します。
だから私は、誰かを説得するときには「メタファーって最強だな」と思うのです。
その例え話をするときに、例えばセリフを入れたりだとか、五感を刺激して想像させたりしていくと、相手はより鮮明にイメージして、「そうだったのか!」と閃くようになります。
直接リアルで話すにしても、次に誰かと話をするときにでも、「例えばさ、、」と意識的に使ってみてください。面白いように相手は「確かに!」となります。
これほど「自分の考えやメッセージを相手に説得するうえで最強な方法はない」くらい思っています。
ぜひ、あなたも今の今から、『光の神様』の功徳をいただき、意識的にメタファーを使ってみてください。
これであなたは王様です。
さいごに(ネットで文章を書くあなたへ)
最後にまとめますが、この記事では、
・魅力の神様
・ご縁の神様
・結びの神様
・芸の神様
・親しみの神様
・詩の神様
・道の神様
・箱の神様
・話の神様
・動の神様
・色の神様
・和の神様
・光の神様
という、文章を書く際に大きな力を与えてくれる13の神々をご紹介しました。
それぞれの神様の功徳(くどく)・ご利益を覚えていますか?
かなり膨大な情報量だったので、
「ちょっとうる覚えだ…」
という人は、ぜひもう1度、最初から読み返してみてください。
これらは、ネットだけでなく文章を書くあらゆる場面で非常に重要なものです。
あなたがこれらの神様の力を授(さず)かって文章を書けば、(それがどんな相手であれ)相手を引きつけ、相手の心に響く文章を書くことができるでしょう。
今回はあくまで『神様』を“見立てて”ご紹介しましたが、全て「根本的な人間心理」が元になっています。
人間心理を理解すれば、ネットで稼ぐことも、誰かに助けをもらうことも簡単になります。
もしあなたが、「もっとWebライティング・コピーライティングのことについて深く知りたい」と思われたなら、以下の記事を参考にしてみてください。
また、もっと詳しく「お金を稼ぐことに直結したライティングスキル」を学びたいと思われたなら、私が書き下ろしたレポートを読んでみてください。
さらに、レポートをダウンロードすると、音声セミナーやWebセミナーを無料で受講できるようになっていますので、興味がある方はこちらから。
ということで、長い間お疲れ様でした。
今回ご紹介した神様の力を授かり、ぜひあなたも「人の心を動かす文章」を書いてください。
それではまた!
西野ゆきひろ
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