なぜ、情報商材は詐欺という言葉が出てくるのでしょうか?これは冷静に見たら論理破綻していて、「大仏は神」と言っているのと変わりません。大仏は神ではありません(神が宿っていると捉えることもできます)。
それと同じように、情報商材もそれ自体に詐欺もクソもありません。それを作る人によって詐欺商材かそうではないか、が決まります。
でもなぜ、一般的には「情報商材は怪しい」「情報商材は詐欺だ」と言われるのでしょうか。それには理由があります。
もちろん、当たり前の人にとっては周知の事実ですが、情報商材について余り慣れていない方にとっては、どうして詐欺だと思うのか、本当の理由が分かっていないでしょう。
ですので、今回の記事では、どうして情報商材が詐欺と言われるのか。そして、どのポイントを見ていけば詐欺商材を見分けることが出来るのか。そして最後には詐欺商材の被害に遭ってしまったときの対処法なども、いち情報商材の販売者として解説していきます。
※情報商材について、基本的なことを知らない方は、こちらの「情報商材についての基礎知識」を合わせて参考にしてください。メリットやデメリットなども解説しています。
1. 情報商材が詐欺と言われる3つの理由
それでは、情報商材が詐欺と言われる3つの理由からお話します。本来、詐欺ではない情報商材はたくさん存在しますが、その見分け方についても触れていきます。
1–1. 一部の価値観では「法外な価格」と思ってしまう
まず、「情報商材についての基礎知識」で解説していることを理解していない人にとっては、この情報商材が「法外な価格」だと思ってしまうでしょう。
例えば、一般的な書籍は、1,500円〜3,000円くらいで購入できるものばかりです。にも関わらず、同じような情報商材は2万円も3万円も、5万円も、いやそれ以上する商材がたくさんあります。この違いが理解できない人は、「情報商材は詐欺である」と考えてしまうでしょう。
ですが、基礎知識の記事でもお話している通り、書籍はあくまでも「知識“だけ”を提供」しているものです。それに対し情報商材は、「相手の人生を変えることにコミットしている」ことにあります。
ほとんどの一般的な書籍の場合、著者が自分の知名度を上げるために出版しています。しかし情報商材は、「買ってくれた人に何かしらの結果を出してもらう」ことを念頭に作成しています。そして、サポートを付けたりもします。
なので、どうしても書籍より作成労力も掛かり、そして内容もより具体的になり、さらにはサポートなどで自分の時間や労力を割くことになります。だから、価格が高くなるのは当たり前なのです。
ですから、この価格差があるからといって、何も情報商材は詐欺だというわけではないのです。
1–2. エスカレートする誇大広告
そして正直、これが「情報商材は詐欺だ」と言われる1番の理由です。それは『誇大広告』ですね。
情報商材の市場では、腕の良いライバルがたくさん存在します。ですから、その同一直線上で勝負しようとすると、どうしても約束する成果を大きくして、より多くの人の注目を集めようとするのです。
ちなみに、この「約束を大きくすればいい」と思ってしまう販売者が多く(むしろ、それ以外の勝負、つまり差別化の方法が分かっていない)、だから余計に表現が過激になっていき、全体的に「情報商材系は詐欺だ」と言われてしまいます。
例えば、ダイエット市場で「3ヶ月で7キロ痩せます」と約束している情報商材があったら、別の人は、よりライバルに勝つために「2ヶ月で5キロ痩せます」と言い出します。そしてまた別の人は「いや、1ヶ月で10キロ痩せますよ」と言い出します。
この販売者間の不毛な勝負のせいで、どんどん表現が誇張されていき、「そんなの嘘に決まってんだろ」という広告で溢れてしまうわけですね。
情報商材を作って差別化をしたり、満足度の高い売れる商品を作成するには「情報商材の作り方マニュアル」を参考にしてもらえらと思います。
1–3. サポートの欠如
そして、情報商材を購入して「詐欺商材でした!」という人たちの意見の中で、最も多かったのが『サポートの欠如』です。
情報商材は一般的な書籍とは違い、「購入者の成果にコミット」しています。当然、初めから「サポートはありません」と明記している商材もありますが、だいたいの商材はサポートを付けています。なぜなら、そのほうが購入者に成果が出やすいからです。
ですが、サポートを付けると言っているにも関わらず、購入後は何もしてくれない、というケースがあり、そういう体験をした場合「詐欺商材だった」と言われます。
ですので、仮にあなたが情報商材の販売者側であれば、購入者のフォローやサポートをしっかりすれば、購入者から「詐欺だ!」という声は上がりません(真面目にビジネスしているのに、他のサイトで詐欺などと言われる場合、大抵は購入していない人です。しかも彼らは自分たち以外の商材を批判して自分の商材を売ろうとしている乞食なので気にしなくて大丈夫です)。
逆に、あなたが情報商材の購入を迷われているのであれば、ちゃんと「アフターサポートがあるか」を確認しておくと良いでしょう。
もちろん、サポートがなくても素晴らしい情報商材はたくさんありますので、一概にサポート基準で見るわけにはいきません。ですが、初心者の方が買われる場合はやはり、サポートがしっかりしているかどうかを判断基準にしても良いかもしれません。
3. 情報商材で詐欺に合わないために
仮に、あなたがこれまで1度も情報商材を購入したことがなく、「現在、情報商材を買おうか迷っている」という場合は、こちらの「情報商材の基礎知識」で解説している、“詐欺の情報商材に騙されないための3つのポイント”という箇所を参考にしてください。
4. 万が一、詐欺商材に引っかかったときの対処法
この記事の最後に、万が一あなたが詐欺商材に引っかかったときの対処法をご紹介しておきます。
4–1. どのASPで販売しているかを確認する
まず最初に、その詐欺商材を「どのASPで購入したか」を確認してください。大抵、購入確認メールに書かれています。
基本的に、情報商材を販売している有名なASPはインフォトップとインフォカートです。が、他にもありますので、どのASPで販売されている商材かを確認してください。
4–2. 商品販売ページをPDF保存しておく
どのASPで購入したか確認したら、次に、その詐欺商材のセールスページ(セールスレター・商品販売ページ)をPDF保存しておいてください。
おそらく情報商材を買うときには必ず「この商品がどういうものか」というメリットやコンテンツの詳細などが書かれたセールスレターを読んでから購入するはずです。そしてそのページには、「この商材ではこういう結果を約束します」と書かれています。
ですので、そのセールスレターをPDF保存しておいてください(これは証拠となります)。
4–3. 販売者とASPにメールを送る
ASPとセールスレターを見つけたら、販売者に返金請求をしましょう。ただし、商材によっては返金保障を付けていない場合があります。ですが、おそらく「詐欺商材」と思うということは、約束していることと違うということでしょう。
その場合は、「このセールスレターで書かれている事実と違う」という旨を販売者に伝え、返金請求をしてください。
そして返金請求のメールを送る際は、セールスレターの一番下に記載されている販売者アドレスにメールを送ります。それと同時に、先ほど調べたASPにも「この商材に騙されたので返金して欲しいです」とメールを送りましょう。
情報商材を販売する側としては、そのASPで商品を売れなくなるというのは痛手です。単純に、売上げが落ちるからですね。ですので、販売者だけでなくASPにもアプローチするのは、とても効果的です。
そして、ここまですれば大抵は返金してくれますが、万が一にも対応してくれなかった場合は、こちらの「国民生活センター」の“消費者ホットライン”に連絡してください。
まとめ
さて、今回の記事では「情報商材が詐欺と言われる本当の理由」というテーマで解説してきました。
最も、「情報商材 = 詐欺」という考えは間違いであり、素晴らしい情報商材も腐るほど存在します。ですので、もしあなたが情報商材を買い慣れていないのであれば、まずは返金保障が付いているもの、サポートが付いているものを選ばれると良いでしょう。
そして、もしあなたが情報商材を自分で作って稼ぎたい、あるいは情報商材をアフィリエイトして稼ぎたいのなら、以下の記事も参考にしてみてください。
↓
・情報商材の作り方マニュアル
・情報商材アフィリエイトで稼ぐ5つの具体的ステップ
それでは今回は以上になります。ありがとうございました。
西野之啓
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