起業して収益を2倍にする12の効果抜群ノウハウ

もしあなたが、これから起業して自分の手でビジネスをしていくと考えているのであれば、「利益」を上げるために試行錯誤していくことになるでしょう。

収益を上げなければそれはビジネスとは言えません。報酬をもらわないのはボランティアです。

なので、世の中に価値を生み出し、その対価として報酬を得るのがビジネスと言えます。が、その報酬を増やす、つまり収益を上げるためには色んなノウハウ、戦術が存在します。

今回の記事では、私があらゆるビジネスやマーケティングのノウハウを学び、そして実際、私が全くの0(むしろ借金1000万円のマイナス)の状態から起業し、起業初年度から2000万円を超す収入を得られるようになった、中でもコアと呼べる12個の効果抜群ノウハウをご紹介します。

ただし先にお伝えしておきたいことがあります。「そうは言っても私のビジネスとは関係ない」という意見をよく耳にするのですが、そんなことを言う起業家は“とんだ馬鹿”です。

私たちは顧客が居て、その顧客に商品あるいはサービスを提供するビジネスをしています。扱っている商品が仮に消しゴムでも、掃除機でも、カーペットでも、そしてラーメンでもコンテンツでも全ては同じです。

商品(サービス)が違うだけで、『顧客に価値を提供し、その対価として報酬を貰う』というのは一寸も違わないのです。

なので、この記事だけでなく、あなたがこれから起業して、ビジネスやマーケティングを勉強していくときには、「このノウハウや事例は、自分のビジネスにどう活かすことが出来るだろうか?」と常に応用することを念頭に置いて学ばれることを“強く”お勧めします。

そうすれば、いくら頑張っても売上げが伸びず、すぐに倒産してしまう代わりに、すぐにあなたのビジネスにブレイクスルーをもたらし、そして今よりも2倍以上の利益を稼ぐことが可能になるでしょう。

それでは早速ご紹介していきます。

. 体験価値を上げる

たとえ同じ商品を購入したとしても、受け手の価値の感じ方は違います。

例えば、Aという商品を購入し、7日後に商品が手元に届くのか。あるいは、商品を購入後、次の日にAの商品が届くのか。

この違いによって、購入時に感じる「価値」というものが変わります。もちろん、言うまでもなく後者のほうが、『価値を高く感じる』ようになります。

そして、高く価値を感じるということは、「より満足する」と言い換えることができます。そう、私たちは「体験」によって、価値の感じ方が変わるのです。

この『体験が価値を決める』ことを覚えておくと、ビジネスでは、より顧客満足度を上げることができます。その結果、リピーターが増えて顧客生涯価値(つまり収益)も向上します。

具体的には例えば、顧客の目の前で、みんなで掛け声を出しながら、どんぶりに溢れんばかりのイクラを載せることもできます。

これは実際にやっているお店がありますが、あれも最初からイクラを乗せた状態で出すのではなく、顧客の目の前で乗せ、しっかりと体験させることで満足度が上がるのです。そして、動画をSNSでシェアして口コミを起こしてくれたりします。そのくらい、「体験」にはパワーがあります。

もしあなたがコンテンツビジネスを行うとするなら、顧客に対して1度に大量のコンテンツをドバッと渡すよりも、少しずつ順序立てて細かくコンテンツを渡していくほうが、「体験価値」は遥かに向上します。

同じ商品を受け取っているはずなのに、より高い価値を感じるのです。

結果的に、顧客側は少しずつコンテンツを消化することができるので、より成長しながらも満足度が上がる、という好循環が起こります。

コンテンツを一度にドバッと渡してしまうと、すぐに消化できずに挫折してしまい、「この人の商品を購入しても自分には向いていない」と思われて、リピートをしてくれなくなるのです。

なので、あなたがこれから起業してどんなビジネスをするにせよ、「顧客が驚くような体験をさせるにはどうすればいいだろうか?」という質問の答えを、出来るだけたくさん考え出すことをオススメします。

. 無料ラインで価値を底上げする

ビジネスでは、有料と無料のものがあります。例えば私たちがやっているコンテンツビジネスであれば、こういうブログ記事やメールマガジン、レポートや動画など、無料で提供しているものは無料コンテンツです。逆に、お金を頂いて提供するコンテンツが有料コンテンツです。

ごく当たり前の話です。

また、飲食店であればお店に置いてある物、オブジェ、椅子、テーブル、お皿、箸、メニューなど、お金を頂いて提供する商品(食べ物など)以外の部分が無料コンテンツになります。

そして、コンテンツビジネスにせよ飲食店にせよ、世の中のほとんどの起業家は「無料の部分には手を抜く」ことをしてしまいます

例えば飲食店なら、「別にここはどうでもいいでしょ」と言って、適当に100均で買ってきたお皿を使ったり、世界観が全く統一されていない店内の置物や食器だったり。こういうお店は腐るほど存在します。

すると私たちは、そのお店に入ったときに、「安っぽいお店だ」と思ってしまうのです。どんなに「最高の食事」を提供していたとしても、無料の部分で決まってしまうのです。

もしイメージしづらい人がいるなら、一流ホテルや高級レストランを思い出してみてください。こういった場所では、サービスとは関係ない場所にこだわりを出したり、お金を掛けています。

そういう、置物や飾ってある絵、テーブルや椅子、そして食器など、特に有料ではない場所(サービスや食事ではない物)で、出し惜しみせずしっかり世界観を作り出すことで、「ここは一流だ」「価値が高い」と思うようになっています。

そう、その『世界観の価値』というのは、「無料のラインで決まる」のです。

コンテンツビジネスをしている人であれば、無料で提供するコンテンツを出し惜しまず、とにかくクウォリティの高いコンテンツを提供することです。

ほとんどの起業家は、「無料なんだから適当で」というノリで、コンテンツを作ります。しかし、だからこそ売れないのです。

考えてみれば簡単なことで、もしあなたが無料で受け取ったときに「これはショボい」と思ったらどうでしょう。その人の商品をお金出してまで欲しいと思えるでしょうか。

当然、無料コンテンツやサンプルが酷いものであれば、続いてお金を出してまでその人の商品を手に入れようとは全く思いませんよね。

だからこそ、無料で提供するコンテンツの段階で、出し惜しみを一切せず、最高のクウォリティでコンテンツを作るほうが「儲かる」のです。

ここでぜひ覚えておいて欲しいことは、『無料のラインで価値基準が決まる』ということです。

安っぽい物や食器を使っているお店は「安っぽいお店」と感じ、1つ1つの物にこだわっているお店は「高いお店」と感じるのです。

なので、無料のラインを上げて、あなたの商品やサービスが「良いものだ」と思えるようにしましょう。

. サプライズを演出する

もしあなたがこれから起業するなら、「ビジネスにおいて顧客とのコミュニケーションは命である」と言う言葉を頭の片隅に入れておいてください

というのも、「商品が売れない」「リピーターが少ない」などの相談をもらう機会がありますが、大抵の場合、それは「顧客があなたのことを忘れているだけ」だったりします。

もしかしたらあなたも、たまたま入ったレストランやご飯屋さんで、とても美味しくて感動した、という経験はありませんでしたか?ですが、そのほとんどの場合、(ご近所でない場合)お店の名前を覚えていないのではないでしょうか。私がまさにそうです。

私は毎日の食事が外食です。そして、過去にたくさんの美味しいご飯屋さんを見つけては感動していましたが、そのほとんどは覚えていません。お店の名前も場所も。だから、リピートしないのです。

でもそこでもし、お店のメールマガジンやLINE@、あるいは住所でもいいですが、お店に情報を伝えておき、そしてお店から連絡が来たらどうでしょう。「あ、ここ前に食べた美味しいとこだ」と思い出しますよね。

つまり、ほとんどの起業家やビジネスでは「顧客とのコミュニケーションが足りない」のです。だから、顧客は覚えておらず、リピートもしないし商品も買わないのです。

ですから、ビジネスでは「いかに顧客とコミュニケーションを取れるか」に掛かっています。そして、顧客側もあなたとのコミュニケーションを好意的に捉えてくれるなら、間違いなくあなたの商品を買ってくれますし、さらにはリピートもしてくれます。

なので、例えば顧客の誕生日やクリスマス、お正月、海の日など、なんでも良いのですが、イベントなど、あるごとに顧客に対してちょっとしたサプライズプレゼントをすると、顧客は感動し、またあなたとの関係を取り直してくれるのです。

私がやっているオンライン上のコンテンツビジネスでは、たまにサプライズでレポートや音声、動画などをプレゼントすることができます。

また、私が実際にやった1つは、クリスマスプレゼントの交換キャンペーンです。これは、私がクリスマスプレゼントとして1つの動画をプレゼントするので、その代わりに、私のメルマガや講座などの感想をください、というものです。

結果的に、かなり多くの方がこのキャンペーンに参加してくれ、企画は盛り上がりました。

このように、サプライズプレゼントというのは、あなたと顧客がコミュニケーションを取り、そして好意を寄せてくれる絶好のチャンスです。どんどんコミュニケーションを取りましょう。

4)参加型の企画を打つ

つい先ほど、「クリスマスプレゼント交換キャンペーンを行った」という話をしました。こういった『参加型』の企画を打つことで、顧客はより販売者に対してコミットメントを強めてくれます。

積極的に企画に参加してもらえば、仮に全く同じ商品を扱っているライバルがたくさん居たとしても、顧客はあなたから購入してくれるようになります。

そう、私たちは自分が関わっているものに好意を寄せる習性を持っているからです。

例えば、もしあなたと友人たちで何かクラブイベントやパーティーを企画したとします。あなたも意見を出し、そしてみんなと一緒に企画を作り上げていきます。

そうした場合、企画作りだけ参加して「パーティーには参加しない」という選択肢はあるでしょうか?おそらく、この世のほとんどの人は、自分が企画づくりに参加したものには「何が何でも参加したい!」と思うでしょう。

つまり、顧客にもそういう心理状態になってもらう、ということです。

定期的でも不定期でも、顧客も参加して一緒に何かをする企画を打てば、今よりももっと収益が上がることをお約束します。

5)ターゲットを絞る

これは「当たり前じゃん」と思うかもしれません。が、本当に多くの起業家や、これから起業しようとする人が失敗する原因でもあります。

と言うのも、大げさに言えば、ダイエットサプリを販売しようとするときに、「痩せたい」と思っている全ての男性と女性に向けてセールスメッセージやマーケティングを組もうとするのです。

なぜなら、より多くの人に買ってもらい儲かりたい、と思うからです。ですがこれは致命的なミスです。

もしダイエットサプリを販売するのであれば(どの商品やサービスにせよ)、ターゲットは明確に絞る必要があります。

例えば「30代の独身OL女性」や「出産後の専業主婦」など、同じ女性でも年齢や職業、生活環境、持っている価値観、悩み、信念などによって、ターゲットを絞るのです。

ターゲットを絞らないと、ボヤッとしたメッセージしか作れず、結局は誰にも刺さらないマーケティングキャンペーンとなってしまうのです。そして「なんで売れないんだろ」と問題点すら分からず、すぐに赤字を抱え、再起不能な状態になってしまいます。

しかしターゲットを絞れば、メッセージの角度も鋭くなるため、当の本人たちは「これは私のためのものだ」と強く認識することになります。つまり、マーケティングメッセージが強く刺さるようになるため、より反応率が高くなるのです。

これはどんな商品(サービス)を扱うにせよ、全く同じです。とにかくターゲットをニッチに絞り、本人たちが「これは私のために用意してくれているのだ」と思い込むほどに、明確で鋭いメッセージを作りましょう。

6)魚に成りきる

市場に出回っているビジネス書の多くで、ビジネスは魚釣りに例えられます。その表現が倫理的に正しいかどうかはここでは触れません。しかし、確かに的を射ている表現と言えます。

魚が集まるスポットを見つけ、美味しそうな餌を垂らし、食い付かせて釣り上げる。これはまさにビジネスと同じです。

これから起業する場合(新たに事業をする際にも)、まずは自分の見込み客が集まる場所を見つけ、魅力的な約束を提示し、それを提供して報酬を得る、というのが流れです。

そして、多くの人は「餌の質が大切だ」と勘違いしています。もちろん、商品の質が大切なのは言うまでもありません。が、もっと重要なのは『見込み客が何を考えているか?』です。

つまり、どんなにあなたが質の高い商品を持っていたとしても、それを見込み客が求めていなければ、いくら頑張っても売れる事はありません。

しかし、商品がある程度の質でも、それを見込み客が心の底から望んでいる物だった場合、それは飛ぶように売れます。そう、商品が売れるかどうかは「見込み客が求めているかどうか」に掛かっているのです。

そして先ほども言った通り、『見込み客が何を考えているか?』を徹底的に理解することは避けて通ることはできません。

つまり、「魚視点で考える」では不十分で、『魚に成りきる』必要があるのです。自分自身が魚に成りきり、

・見込み客はどんな悩みや問題を抱えているか?
・見込み客は何に対して怒りやフラストレーションを抱えているか?
・見込み客はどんな夢や理想を持っているか?

などを完全に理解することで、初めて、効果的なマーケティングやセールスメッセージを作ることができるのです。

なので、「魚視点」ではなく、『自分自身が魚に成りきる』。そして、実際に見込み客と同じ現実、世界で物事を見たり体験して、完全に見込み客の頭の中を理解するように心掛けましょう。

7)ギャップを強調する

このコンセプトを日本で見かけたことはなく、アメリカの有名な起業家が教えていたのですが、とても重要だと思ったので、こちらでもシェアをします。

先ほど、「見込み客が何を考えているか?を理解すること」というお話をしました。それを理解するために見込み客について徹底的にリサーチしていくと、彼らが現在、どんなことに悩み、問題と感じ、葛藤しているかが見えてきます。

もし、“儲かる系”の市場にいる見込み客であれば例えば、「頑張って勉強していても稼ぎに繋がらない」「色んな情報がありすぎて何が正しいのか分からない」「成功までの明確なステップを知りたい」などの悩みや葛藤を抱えているかもしれません。

そうしたら、その葛藤を強調(増幅)し、そしてあなたの商品を購入したら、それらの葛藤が全て綺麗さっぱり無くなり、最高に幸せな未来が待っている、ということをハッキリ認識してもらうのです。

つまり、「このままだとさらに辛い未来が待っている」⇒「しかし、こうすれば全て綺麗さっぱり解決してストレスが一切なくなる」という、この2つの『ギャップ』をさらに強調するのです。

ネット上で見るほとんどの起業家が、この『ギャップ』を強調することが出来ておらず、弱いセールスメッセージになってしまっています。だから、商品が思うように売れないと嘆き、「自分が稼ぐなんて無理なんじゃないか」と意気消沈するのです。

ですが、「葛藤」⇒『幸せな未来』という2つのギャップを強調し、強く認識してもらうことで、より見込み客はあなたの提供する商品への欲求を高め、簡単に売上げが向上するのです。

8)タイミングを“決して”逃さない

私は起業してから、大きなミスを犯しました。そしてまさか、ここまで大きな損害になるとは思ってもいませんでした。それが「タイミングの遅れ」です。

マーケティングを勉強している人なら、ビジネスでは、「見込み客が最初に財布を開くまでが最もハードルが高い」ということをご存知でしょう。

そう、それが例え1,000円や3,000円など、仮に低価格帯の商品だったとしても、あなたのことを何も知らない、つまりあなたの商品も今まで1度も購入したことがない人に商品を売り込むことは、最も難しいのです。

しかし逆に、1度でも財布を開くと、購入までのハードルが劇的に下がります。これはあなた自身も身を持って経験していることでしょう。

例えばスーツを購入するとき。スーツ屋さんでは、スーツやジャケットを購入した人には、すかさず「このジャケットにお似合いのワイシャツやネクタイは如何ですか?」と勧めてきます。

これを「クロスセル」と言うのですが、彼らは財布を開いた人間はさらに購入しやすい、という事実を知っているのです。

つまり、店の前を通り過ぎる人よりも店内に入って商品を見ている人、そしてその人よりも「これを買う」と決めた人のほうが、財布の紐が緩いということです。

だからこそ、購入を決断した直後に、すかさず他の商品も合わせてセールスするのです。要するに、「購入を決断したとき」が最も買いやすい、ということです。

なので、顧客の欲求が高まっているタイミングで商品を売り込めば、さらに収益が上がります。しかし、そのタイミングを逃し、顧客の熱が冷めてしまうと、また購入へのハードルが高くなってしまいます。

このように、セールスにおいてタイミングというのは、間違いなく収益に大きな影響を与えます。しかし私は過去にこのミスを犯しました。

私は以前、フロントエンド商品(見込み客に最初に購入してもらう低価格帯商品のこと)を購入してくれた顧客に、クロスセルで何も売りませんでした。しかも、ミスはそれだけではありません。

さらには、その他のことが重なってしまい、バックエンド商品(フロント購入者に販売する高価格帯の商品のこと)をセールスするタイミングが大幅に遅れてしまったのです。

結果、バックエンドセールス時には、予定していた売上げの半分にも満たないという、散々の結果に終わってしまいました。

その失敗を身をもって味わった私は、そのマーケティングプロセスを改善し、フロントエンド商品を購入し、満足してくれた人に対して期間を空けずに高額のバックエンド商品を販売する仕組みにしました。

そうしたら、バックエンドの成約率が5%から36%に改善したのです。恐ろしく収益が伸びました。文字通り、「爆発的に」伸びたと言っても過言ではありません(つまり、タイミングが遅れたときは100人中5人の購入者に対し、改善後は100人中36人の“割合いで”30万円の商品を購入してくれた、ということです)。

ここで言いたいのは、とにかくベストなタイミングを逃さないことです。見込み客や顧客の欲求が高まっている、つまり熱があるときにはすぐに商品を売り込むようにしましょう。

9)価格を上げる

私もそうだったのですが、起業したばかりの人の多くは、どうしても価格を安く設定しようとします。この原因は明確で、「自分に自信がないから」です。

「高くしてしまったら、誰も買ってくれないんじゃないか」という不安や自信のなさから、商品の価格を出来るだけ低くしようとします。

しかし成果を出す起業家というのは、自分の商品の価格を上げることに躊躇(ためら)うことはしません。自信を持って価格を上げます。

そうすると、20万円でも30万円でも、価格を上げたとしても、必ず一定数の見込み客は購入してくれます。その結果、利益率が上がり、キャッシュフローが安定し、新たに見込み客を獲得する広告費に回すことが可能になります。つまり、起業後すぐにビジネスを成長させることができるのです。

しかし、自信のない起業家は、低価格の商品しか販売できず、売れても利益が低いため、一向にビジネスを成長させることができず、頑張っても報われない生活を送る羽目になります。

ですから、あなたがこれから起業して自分でビジネスをするのなら、「価格を安くできないか」と考える代わりに、「どうすれば価格を上げられるか?」「どうすればその価格に正当性を持たせられるか?」と思考してみてください。

答えが見つかるまで考え続けてください。必ず方法を発見できます。私も、10万円の商品や30万円の商品、そして50万円の商品を販売できるようになってから、収入が一気に2倍に膨れ上がりました。ぜひあなたも考えてみてください。

10)仕組み化に取り組む

これから独立や起業を考えている人には、私はいつも「仕組みを作りましょう」とアドバイスをしています。

起業してから苦労する人のほとんどが、目先の小銭、つまり短期的な欲求を満たそうとするあまり、頑張っても頑張っても、労働から解放されないまま、「忙しくなっているのに銀行残高が減り続ける」という現実を嘆いています。

しかし、もしあなたが初めから目先のしょうもない小銭を追いかけることなく、一軒の家を建てるように、土台からしっかり仕組みを構築していけば、やがてビジネスが自動化し、時間の余裕が増えながらも、収益も勝手に増え続ける、という良いビジネスライフを手に入れることができます。

どうしても、起業当初は「まずは目先の小銭だ」と追いかけるあまり、小銭を稼いでみたら忙しくなるだけでより辛くなってしまう、という結果を出してしまいがちです。

もちろん、起業当初は綺麗事など言っている暇などなく、「目先の小銭」を稼ぐことも大切です。が、間違っても、「目先の小銭」だけしか目に入らず、仕組み作りを疎(おろそ)かにはしないようにしましょう。

「仕組みを作る」とは例えば、自動で新規見込み客を集める仕組み、自動で商品をセールスする仕組みなどのことです。オンライン上であれば主に、ステップメールやウェビナー(ウェブ上のセミナー)などに該当します。

最初は時間が掛かるかもしれませんが、こういった仕組みを少しずつ作っていけば、早ければ6ヶ月後には、あなたのビジネスが勝手に回り出し、遊ぶ時間をたっぷり作りながらも大きな収入を稼げる、という生活が待っています。ぜひ頑張ってください。

11)小さくテストを繰り返す

これは「利益を上げる」というよりも、「失敗せずに」利益を上げるための概念です。

起業したいと考えている人の多くは、FacebookTwitterなどの、いわゆる「シリコンバレー企業」のように、いきなり初めからドッカンと仕掛けることはできないか、と考えます。

私の地元は埼玉ですが、地元の友人たちもよく、このような「夢物語」を語っては、「金さえあれば成功できるのに」と、無い物ねだりをしながら愚痴を吐いていました。

ですが、それは大きな間違いです。これから起業する人も、あるいは既に起業している人でも、何か新しいことに取り組む際は必ず「小さくテストする」ということが生命線になってきます。

私の周りには、年収5000万円や1億円、それ以上に稼ぐ成功した起業家がたくさんいますが、彼らは例外なく「小さくテストする」というマインドセットを持っています。

何か新しい事業を始めるとき、新しいキャンペーンを打ち出すとき、新商品を販売するときなど、全ての場面において「小さくテスト」して、反応を見てから本腰を入れます。

そのテストでもし反応が良くなければ、何がいけなかったのか分析し、改善し、そしてまた小さくテストをする。ビジネスはこの繰り返しになります。

つまり、

1:仮説を立てる

2:小さくテストする(検証する)

3:仮説を建てる(改善する)

4:小さくテストする

これを繰り返していくのです。

そうすれば、大きな失敗をすることがないので、赤字になることはありません。なぜなら、小さくテストを繰り返し、上手くいくと分かったときだけ、勝負を掛ければ「上手くいかないはずがない」のですから。

12)文章力を上げる

最後になりますが、ビジネスとは「顧客とのコミュニケーション」です。つまり、「こういうことでお悩みですか?」「ではこの商品が良いですよ」という、人と人とのコミュニケーションによって、ビジネスは成り立っています。

それが理解できると、コミュニケーション能力こそが、ビジネスにおいて最高のレバレッジ(武器)であることも理解できます。

そして、ビジネスでのコミュニケーションのほとんどは「文章」です。チラシ、ホームページ、店内のポップ、広告、ファックス、Eメール、ブログ、Facebook、ダイレクトメールetc..

それがどんな媒体であれ、そのほとんどが「文章」によって、コミュニケーションが行われるのです。ですから、「文章力」を磨くことで、ビジネスがさらに簡単になるのです。

「いや、動画や音声はどうなのですか?」と思われるかもしれません。ですが、動画や音声も要するに、「文章を読み上げる」だけなのです。ですから、文章力を向上させると、それと同時にパブリックスピーキング力も向上します。

ここで言う「文章力」とは、コピーライティング力のことです。ビジネスはコピーを中心に成り立っています。このブログ記事もそうですし、メールマガジン、セールスレター、ホームページ..

その全てがコピーライティングで構成されているのです。

なので、もしあなたがこれから起業する、あるいは起業しているけど思うように上手くいっていない、というようであれば、例外なくコピーライティングを勉強されることをオススメします。

これは、私がコピーライティングを教えているから、という理由ではなく、誰がなんと言おうと『事実』だからです。

なので、コピーライティング力を向上させたいと思っているなら、ぜひ私の以下のコピーライティング記事を読んでみてください。

コピーライティング基礎講座【無料でスキル学習】

ここに書かれているブログ記事だけでも、あなたのコピーライティング力、もっと言うとビジネス力が劇的に向上しますので、起業してから簡単にビジネスを軌道に載せることが可能になるでしょう。

まとめ

今回の記事では、「起業してビジネスの収益を2倍にする12のアイデア」ということで、12個のビジネステクニックをご紹介しました。

もちろん、ここに挙げたものはごく一部であり、起業してからビジネスを短期間で成長させるためには、他にもたくさんの効果的なノウハウやテクニック、戦術などがあります。

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あなたがのビジネスに取り入れ、今よりも稼ぐ金額を増やすヒントをたくさん得られることをお約束します。

それでは今回はこの辺で。

西野之啓