おはようございます、
西野です。
今日は、「引き寄せ」について
すこし考えてみたいと思います。
いや、これはスピリチュアルでも
なんでもありません。
起こることは確かです。
ただ、世間一般的に考えられている
ほとんどの「引き寄せの法則」というのは
着色料がふんだんに使われているものです。
で、今日言いたいのは、
「起こる現実というのは自分が招いている」
ということです。
どういう出来事が起こるのか、というのは
自分が考えて起こしているのです。
とはいえ、意識ではそれは分からず、
ほとんどが無意識の自分が起こしています。
もちろん、確率論なので、
実際に何が起こるのかというのは
分かりません。
よく、「運命は決まっているんだ」
と言われるのを耳にします。
が、私は最初から運命付けられている
とは思っていません。
ビジネス業界で有名な新田さんが
メルマガで「回転寿し」と表現していて、
非常に理解しやすい例えだと思いました。
というのも、例えば板前がマグロをレールに乗せたときに、
ゆっくりと自分のところへマグロが廻ってきます。
これは、未来からマグロが
自分のところへ向かってきていると言えます。
もし白い壁などがあって、廻ってくるネタが
見えなかったとしたら、、
突然、自分のところにマグロが
「現れた」ということになります。
どんなネタが来るのか、
どんな出来事が起こるのか、
どちらも1秒前まで分かりません。
ですがマグロは、
向こうからグルグルと
廻ってきていることは確かです。
いきなり目の前にマグロが
「ポンッ」て現れるわけがありません。
でも、私たちにとっては、
このマグロは「未来から来た」と言えます。
こういう話をすると、
「え、西野さん、ってことは、
10秒後の未来に“マグロが来る”ことが決まっていたら
私たちの運命は決まってるんじゃないですか?」
と思われるかもしれません。
ですが、マグロが来ることが決まっていたとしても、
そのマグロを食べようかどうしようかは、
その瞬間に決めるのです。
じゃあ、その後にサーモンが廻ってくると
決まっていたとして、
「マグロを食べる」という選択をしたら、
もしかしたら、その後はサバを食べたくなって
サーモンを無視するかもしれません。
それか、ただマグロを見逃して食べられなくて、
サーモンに気付いて食べるかもしれません。
つまり、そこでどんな選択をするか、
によって10秒後に起こる(す)出来事というのは
ガラッと変わってくる、ということです。
となると、私たちの10秒後の未来、
1年後の未来というのは、この一瞬一瞬の
選択によって『形作られてくる』のです。
ここまでは宜しいでしょうか。
で、そのときに「どんな選択をするか」
というのは、日頃から自分が
考えていることに沿って決断していきます。
例えば、「失敗するのが嫌だ」と
思っている人がいるとします。
その人は、可能性が十分にあることでも、
「失敗することは避けたい」から
“挑戦しない”という選択肢をチョイスします。
ですが、「失敗しても必ず手に入れる」
と強く信じている人だったらどうでしょうか。
どんな選択をしますか?
間違いなく、“なんとしてでも挑戦する”
という選択をするのではないでしょうか。
つまり、自分に起こる現実というのは、
日頃から自分が考えていることを元に
形作られていくのです。
だから私は、個人的には
「運命は決定づけられている」
という意見には反対です。
これを私なりに正しく表現するなら、
『運命は常に決まっていく』
と言います。
これはつまり、「今、この瞬間」に
その後の運命が決まっていくということです。
そう、1秒1秒、常に
運命が決まっているのです。
なので、常日頃から自分が
「どう成りたいのか」
というイメージは、
強く持っておくことが大切です。
私自身、起業したてのころは
本当に苦しい時期が続きました。
どんなにビジネスに取り組んでも
稼ぐことができませんでした。
でも今だからこそ思いますが、
その苦しい時期というのは
自分が自由に活き活きと活動している姿を
強く思い描けていませんでした。
いや、確かに、漠然とではありますが、
「自由に成りたいなぁ」
「お金をたくさん稼ぎたいなぁ」
「働くことに縛られたくないなぁ」
と思ってはいたのですが、
実際に自分がそうやってリアルに
活き活きと活動している姿を
思い描くことは出来ていませんでした。
その時期は、今、目の前で起こる
現実にばかり捉われていました。
そうなると、どんどん不安になって、
ネガティブで自信のない人間になっていきます。
そして、次から次へと訪れる選択肢で、
どんどんマイナスの方向へ決断してしまいます。
だからこそ、現実的でありながらも、
心の片隅で「大丈夫、必ず良くなる」と
楽観的な気持ちを持っておくことも大切です。
たとえ、今やっている仕事や作業が
「もしかしたら無駄なんじゃないか」
と不安になってきたとしても、
私たちに起こる全ての現実というのは
『無駄なものは一つもない』のです。
それが経験となり、スキルとなり、
人生をメタしたときに最高の経験になります。
(メタは、飛行機から地上を見下ろすように、
俯瞰的な視点で捉えるという意味です。)
なので、不安や心配ばかりせず、
「活き活きと活動している自分」を
イメージしていくと良いです。
どんどん、良いことが起こってきて、
気付いたら「こんなところにいる…」と
唖然とします。
(もちろん、嫌なことも起こるけど、
全て後々見たら良いことだったと気付けます。)
なので、「理想の自分」というのを
イメージしづらい人は、
「活き活きと活動している自分」
と捉えてみてください。
あなたが楽しくて、
周りの人から見ても
「あの人、活き活きしてて楽しそうだなぁ」
と分かるほどのときって、
あなたが何をしているときですか?
未来のあなたがどんなことをしているとき、
楽しくて活き活きとしていますか?
そういう自分のイメージは、
しっかりと持っておいたほうが良いです。
じゃないと、瞬間、瞬間に訪れる選択で、
そっちのほうに決断することが出来なくなります。
瞬間の選択や決断というのは、
私たちの「無意識」が担当しています。
顕在意識で一生懸命考えて、
「こうする」
と決めたと“思い込んで”いても、
実はその遥か前には無意識の領域で
決めているのです。
これを匠に利用して他人の行動を
操ってしまうプロが、あのDaigoさんですね。
例えば、私は温泉に行った時に、
いつも下駄箱の位置を必死に考えています。
いや、頭がおかしくなったのではなくて、
なんかそういうのが楽しいのです。
どこに入れようかな、と。
例えば最初にパッと
一番右上の下駄箱に入れようと考えます。
が、ちょっと一瞬待って、
“敢えて”真ん中に入れようかとも考えます。
が、やっぱり真ん中の
右から二番目に入れようと考え、
最終的に真ん中の上に入れます。
こうやって、自分の中では
一生懸命に考えたつもりの選択でも、
そのほとんどは、最初の段階で
無意識で決めています。
私が途中であれこれ考えているのは、
その選択肢をするための言い訳です。
後から、言い訳を一生懸命に考えるのです。
(これは普段の買い物でも同じですね)
そのほとんどが無意識の領域で
決断しているのだとしたら、
その無意識で「輝いている自分」に
近づくための選択をしていかなければなりません。
そのために、普段からそのイメージを
持っておくことが大切になります。
私は一時期、本当に苦しかった頃には
どうしてもそのイメージを持てなかった
ことがあります。
ですがそれでも、
「パソコン一台で稼いで、
自由な生活をしながら好きなように生きている」
という自分のイメージは、
ずっと持ってきました。
だからこそ、私はコピーライティングに出会い、
「より深く習得する」という選択をしてきて
今があります。
このコピーライティングを深く深く
学び続けているおかげで、
ブログやメルマガ、LP、レター、
レポート、音声、動画、、
つまり、ビジネスで稼ぐために必要な
あらゆるスキルを持つことが出来ました。
もちろん、この「スキル」というのは、
常に向上していくものです。
なので、
「俺はもう完璧、大丈夫」
なんて思ったことは
今の今まで一度もありません。
だから、色んな人のメルマガ読んだり、
本を読んだり、教材を学びなおしたりと
時間を作って学んでいます。
そう考えたら、前々からしつこいですが、
私は本当に、「コピーライティング」に
人生を救われたなぁと思います。
じゃなかったら、小玉さんとも出会えず、
FMCのみんなにも出会えず、アドバンスクラブの
みんなにも出会うことはありませんでした。
何より、あなたと今、こうして
会話をすることもありませんでした。
(今ごろ私は何をしていて、
あなたは何をしていたのでしょうね。)
コピーライティングを深く学んできたからこそ、
今の私の人脈や生活を手に入れることが出来ました。
改めて、感謝ですね。
でもこれも、「こう成りたい」という
自分のイメージがあったからこそです。
教材やスクール、セミナーや合宿などに
たくさん参加してきましたが、
そういうイメージを持っていたからこそ、
そこに飛び込むという選択をしてこれました。
(じゃなければ、一般の人からしたら
セミナーに参加すること自体が考えられないでしょう。)
あなたの、その一瞬一瞬の選択が、
自分の未来を作り上げていきます。
改めて、
あなたの輝いている未来はどんなものですか?
今日は以上です。
ありがとうございました。
西野之啓
追伸:
土曜日2名と昨日1名で
3名のマスターマインドの面談が終わりました。
今回は、25歳の1名だけ、
参加して頂くことになりました。
まだ実績も何もない状態ですが、
ゼロからしっかり積み上げていってもらいます。
よし、頑張るぞ。
追伸2:
一昨日は、小玉さん、坂本先生、
中川さんと食事をしました。
その帰りに、バスケット業界では
有名な中川さんと新宿で呑みました。
思い出横丁って初めて飲んだのですが、
なんか、なんとも言えない良い雰囲気ですね。
レトロな感じと言いますか。
最近、Facebookに写真をアップしているので
興味があれば覗いてみてください。
↓
西野のFacebook
(最近、写真を撮ることを
なるべく意識できるようになりました!
まだまだ、忘れてしまいますが…)